スノーフレークとは
スノーフレークとはすずらんに似たベル状の真っ白いかわいい花を咲かせる球根植物です。多年草で毎年きれいな花が咲きます。英名は「Summer snowflake(サマースノーフレーク)」で、原産地であるヨーロッパではその名のとおり夏に咲く花として人気です。
スノーフレークの基本情報
植物名 | スノーフレーク |
和名 | オオマツユキソウ(大待雪草) |
学名 | Leucojum aestivum |
英名 | Summer snowflake |
別名 | スズランスイセン(鈴蘭水仙) |
科名 | ヒガンバナ科 |
属名 | スノーフレーク属 |
原産地 | ヨーロッパ中南部 |
園芸分類 | 球根植物・草花 |
開花時期 | 3月〜5月ごろ |
耐寒性 | 強い |
草丈 | 約30cm〜40cm |
花色 | 白 |
難易度 | 育てやすい・初心者向け |
別名はスズランスイセン(鈴蘭水仙)
スノーフレークは花の形状がすずらんにとても似ていることと、細く長い葉がスイセンの葉に似ていることから別名「スズランスイセン(鈴蘭水仙)」と呼ばれています。
すずらんの花
すずらんの花はスノーフレークと比べるとより丸々としていて、花先のフリルもすずらんのほうが広がっているのがわかります。花の先端にある緑の斑点もありません。見分け方は簡単ですが、花の形状はとてもよく似ています。
スイセンの葉
スイセンの葉とスノーフレークの葉はとても似ていて、どちらもスラッとした細い葉をつけます。葉の様子で見分けるのは少し難しそうです。それほどどちらの葉もよく似ています。
スノーフレークの特徴
スノーフレークにはいくつか特徴があります。育てやすさや花の様子、また毒性のことを詳しく紹介しますので、参考にしてください。
特徴①花
スノーフレークの花はすずらんの花にとても似ています。ベルのような形状で垂れ下がって咲く花は一見すずらんと間違えるほどですが、スノーフレークの花は先端に緑色の斑点模様があるのが特徴です。そして花のつきかたにも特徴があり、スノーフレークは花茎の同じ場所から花を咲かせます。
特徴②毒性
スノーフレークにはアルカロイドという毒があります。球根や花、葉など全ての箇所に毒成分があり、誤食してしまうと頭痛や悪心などの中毒症状が現れる場合があるので注意が必要です。小さいお子様やペットがいるご家庭では特に気を付けてください。またこの毒は加熱してもほとんど効果はないようです。
特徴③丈夫で育てやすい
ふんわりとした儚い印象とは違い、スノーフレークはとても育てやすい球根植物です。耐寒性と耐暑性ともにとても強く、植えたらそのままでも毎年春になると花が咲きます。半日陰でも問題ないほど丈夫な植物なので、ガーデニング初心者のかたにもおすすめです。
出典:写真AC