11月に植え付ける花のおすすめ品種14選！各種の特徴や花言葉を紹介

スノーフレークはヒガンバナ科の球根植物です。花がスズラン、葉がスイセンに似ていることから「スズランスイセン（鈴蘭水仙）」という別名を持っています。可憐な見た目から繊細なイメージを持たれやすいですが、実際は丈夫な植物です。手間もあまりかかりません。3年くらいは庭や鉢に植えっぱなしでも育ちます。シンプルな花姿なので、庭植えなら群生させると、開花時期に美しい景色が見られますよ。

スノーフレークの全般の花言葉は「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆を惹きつける魅力」です。いずれの花言葉も、スノーフレークの可憐な花姿に由来しています。特に「純粋」「純潔」「汚れなき心」は、真っ白な花びらに緑色の斑点模様がついた、スノーフレーク独特の花色からつけられました。白い花びらに少しだけのっている緑色が、より花びらの白さを引き立て、清潔感を際立たせているからです。

フリージアは、豊富な花色と甘い芳香が人気の球根植物です。原産地が南アフリカということもあって、秋植えの球根植物のなかでは耐寒性はあまり高くありません。しかし暖冬の場合、暖地なら屋外での栽培も可能です。また、フリージアには花色によって香りの質や強さが異なる特徴があります。なお、一般的には白と黄色の品種が強く香るといわれています。

フリージアの全般の花言葉は「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」です。「親愛の情」は、フリージアを発見した植物学者エクロンが、親友の医師フレーゼの名前にちなみ、「フリージア」と名づけた逸話に由来しています。「あどけなさ」「純潔」は、フリージアの明るくさわやかな花姿と、甘酸っぱい芳香からつけられた花言葉です。色別の花言葉は黄色が「無邪気」、白が「あどけなさ」、赤が「純潔」、紫が「憧れ」といいます。

11月は本格的な冬を迎える時期であると同時に、来年に備えていろいろと準備をする大事な時期でもあります。たくさんの花に囲まれた美しい庭を実現するためにも、この時期に植え付ける植物たちを丁寧に植え付けましょう。愛情をもって周到な準備を行えば、きっと植物たちもそれに応えて、美しい花を咲かせてくれますよ。