8月3日の誕生花は?
8月3日の誕生花は「モントブレチア」
南アフリカを原産とする球根植物、モントブレチアが8月3日(8/3)の誕生花です。スイセンに似たシャープな葉が群生し、夏空に映えるあざやかな花を初夏~夏にかけて開花させます。原産地がアフリカであることから暑さに非常に強く、丈夫でよく増える性質を持つため、野生化したものが各地で見られます。すらりとスタイリッシュな姿の中に、たくましさを秘めた美しい花です。
名前 | モントブレチア |
別名 | ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙) |
園芸分類・形態 | 球根・多年草 |
原産地 | 南アフリカ |
開花の時期 | 6月~8月 |
花の色 | 赤、オレンジ、黄色 |
暑さ / 寒さ | 強い / 弱い |
特徴 | 落葉性 |
モントブレチアの特徴
まずはモントブレチアの特徴について確認しましょう。一般名の由来はこの植物に携わった学者の名前とシンプルですが、学名の「クロスコミア」は、モントブレチアの持つユニークな特徴にちなんだものですよ。華奢な花姿によく似合う奥ゆかしい花言葉は、大切な人に贈りたくなりますね。
特徴①名前の由来は植物学者
モントブレチアという名前は、この植物を交配した植物学者、チャールズ・モントブレチアにちなんでいます。学名ではクロスコミア(Crocosmia)とも呼ばれますが、こちらはギリシャ語の「crokos:サフラン」と「osme:匂い」が語源です。これはモントブレチアの花を乾燥させてお湯にひたすと、香辛料のサフランに似た香りがすることが由来とされていますよ。
特徴②奥ゆかしさを感じる花言葉
モントブレチアの花言葉は「謙譲の美」「素敵な思い出」「陽気」です。謙譲とは「へりくだること、控えめであること」を指します。モントブレチアの花穂がまるでうつむいているように見えるため、このような奥ゆかしい花言葉がつけられました。一方であざやかな花色の印象から、「素敵な思い出」「陽気」といった明るい花言葉も持っています。大切な友人やお世話になった先輩に、プレゼントしたくなる花ですね。
特徴③すらりと美しい花はギフトにもおすすめ
モントブレチアのエキゾチックな雰囲気は、夏のギフトにぴったりです。すらりと背が高く立体感が出せるので、すっきりと格好よいアレンジメントや花束に仕立てられますよ。丈夫な性質から、切り花にしても長持ちするのが嬉しいですね。あざやかな花とシャープな葉は、1輪でも抜群の存在感を誇ります。飾った部屋や玄関先を、スタイリッシュに彩ってくれますよ。