9月に植え付ける花のおすすめ品種12選！各種の特徴や花言葉を紹介！

プリムラはカラフルで人気が高く、昔から好んで品種改良されています。「一重咲き」「八重咲き」「フリル咲き」など、さまざまな咲き方も楽しめるのが魅力です。本来は多年草ですが、高温多湿に弱いため、日本では一年草として扱われます。小さな花がまとまって咲く姿は華やかで、寒さにも比較的強く、秋から春先までの季節の庭にピッタリです。

プリムラは寒い頃に咲き始め、夏を待たずして枯れてしまうことから「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」という花言葉がつけられました。

ムスカリは、ギリシャ語の「muschos（じゃ香）」が名前の由来で、その名のとおり甘い香りがするのが特徴です。ブドウのような形の花を咲かせる球根植物で、植えたままにしておくと自分で分球して増えます。一度庭に植えてしまうと、日当たりと水はけがよければ、毎年花をさかせてくれます。寒さにとても強く丈夫なため、グランドカバーとしても人気が高いです。

ムスカリは、古くから使者にたむけられている花として有名です。大切な人との別れを悲しむことから「失意」「失望」「絶望」という花言葉がつけられました。また、どのような花と組み合わせてもうまく育つことから「通じ合う心」、その他の花言葉としては「明るい未来」「夢にかける思い」「寛大な愛」などがあります。

ユリオプスデージーは、冬から春の間に長く咲く、黄色くて愛らしい植物です。根がよく伸びるため、鉢植えよりも庭に直接植える方が向いています。寒さに強く、霜が降りない地域であれば冬越しができ、丈夫で手間がかからないことからガーデニング初心者の方にもおすすめです。

ユリオプスデージーは、こんもりと丸く咲く姿から「円満な愛」「明るい愛」「円満な関係」「夫婦円満」という花言葉がつけられました。その他の花言葉としては「清楚」「無意識」「無邪気」などがあります。

9月に植え付ける花は、耐寒性に優れ、冬から春の間の季節に長く花を咲かせてくれるものが多いです。暑さには弱いものが多いため、残暑や乾燥には注意が必要ですが、比較的手間はかからず育てやすいのが魅力です。上手に取り入れることで、さみしくなりがちな秋冬の庭を、カラフルで華やかに変えてくれます。お好みの花を見つけたら、ぜひ植え育てて華やかな雰囲気を楽しんでみてください。