⑧ノースポール
ノースポールの特徴
植え付け時期 | 種まき:9月中旬~10月、3月~5月 苗植え:10月~12月、3月~4月 |
開花時期 | 12月~5月 |
ノースポールはキク科の植物で、植え付け方法は種まき、または苗植えの2種類があります。季節でいえば初冬~夏、時期でいえば12月~5月まで咲き続けます。このため、花が少ない冬~早春の庭を彩る貴重な植物としてガーデニングで人気です。ただし、耐寒性はありますが、特別強いわけではありません。寒冷地では室内栽培がよいでしょう。
ノースポールの花言葉
ノースポールの全般の花言葉は「誠実」「冬の足音」「高潔」「清潔」「輪廻転生」です。「誠実」は、ノースポールの可憐な花が、冬~初夏と季節をまたいで長期間咲き続けることに由来しています。「冬の足音」は12月という、冬の始まりの月に、雪のように白い花を咲かせる姿が「冬の季節の訪れを告げる使者」を思わせることからつけられました。「高潔」は菊の花言葉でもあります。
ノースポールの花言葉まとめ
- ノースポール全般の花言葉:「誠実」「冬の足音」「高潔」「清潔」「輪廻転生」
- 種類別・色別の明確な花言葉はなし
⑨パンジー・ビオラ
パンジー・ビオラの特徴
植え付け時期 | 種まき:8月中旬~9月 苗植え:10月~11月 |
開花時期 | 11月~6月(見頃は3月下旬~5月) |
花色豊富なパンジーとビオラは、花が少なくなる冬の季節を華やかにしてくれる草花です。耐寒性が高くて育てやすいため、ガーデニング初心者におすすめの植物とされています。庭植えや鉢植え、寄せ植えやハンギングバスケットなど、応用範囲が広いのも大きな魅力です。花壇やおしゃれな大鉢での寄せ植えなど、さまざまな方法を用いて、冬の庭を華やかに演出してみましょう。
パンジー・ビオラの花言葉
パンジーの全般の花言葉は「もの思い」「私を思って」です。これはパンジーの花に独特の模様があり、下向きに咲く姿が思索にふける人のように見えることからつけられました。色別の花言葉は紫が「思慮深い」、黄色が「つつましい幸せ」「田園の喜び」、白が「温順」です。ビオラには「誠実」「信頼」「忠実」「少女の恋」といった花言葉がつけられています。
パンジー・ビオラの花言葉まとめ
- パンジー全般の花言葉:「もの思い」「私を思って」
- 紫のパンジーの花言葉:「思慮深い」
- 黄色のパンジーの花言葉:「つつましい幸せ」「田園の喜び」
- 白いパンジーの花言葉:「温順」
- ビオラの全般の花言葉:「誠実」「信頼」「忠実」「少女の恋」
- ビオラの明確な色別の花言葉はなし
⑩ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメンの特徴
植え付け時期 | 9月下旬~11月上旬 |
開花時期 | 11月~4月 |
ガーデンシクラメンは、シクラメンのなかでも耐寒性のある品種を改良した園芸品種です。このためシクラメンよりも寒さに強く、開花時期が長いという特徴があります。また、やや小型であることを除き、見た目はシクラメンとあまり変わりません。この特徴から、冬の庭を彩る貴重な植物として人気が高まっています。
いくらガーデンシクラメンに耐寒性があっても、植え付けが遅過ぎると生育に悪影響が出てしまうから、注意しようね。
庭植えでも鉢植えでも、ガーデンシクラメンの植え付けは、11月中旬までにはすませておきましょう。
ガーデンシクラメンの花言葉
ガーデンシクラメンの全般の花言葉は「内気」「はにかみ」「恥じらい」「遠慮」「気後れ」です。内向きな性格を表す花言葉が多いのは、下向きに咲く花姿が、内向的な人物を思い起こさせることに由来しています。色別の花言葉として、赤に「嫉妬」、白に「清純」、ピンクに「内気」「憧れ」「はにかみ」という花言葉がつけられています。
ガーデンシクラメンの花言葉は、すべてシクラメンの花言葉と同じなんですよ。
ガーデンシクラメンはシクラメンの改良品種だからね。花言葉も同じものが用いられたんだ。
ガーデンシクラメンの花言葉まとめ
- ガーデンシクラメン全般の花言葉:「内気」「はにかみ」「恥じらい」「遠慮」「気後れ」
- 赤いガーデンシクラメンの花言葉:「嫉妬」
- 白いガーデンシクラメンの花言葉:「清純」
- ピンクのガーデンシクラメンの花言葉:「内気」「憧れ」「はにかみ」
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「輪廻転生」は、一般には死んで新しい生命に生まれ変わることを意味する言葉です。なぜこのような花言葉がついたのかは不明です。