8月25日の誕生花!特徴・育て方や誕生石に記念日もご紹介

8月25日の誕生花!特徴・育て方や誕生石に記念日もご紹介

8月25日の誕生花は「ミヤコワスレ」。涼しげな花色と可憐な咲きぶりが魅力の多年草です。特徴や育て方について、くわしく見ていきましょう。ミヤコワスレ以外の誕生花や誕生石、記念日など、8月25日にゆかりのあるものもあわせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.8月25日の誕生花は?
  2. 2.ミヤコワスレの特徴2選
  3. 3.ミヤコワスレの育て方
  4. 4.8月25日の誕生花(ミヤコワスレ以外)
  5. 5.8月25日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

8月25日の誕生花は?

8月25日の誕生花は「ミヤコワスレ」

本州・四国・九州を中心に自生するミヤコワスレが、8月25日(8/25)の誕生花です。原種のミヤマヨメナは淡いブルーの花ですが、ミヤコワスレは江戸時代以降の改良によって青やピンクといったほかの花色もつけるようになりました。春先~梅雨入りごろにかけて開花したあとは、夏越しに備えて株元に短縮茎がつくられます。

名前 ミヤコワスレ(都忘れ)
別名 ノシュンギク(野春菊)
園芸分類・形態 草花・多年草
原産地 東アジア
開花の時期 4月~6月
花の色 青、白、ピンク
暑さ / 寒さ やや弱い / 強い
特徴 落葉性

ミヤコワスレの特徴2選

Photo by harum.koh

最初は、ミヤコワスレの特徴を見ていきましょう。ユニークな花名やさみしい印象の花言葉は、どちらも鎌倉時代に起きた戦乱の逸話が由来ですよ。ミヤコワスレは扱いやすいサイズ感でギフト向きの花ですが、花言葉がネガティブな意味で捉えられてしまう可能性があります。ギフトとして贈るときには、カードでフォローするのがおすすめです。

特徴①歴史上の出来事にちなんだ名前

「ミヤコワスレ」は、鎌倉時代の戦乱にちなんでつけられた名前です。1221年、鎌倉幕府打倒を目指して承久の乱を起こした後鳥羽上皇は、北条氏の兵に敗れます。それによって島流しの刑となった順徳天皇(後鳥羽上皇の息子)が、都を離れるときに庭に咲いていた花を「ミヤコワスレ」と名付けたのが、ミヤコワスレの始まりです。歴史に翻弄された天皇の、悲しい物語ですね。

特徴②悲しみに寄り添う優しい花言葉

ミヤコワスレの花言葉は「しばしの慰め」「また会う日まで」「短い恋」です。もの悲しい雰囲気のフレーズが並ぶのは、前述した順徳天皇の物語にちなんでいます。ネガティブな意味合いの強い花言葉なのでギフトにする際には注意が必要ですが、相手の悲しみに寄り添いたいときに、メッセージとあわせて贈るのもおすすめですよ。

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ミヤコワスレの育て方

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