1月31日の誕生花は?
1月31日の誕生花は「シロタエギク」
シルバーリーフにあざやかな黄色い花が映えるシロタエギクが、1月31日(1/31)の誕生花です。ほかの花との相性もよく、花壇の引き立て役としても活躍します。「シルバーリーフといえばシロタエギク」ともいわれるほど、美しい葉が人気の花ですよ。その葉を観賞するリーフプランツとして使われることが多いですが、剪定をしないでおくと、夏に黄色い花を咲かせます。
名前 | シロタエギク(白妙菊) |
別名 | ダスティ・ミラー |
園芸分類・形態 | 草花・多年草 |
原産地 | 地中海沿岸 |
開花の時期 | 6月~7月 |
花の色 | 黄色 |
暑さ / 寒さ | 普通 / 強い |
特徴 | シルバーリーフ、開花期が短い |
シロタエギクの特徴2選
特徴①見た目にちなんだ名前
シロタエギク(白妙菊)の「白妙」とは、「美しい白色」をあらわす言葉です。茎が白い綿毛に覆われて美しく、葉の形がキクによく似ていることから、このような名前がつきました。また、白い綿毛でおおわれた葉がまるで粉をかぶったように見えるため、英語では「ダスティ・ミラー(dusty miller)」とも呼ばれていますよ。こちらは「粉まみれの粉屋」という意味です。
特徴②ギフトにぴったりの花言葉
シロタエギクの花言葉は「あなたを支える」です。これは寄せ植えや花壇において、シロタエギクが主役の花をサポートすることにちなんでいます。控えめで奥ゆかしいシロタエギクに、ぴったりの花言葉ですね。また、やわらかなシルバーリーフの印象から、「おだやか」という花言葉もありますよ。どちらもギフトにぴったりの、とてもポジティブなメッセージです。
シロタエギクの育て方
育て方①栽培環境
シロタエギクは庭植え・鉢植えのいずれの栽培方法にも向いています。日当たりと水はけのよい、さわやかな場所で栽培しましょう。日照不足では葉が緑色になり、シルバーリーフとしての魅力が薄れてしまうため注意が必要です。高温多湿のときには株元が蒸れやすくなります。元気な状態を維持するには、風通しのよさもポイントですよ。
育て方②水やり・肥料
シロタエギクは乾かし気味の管理が適しています。表土が乾くのを待って、たっぷりと水をやりましょう。肥料は花ものと混植している場合、そちらにあわせて施肥するのがおすすめです。シロタエギク単体で植えるのであれば、植え付けの際に元肥、生育期~開花期に緩効性化成肥料を追肥します。追肥は2カ月に1回のペースが適切です。
育て方③植え付け・植え替え
シロタエギクは水はけと通気性に富んだ、保水性のある土が適しています。市販されている草花用培養土を使うのが便利でしょう。赤玉土と腐葉土を配合したものでも問題なく育ちます。園芸店で流通している時期のあいだは、いつでも植え付けが可能です。生育が旺盛なので、根詰まりをし始めたらその都度植え替えましょう。
育て方④切り戻し・剪定
シロタエギクは花が咲くと、開花や種をつくることに栄養分が取られてしまいます。株が弱ってしまうため、夏のあいだにつぼみを切り戻すこともおすすめです。新芽であればあるほど葉の銀色があざやかになるので、シルバーリーフとして使いたいならつぼみのうちか、遅くとも開花直後までには切り取ってしまいましょう。切り戻しや剪定を行うことで、夏越しがしやすくなります。
1月31日の誕生花(シロタエギク以外)
シロタエギク以外にも、1月31日の誕生花は複数あります。ここではその中から、秋の紅葉も美しい「コキア」と、花壇やギフトへの利用も多い「チューリップ(赤色)」について、それぞれの特徴や花言葉を見ていきましょう。それぞれ異なる魅力を持つ、とても素敵な花ですよ。どちらも「赤色」が印象的な点は共通していますね。ちなみに「クロッカス」や「バラ(白)」「サフラン(黄色)」なども、1月31日の誕生花です。
1月31日の誕生花①コキア
ふんわりとした草姿が個性的なコキアは、「ホウキグサ(箒草)」という名前でも知られる植物です。かつてコキアの茎を乾燥させたものを束ねてホウキとして使っていたことから、このように呼ばれるようになりました。成熟した果実は秋田県の郷土料理「とんぶり」の材料にも使われますよ。花言葉は「恵まれた生活」「夫婦円満」「忍耐強い愛」です。
1月31日の誕生花②赤色のチューリップ
春の花壇でおなじみのチューリップ(赤色)も、1月31日の誕生花のひとつです。豊富なカラーバリエーションと親しみやすい花姿で、アレンジメントやブーケなどのフラワーギフトにも人気があります。花言葉は色ごとにつけられていて、赤色は「真実の愛」です。そのほかの色にも「純粋(白色)」「愛の芽生え(ピンク)」など、ポジティブな花言葉が多くありますよ。
1月31日にゆかりのあるもの
最後は誕生石や記念日など、1月31日にゆかりのあるものを見ていきましょう。今日が誕生日のフランツ・シューベルトは、オーストリアの作曲家です。歌曲「野ばら」「魔王」をはじめ、ミサ曲やピアノ曲など、たくさんの作品を遺しました。「シューベルト国際コンクールドルトムント」「フランツ・シューベルトと現代音楽のための国際室内楽コンクール」という、彼の名前を冠したコンクールからも、功績の偉大さがうかがえます。
1月31日の誕生石
1月31日の誕生石は「ムーンストーン」です。名前のとおり月のように美しい乳白色の宝石で、幻想的な輝きを放ちます。中世のヨーロッパでは、恋人たちがムーンストーンを贈りあって絆を深める風習があったそうですよ。現在でもアクセサリーとしての扱いが多く、女性へのギフトに人気があります。主張の控えめな色合いなので、ダイヤモンドやルビーなど、ほかの宝石との相性も抜群です。
1月31日生まれの有名人
1月31日生まれ(星座はみずがめ座)の有名人には、以下のような人々がいます。旧西ドイツのイナ・バウアーは、1950年代に活躍したフィギュアスケーターです。荒川静香さんの代名詞としてもお馴染みの「イナバウアー」は、彼女が開発したことからその名前がつきました。
- フランツ・シューベルト(オーストリアの作曲家)
- イナ・バウアー(ドイツのフィギュアスケーター)
- 香取慎吾さん(タレント)
1月31日の出来事・記念日
生命保険の日
1月31日は「生命保険の日」です。生命保険のトップセールスマンの集まり、MDRT日本会が制定しました。1882年のこの日、生命保険の受取人第一号が現れたことにちなみます。被保険者は1月20日に心臓病で急死した警部長で、支払われた保険金は1,000円でした。対してそれまでに本人が支払った保険料は、わずか30円だったそうですよ。
シロタエギクは花壇にもギフトにもおすすめ
シロタエギクはその美しいシルバーリーフで、ほかの花をサポートする縁の下の力持ち的な存在です。シロタエギクがあるだけで、花壇やコンテナの印象がぐっと引き締まったものになりますよ。「あなたを支える」「おだやか」という花言葉も素敵で、ギフトとしてもおすすめです。シロタエギクだけで束ねたブーケは神秘的な雰囲気ですし、ほかの花と組み合わせたアレンジメントもシックでとても素敵ですよ。
出典:写真AC