スイセンノウの育て方
まずはスイセンノウの栽培方法について解説します。スイセンノウは乾燥に強く、耐暑性にも耐寒性にも秀でた丈夫な植物です。痩せた土地でも問題なく育ち、水やりや肥料といった手間も少ないので、ガーデニング初心者でも挑戦しやすいでしょう。こぼれ種でも簡単に増やせるところも、嬉しいポイントですね。
育て方①栽培環境
スイセンノウは日当たりと水はけのいい場所を好みます。乾燥に強く、土質もあまり選ばないので、栽培は難しくないでしょう。湿り気が多い場所で育てる場合には、軽石を混ぜて土壌を整えれば安心です。本来は多年草ですが、古株になるほど枯れやすいので、地域によっては二年草扱いとします。春まき、秋まきいずれの場合も、開花は翌年の初夏です。
育て方②水やり・肥料
スイセンノウは庭植えで育てる場合、ほとんど水やりをする必要はありません。鉢植えでは表土が乾いたのを確認したら、その都度たっぷりと水を与えましょう。ただし多湿には弱いので、水量には注意してくださいね。肥料も庭植えでは不要ですが、秋に施して冬までに株を育てておくと、翌年の花付きがよくなります。鉢植えの場合は秋と早春、植え替えのタイミングで肥料を施しましょう。
育て方③植え付け・植え替え
スイセンノウを育てる際には、市販されている草花用培養土が使用できます。山砂や鹿沼土を混ぜ込むと、水はけがさらによくなりますよ。植え付けの適期は10月ごろですが、春に流通する開花苗の使用も可能です。夏越しをした株は、季節が変わって涼しくなってから植え替えを行いましょう。ひと回り大きな鉢への植え替えは根詰まりを防ぎ、株をリフレッシュさせる効果がありますよ。
7月25日の誕生花(スイセンノウ以外)
7月25日の誕生花は、スイセンノウ以外にもいくつかあります。ここではその中から、アクセサリーや雑貨のモチーフとしても人気の「ブーゲンビリア」と、ポンポンとまとまって咲く小花が可憐な「アガパンサス」について見ていきましょう。どちらもギフトにぴったりの花言葉を持つ、美しい色をした花ですよ。
7月25日の誕生花①ブーゲンビリア
南国フラワーの代表格、ブーゲンビリアも7月25日の誕生花です。赤やピンク、オレンジなどの花色はどれもくっきりとあざやかで、夏の青空によく映えますね。20℃~25℃でつぼみをつけるため、暖かい地域では1年に2回開花するという特徴があります。温室栽培なら、1年を通して花を楽しむことも可能ですよ。「情熱」「魅力」といった、生命力を感じる花言葉がつけられています。
7月25日の誕生花②アガパンサス
ギリシャ語の「agape:愛」と「anthos:花」を名前の語源とし、「愛の花」という意味を持つアガパンサス。すっきりとしたブルーや白の花色が美しい花です。すらりと長い花茎が特徴で、シンプルに花瓶に活けただけでも絵になりますよ。「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」などの花言葉はどれも幸福感にあふれていて、ギフトとして贈るのにもぴったりです。
ボタ爺
次はスイセンノウ以外に7月25日にゆかりのあるものを紹介するぞ!
出典:写真AC