袋栽培とは?ベランダを汚さず野菜を育てる方法やおすすめ商品を紹介

袋栽培とは?ベランダを汚さず野菜を育てる方法やおすすめ商品を紹介

袋栽培というものをご存知ですか?袋栽培とは、袋に培養土と肥料を入れて野菜などを栽培することを指します。特徴的な見た目から一見難しそうですが、地植えやプランター栽培にはない魅力がありますよ。今回はそんな袋栽培のメリットやポイントなどをまとめてみました。

記事の目次

  1. 1.袋栽培とは
  2. 2.袋栽培のメリット・デメリット
  3. 3.袋栽培の準備
  4. 4.袋栽培のやり方を野菜別に紹介
  5. 5.トマトの袋栽培のやり方
  6. 6.じゃがいもの袋栽培のやり方
  7. 7.大根の袋栽培のやり方
  8. 8.玉ねぎの袋栽培のやり方
  9. 9.まとめ

袋栽培とは

Photo byCouleur

袋栽培とは、麻袋や培養土の入っていたビニールの袋を使って、その中で野菜を育てる方法のことです。袋栽培はプランターでの栽培よりも簡単に挑戦でき、手軽に野菜を育てたい方や、家庭菜園初心者の方にオススメできる栽培方法の1つです。

袋栽培のメリット・デメリット

袋栽培は初心者にもオススメできる栽培方法ではありますが、全てにおいて優れているというわけではありません。ここでは、実際にどういった点が優れているのか、デメリットはあるのかを具体的に説明していきます。

袋栽培のメリット①コストが安く後処理が楽

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袋栽培は家にある培養土が入っていた袋や、お米が入っていた袋などを使って栽培できるので、プランターを買う必要がなく、その分コストを安くすませることができます。鉢やプランターと違い、袋は丸めて捨てるだけでよいので後処理も楽です。

購入して袋のまますぐ使えるものも

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袋栽培専用の商品では、袋を開けて苗を植えるだけで袋栽培を始めることができるものもあります。トマトの栽培では支柱が別途必要ですが、土の準備が一切不要なのでベランダを汚すこともありません。

袋栽培のメリット②省スペースで栽培ができる

袋栽培は袋に土を入れたあと立てて使うので、栽培スペースを縦長に使え、場所をとりません。根菜でも土の深さを十分に確保できるので、ダイコンやじゃがいもといった根菜をベランダで栽培することができます。

袋栽培のデメリット

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栽培袋はプランターの容器よりも薄いので、日光によって中の土が高温になりやすく、根が傷む可能性があります。また、ポリエチレンの袋がむき出しだと景観を損ねてしまうことも。根が傷むのが気になる方は、袋に直射日光が長時間当たらない所で栽培するか、比較的厚さのある麻袋で育てると良いでしょう。麻袋での栽培はインテリア性も高く、見た目を気にする方にもオススメです。

袋栽培の準備

袋栽培の準備は袋を用意すること以外いたってシンプルで、プランターで栽培する時に用意するものと変わりません。袋栽培での野菜の植え付けまでの準備を1つずつていねいに説明していきます。

土を入れる前の準備

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袋に穴をあけずそのまま使ってしまうと水はけが悪くなり、根腐れや病気の原因となってしまいます。袋の底側にする面に1cmほどの穴を数か所あけましょう。穴をあけたら軽石か落ち葉を入れます。軽石や落ち葉によって、穴から土が漏れ出すのを防ぐことができ、水はけもよくなります。

土の準備

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袋の準備ができたら袋に土を入れていきます。袋いっぱいに土を入れてしまうと、持ち運びや苗の植え付け、水やりの際に土があふれてしまうので、2割ほどスペースを残して土を入れましょう。土は元肥が配合されている、ゴールデン培養土の野菜用などが、そのまま使えて便利です。また土が軽いと、楽に持ち運びできるためオススメです。

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こちらの記事にゴールデン培養土について詳しい説明が載っています。花と野菜兼用のタイプや観葉植物用など様々なタイプがありますよ。

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ボタ爺

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次は袋栽培のやり方を野菜別に紹介するぞ!

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