茶色の花・植物7選！おしゃれなチョコレート色など珍しい品種も紹介！

茶色の草花や植物といわれても、ぱっと思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。茶色の花や草にはめずらしい種類のものが多く、見かけることは少ないかもしれません。しかし、実は誰もがよく知っているメジャーな花や多肉植物で、茶色に色づく種類のものがあります。レア品種も多いため、珍しい種類の草花を育てたい方にはおすすめの植物です。

茶色の花や植物はシックでおしゃれな色合いで、インテリアとして取り入れやすいのが特徴です。春や夏は明るい色の花と合わせて花束に、秋や冬には暖色カラーと一緒に飾って、見た目も暖かな印象にするなど、大変重宝します。この記事では、そんなおしゃれな茶色の草花や植物を7つ紹介します。春夏秋冬の好きな季節・時期に咲く植物を探してみてくださいね。

まずは、誰もが知っている有名な植物で、茶色の花を咲かせる種類を4つ紹介します。よく見知った花でも、色味が変わると新鮮に見えますよ。ブラウンカラーの花はアンティークな色合いがおしゃれで、部屋のアクセントにはぴったりです。ぜひ生活に取り入れてみてください。

コスモスに、ブラウンの種類があることはご存じでしょうか。その名も、チョコレートコスモスといいます。気品を感じる色合いと、チョコレートのような香りのする珍しいコスモスです。開花時期は春～秋と長く楽しめますが、夏の暑さに弱く少々育てにくいため、通常のコスモスのように自生していることはほとんどありません。

チョコレートコスモスは、こっくりとしたブラウンカラーの花色や、香りがチョコレートを連想させるとして名づけられました。コスモス自体は明治時代に渡来したものですが、チョコレートコスモスはそれよりもやや遅めの大正時代に渡来したといわれています。通常のコスモスよりもやや育てにくいため、公園などではあまり見られず、園芸ショップなどで販売されていることがほとんどです。

チョコレートコスモスの花言葉は「恋の思い出」「恋の終わり」です。甘い香りや、シックな花姿が、恋の終わりのせつなさを連想させ、そのようにつけられたのでしょう。少しさびしげな花言葉ですが、秋にふさわしいロマンがありますね。

ひまわりには、夏の季節に大輪の黄色の花を咲かせるイメージがありませんか。実は、濃い赤茶色の種類や、花びらに茶色のストライプの模様が入る品種のものもあります。黄色のひまわりは、明るく元気なイメージですが、茶色の色味のものはシックで大人な雰囲気を漂わせ、また違った魅力を見せてくれます。

茶色い花を咲かせるのは、アンティークな色がおしゃれな「プロカットレッド」「プロカットプラム」です。黄色の花びらに茶色の模様が入った「サンリッチライチ」「チョコフレンド」「ソーラーパワー」は、色合いの美しさに目を引きます。赤色～茶色が鮮やかな「ルビーエクリプス」、「フロリスタン」も人気です。どのひまわりもレアな品種です。見かけたらぜひ手に入れてみてくださいね。

茶色系のひまわりの花言葉は「冷静な判断」「悲哀」です。落ち着いたシックな花の色から、このような言葉が生まれたといわれています。夏の情熱的な黄色のひまわりとはうって変わって、少し悲しいイメージの花言葉ですね。