1月26日の誕生花は?花色ごとの花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

1月26日の誕生花は?花色ごとの花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

1月26日の誕生花は、春を告げる奥ゆかしい花「黄色のクロッカス」です。花色ごとにつけられた花言葉や育て方について、くわしく解説します。そのほかの誕生花や誕生石など、1月26日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.1月26日の誕生花は?
  2. 2.クロッカスの特徴2選
  3. 3.クロッカスの育て方
  4. 4.1月26日の誕生花(クロッカス以外)
  5. 5.1月26日にゆかりのあるもの
  6. 6.早春の彩りにクロッカスの花を

1月26日の誕生花は?

1月26日の誕生花は「黄色のクロッカス」

出典:写真AC

霜や凍結にも負けずに花開く球根花、クロッカス(黄色)が1月26日(1/26)の誕生花です。小ぶりながら抜群の存在感を持つクロッカスは、古くから世界中で親しまれてきました。原種は80種類ほどですが、そこから多くの園芸品種が開発されていますよ。季節に先駆けて花を咲かせ、おだやかな春や秋の訪れを知らせる花です。

名前 クロッカス
別名 ハナサフラン(花サフラン)
園芸分類・形態 球根・多年草
原産地 地中海沿岸
開花の時期 2月~4月、10月~11月 ※品種による
花の色 黄色、白、紫
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 耐寒性が強い、水栽培に向く

クロッカスの特徴2選

特徴①花姿にちなんだ名前

出典:写真AC

クロッカス(Crocus)という名前は、「krokos」というギリシャ語が語源です。意味は「糸」で、クロッカスの雌しべが糸のように長く伸びていることにちなみます。ギリシャ神話に登場する美少年・クロッカスの名前が由来であるともいわれていますよ。また、ニックネームは「バレンタインにささげる花」です。ちょうどバレンタインのころにクロッカスが開花期を迎えることが理由です。

特徴②花色ごとの花言葉

出典:写真AC

クロッカスの花言葉は「青春の喜び」「切望」「あなたを待っています」です。待ちわびた春の到来を知らせる花であることから、これらのフレーズがつけられました。あふれる喜びを表現した、きらきらとしたメッセージですね。また花色ごとにも花言葉があり、黄色は「私を信じて」、紫色には「愛の後悔」というフレーズがつけられています。黄色いクロッカスのほうが、ギフトとして贈りやすいですね。

クロッカスの育て方

出典:写真AC

クロッカスは耐寒性があり丈夫で、ガーデニング初心者でも育てやすい球根植物です。土壌に適応すれば、数年間植えっぱなしでも毎年のように美しい花を咲かせてくれますよ。「栽培環境」や「水やり」「植え付け」など、育て方のポイントを順番に解説します。土に植えるほかに、小さな花瓶やガラス鉢などで水栽培を行うのも素敵です。水栽培なら、根が伸びていくようすが観察できますよ。

育て方①栽培環境

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クロッカスはよく日の当たる、水はけのよい環境を好みます。発芽~開花のあいだは、庭植え・鉢植えいずれの場合もたっぷりと日に当てて育てるのがコツです。日照量が不足すると球根が太らず、翌年以降の花付きが悪くなります。春咲きの品種は早春に開花したあと、梅雨ごろまでに地上部が枯れます。そのあとは翌年の発芽期まで、地中での休眠期間です。

育て方②水やり・肥料

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クロッカスは生育期の秋~春に、十分な水を必要とします。特に夏場や晴れが続いたときなどに、極端に乾燥させないように注意してくださいね。肥料は植え付けの際、用土に少量の元肥と苦土石灰を混ぜるのが一般的です。開花後に追肥を施して球根を太らせると、翌年以降の花付きがよくなりますよ。粒状の肥料でも液体肥料でもかまいませんが、カリ分多めのものがおすすめです。

育て方③植え付け・植え替え

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クロッカスの栽培には、球根花用培養土や草花用培養土を使うのが便利です。水栽培や玉砂利、ガラス玉などを用いて育てても問題なく育ちますし、見た目にも美しいですよ。10月~11月の暖かい日に、球根2個分の間隔・深さの穴で植え付けましょう。植え替えは基本的には不要です。ただし休眠中に病気や害虫の被害にあわないように、地上部が枯れたら球根を掘り上げて保存するのもおすすめですよ。

1月26日の誕生花(クロッカス以外)

出典:写真AC

1月26日の誕生花は、クロッカス以外にも複数あります。ここではその中から、控えめな花姿で春を知らせる山野草「ミスミソウ」と、豊富なカラーバリエーションと強い香りでギフトシーンに人気の「ゼラニウム」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらもポジティブな花言葉を持つ、とても素敵な花ですよ。そのほかにも「アマリリス」や「ヒヤシンス」、「キンギョソウ」などが、1月26日の誕生花です。

1月26日の誕生花①ミスミソウ

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ミスミソウ(三角草)は北半球の温帯に自生する多年草で、日本でも広い地域でその姿が見られます。花びらのように見えるのは萼(がく)片で、白や紫、ピンクなどの色をしています。厳しい寒さに負けず、まるで雪をかき分けて花を咲かせるように見えることから、別名は「ユキワリソウ(雪割草)」です。花言葉は「信頼」「優雅」「清い心」「あなたを信じる」など、明るい雰囲気のフレーズが並びました。

1月26日の誕生花②ゼラニウム

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ゼラニウムは春~秋と開花期が長く、庭植えや花壇、ハンギングなどに活躍する宿根草です。花言葉は色ごとに異なり、「決心(ピンク)」「優柔不断(白)」「予期せぬ出会い(黄色)」などがあります。中でも赤色には「君ありて幸福」という、非常にロマンティックなフレーズがつけられていますよ。大切な人に贈りたくなる、ギフトにぴったりのメッセージですね。

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ゼラニウムとは?香りなどの特徴から効能や使われ方までご紹介!
ローズのような香りがするゼラニウムは、園芸として楽しむ他にも、その特徴的な香りを活かしアロマオイルから虫よけまで様々な用途で利用されています。ここではゼラニウムの特徴だけでなく、アロマオイルの効能から、具体的な使用方法をご紹介します。

1月26日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、1月26日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日のマッカーサーは、アメリカの軍人です。第二次世界大戦後の日本を占領・コントロールするために設置された機関「GHQ」の、最高司令官として知られていますね。

1月26日の誕生石

出典:写真AC

1月26日の誕生石は「インカローズ」です。かつてインカ帝国が栄えたといわれるアンデス山脈から産出されるため、インカという名前がつけられました。また、ギリシャ語の「ロード:バラ」と「クロ:色」に「サイト:石」を組み合わせ、「ロードクロサイト」とも呼ばれていますよ。バラの花のように上品なピンク色が、女性に大変人気の宝石です。

1月26日生まれの有名人

出典:写真AC

1月26日生まれ(星座はみずがめ座)の有名人には、以下のような人々がいます。イギリス人のジャクリーヌ・デュ・プレは、若干16歳でデビューした天才チェリストです。情熱的な演奏で高い人気を誇りましたが、体調不良により26歳で引退しました。42歳で病死した、「夭折のチェリスト」としても知られています。

  • ダグラス・マッカーサー(アメリカの陸軍元帥)
  • ジャクリーヌ・デュ・プレ(イギリスのチェリスト)
  • 所ジョージさん(タレント)

1月26日の出来事・記念日

出典:写真AC

文化財防火デー

1月26日は「文化財防火デー」です。1949年、日本最古の壁画が描かれた法隆寺金堂(奈良県)が火災によって焼損したことにちなみ、文化庁と消防庁が制定しました。火災や震災から文化財を守るという意識を高める目的で、各地で文化財の防火訓練が行われます。

早春の彩りにクロッカスの花を

出典:写真AC

厳しい寒さにも負けず花を咲かせるクロッカスは、春の訪れを教えるけなげな花です。さみしくなりがちな冬の花壇を、奥ゆかしい花姿でそっと彩ってくれますよ。水栽培に向き、小さなスペースでも育てられるのも魅力です。陶器の皿や花瓶に球根を置き、窓際やテーブルに飾るのもおすすめですよ。黄色のクロッカスには「私を信じて」という花言葉がつけられています。大切な人へのギフトにもぴったりの、情熱的なフレーズですね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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