7月に種まきできる花10選:⑧~⑩
⑧ルピナス
科目 | マメ科ハウチワマメ属 |
開花時期 | 4月下旬~6月 |
花色 | 白、赤、ピンク、オレンジ、黄、紫、複色 |
耐暑性 | 弱い |
耐寒性 | 強い |
花言葉 | 想像力、いつも幸せ |
特徴
ルピナスは蝶に似た小さな花が咲き上がる様子が藤の花をひっくり返したように見えるので、昇り藤とも呼ばれます。夏から秋にかけて種をまき、寒い季節を超えて春に花を咲かせます。寒い地域では7月に種をまいても大丈夫ですが、暖かい地域だと8月下旬~9月の種まきをおすすめします。
栽培ポイント
ルピナスは日当たりがよく、水はけのいい場所で育てます。酸性の土を嫌うため、苦土石灰などを入れて土の酸性度を調節しておきましょう。過湿を嫌うので、水やりは地面が乾いたときに行う程度でいいです。肥料は多すぎると生育不良を起こすため、元肥を施肥した後は、鉢植えで育てている場合のみ液肥をあげるだけで育ちます。
⑨カンナ
科目 | カンナ科ダンドク |
開花時期 | 6月~10月中旬 |
花色 | 白、赤、ピンク、オレンジ、黄、複色 |
耐暑性 | 強い |
耐寒性 | やや弱い |
花言葉 | 情熱、快活、永遠、妄想 |
特徴
カンナは真夏の炎天下で咲き誇るカラフルな花です。色が多彩なのと初心者でも育てやすいため、真夏の庭に彩を与え、涼しさを感じさせます。地下に根茎を持つため乾燥に強いのですが、根が水に浸かるところでも育ちます。品種によっては、根を水に浸けて栽培する灌水栽培が可能です。
栽培ポイント
カンナは日当たりと水はけのいい、肥沃な土地で育ちます。肥料は元肥を施肥した後、発芽したら月に1回程度施肥しましょう。鉢植えでは土が乾いたら水をあげますが、庭植えの場合は干ばつのとき以外、ほとんど水やりは必要ありません。病気や害虫による被害もないため、初心者におすすめしたい花です。
⑩トレニア
科目 | アゼトウガラシ科ツルウリクサ属 |
開花時期 | 4月~11月 |
花色 | 青、紫、白、ピンク、黄 |
耐暑性 | 普通 |
耐寒性 | 弱い |
花言葉 | ひらめき、温和 |
特徴
トレニアの特徴は耐陰性があることで、初心者にも育てやすい花です。6月~7月上旬に種をまくと、9月あたりから花を楽しめます。ほとんどの品種は冬になると枯れてしまいますが、一部の品種のみ、冬に室内などの暖かい場所に移動させることで、冬越しが可能です。
栽培ポイント
鉢植えの場合は、基本的に風通しのいい日なたで管理しますが、7月・8月は直射日光を避けるために日陰に移動させます。庭植えの場合は西日が当たらないようにしましょう。肥料は生育期間中は定期的に施し、水やりは土が乾燥したら行います。極端に乾燥させると弱ってしまうので、水を切らさないことが特に重要です。
まとめ
7月に種まきできる花は長い間咲く花が多く、初心者でも育てやすいです。秋だけでなく、庭が寂しくなる冬の間もたくましく咲いてくれる花もあるので、ぜひチャレンジしてみてください。