10月17日の誕生花!特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人もご紹介!

10月17日の誕生花!特徴や育て方・誕生石にゆかりの有名人もご紹介!

10月17日の誕生花は、帰化植物の「シュウカイドウ」です。名前の由来や花言葉といった特徴と、育て方について見ていきましょう。そのほかの誕生花や誕生石、この日に生まれた有名人など、10月17日にゆかりのあるものもあわせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.10月17日の誕生花は?
  2. 2.シュウカイドウの特徴2選
  3. 3.シュウカイドウの育て方
  4. 4.10月17日の誕生花(シュウカイドウ以外)
  5. 5.10月17日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

10月17日の誕生花は?

10月17日の誕生花は「シュウカイドウ」

出典:写真AC

江戸時代に中国から渡来した帰化植物、シュウカイドウが10月17日(10/17)の誕生花です。ベゴニアの仲間のうちでも耐寒性に優れているのが特徴で、日本の戸外でも簡単に越冬が可能です。環境があっていればムカゴで自然に繁殖する点や、7月~10月と開花期が長い点も、扱いやすくて人気がありますよ。白や淡いピンク色の花びらが、可憐ではかなげな雰囲気の球根植物です。

名前 シュウカイドウ(秋海棠)
別名 ヨウラクソウ(瓔珞草)
園芸分類・形態 球根・多年草
原産地 中国
開花の時期 7月~10月
花の色 白、ピンク
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 開花期が長い、日陰でも育つ

シュウカイドウの特徴2選

出典:写真AC

まずは花名の由来と花言葉の2つの特徴から、シュウカイドウについて学んでいきましょう。シュウカイドウのシュウは「秋」のことで、秋に咲くカイドウという意味です。原産国の中国の言葉が、そのまま名前に使われたとされていますよ。可憐な花姿やハート形の葉にちなんで、花言葉は片想いに関係したものです。メッセージをしのばせて、思いを寄せる相手に贈りたくなりますね。

特徴①類似する花にちなんだ名前

出典:写真AC

シュウカイドウは、漢字では「秋海棠」と書きます。春に咲くハナカイドウ(花海棠)という花によく似た色の花を咲かせることにちなんでつけられた名前です。ベゴニアの仲間であることから、英名では「Hardy begonia(耐寒性のあるベゴニア)」とも呼ばれていますよ。ちなみにベゴニアという名前は、ベゴニアの花の発見に携わったミシェル・ベゴンという人物が由来です。

特徴②恋に関係するいじらしい花言葉

出典:写真AC

シュウカイドウの花言葉は「恋の悩み」です。これは下方に垂れ下がるシュウカイドウの花姿が、寂しそうにうつむいているように見えることにちなんでいます。また、シュウカイドウの葉はハート形をしていて、その片方だけが大きくなるという性質があります。そこからイメージされた「片想い」という花言葉もいじらしいですね。

シュウカイドウの育て方

出典:写真AC

シュウカイドウは中国原産の花ですが、日本に帰化して長いので、日本の環境にも適応しています。暑さ・寒さに強く、日陰でも育つ丈夫さは、夏の花壇においてとても頼りになります。花は10月ごろまで咲き続け、長い期間で楽しめることも魅力ですよ。栽培環境や水やり、植え付けなど、基本的なポイントを順番に押さえていきましょう。

育て方①栽培環境

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シュウカイドウは湿潤で、半日陰となる場所で育てます。庭にイチョウやブナ、ハナミズキなどの落葉樹があれば、その下がいいでしょう。腐葉土や堆肥をすき込んで、土壌を改良するとベターです。環境があっていればムカゴや種で自然に増えていくので、適所を探して元気に育てましょう。

育て方②水やり・肥料

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シュウカイドウは、表土が乾いたらその都度たっぷりと水やりをします。庭植えで湿り気のある場所の場合は、ある程度放任でも問題ないでしょう。夏場に日照りが続いたり、極端に乾燥したりしたときには、水を与えてくださいね。肥料も、元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込めばそれで十分です。肥料が多すぎると大型化して、せっかくの野趣が失われてしまいます。

育て方③植え付け・植え替え

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シュウカイドウは水はけと通気性のいい、保水性のある土を好みます。赤玉土と腐葉土、軽石を混ぜたものを使うといいでしょう。市販されている草花用培養土を用いるのも便利です。鉢植えで育てる場合、掘り上げずそのまま越冬させます。鉢土が古くなっているようなら、芽が出るころに球根を植え直しましょう。庭植えで環境があっている場合は、数年間植えっぱなしでも大丈夫です。

10月17日の誕生花(シュウカイドウ以外)

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10月17日の誕生花は、シュウカイドウ1つだけではありません。ブドウやコチョウラン、ダイヤモンドリリーにフロックスなど複数あるほかの誕生花のうち、人気の果樹「ブドウ」とユニークな花姿が魅力の「ダイヤモンドリリー」について紹介します。どちらもポジティブな花言葉の多い、ギフトに向いた植物ですよ。

10月17日の誕生花①ブドウ

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夏~秋にみずみずしい果実をつけるブドウ。花としては春が開花期です。たくさんの実がなることから「思いやり」「慈善」といった花言葉がつけられました。また、ワインの原材料になることにちなんで、「陶酔」「忘却」などの花言葉もありますよ。フラワーギフトはあまり流通がないので、ギフトにするならブドウ柄のアクセサリーや雑貨などがおすすめです。

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10月17日の誕生花②ダイヤモンドリリー

出典:写真AC

カールした花びらが印象的なダイヤモンドリリーも、10月17日の誕生花です。ギリシャ神話に登場する妖精の名前にちなんで、「ネリネ」とも呼ばれています。花びらに光沢があり、キラキラと輝いて見えるのが特徴で、切り花やアレンジメントなどのギフトに人気がありますよ。花言葉は「しあわせな思い出」「繊細でしなやか」「また会う日を楽しみに」です。思いを寄せる女性はもちろん、友人へのギフトにもぴったりですね。

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10月17日にゆかりのあるもの

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最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、10月17日にゆかりのあるものを見ていきましょう。今日が誕生日のジェリー・シーゲル氏は、アメリカ出身の漫画家です。20世紀を代表するスーパーヒーロー、「スーパーマン」の原作者として知られていますよ。

10月17日の誕生石

出典:写真AC

10月17日の誕生石は「カーネリアン」です。いろいろな色や模様を持つアゲート(めのう)のひとつで、縞模様を持たない、あざやかな赤色の宝石です。ラテン語の「Carnis:肉」あるいは「carneolus:新鮮」が名前の由来とされており、古くから世界各地で利用されてきました。アクセサリーのほか彫刻や置物、印章などにも使われます。あの皇帝ナポレオンも、カーネリアンの印章を愛用していたそうですよ。

10月17日生まれの有名人

Photo byJillWellington

10月17日生まれの有名人は、以下のような人々です。星座はてんびん座、スタイリッシュで芸術的センスに秀でた人が多いそうですよ。

  • ジェリー・シーゲル氏(アメリカの漫画家)
  • エミネムさん(アメリカのヒップホップ・アーティスト)
  • 松坂桃李さん(俳優)

10月17日の出来事・記念日

Photo by malfet_

沖縄そばの日

10月17日は「沖縄そばの日」です。1997年、沖縄生麺協同組合によって制定されました。公正取引協議会が、「沖縄そば」という名称を特殊名称として登録したことにちなみます。沖縄県の郷土料理である沖縄そばは、小麦粉を使ったもちもちの麺が特徴です。かつお節と豚肉から取った出汁は独特の味わいで、観光客にも人気がありますね。

まとめ

出典:写真AC

10月17日の誕生花、シュウカイドウについてご紹介しました。細くしなやかな花茎の先に花を咲かせ、その重みで少しうつむきがちになるシュウカイドウは、日本らしい奥ゆかしさを感じさせる花です。半日陰でも育つので、あまり日当たりのよくない庭でも育てられるのが嬉しいですね。しっとりとした咲きぶりは古くから歌人や俳人に愛され、あの正岡子規もその美しさを詠んだといわれていますよ。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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