オールドローズとは?意味や概念をご紹介!簡単な管理のコツもご紹介

オールドローズとは?意味や概念をご紹介!簡単な管理のコツもご紹介

オールドローズとはヨーロッパで古くから育てられていたバラの種類です。白やピンクの花で花弁が多く、よい香りのするものも多くあります。育て方も簡単で剪定を上手に行えば毎年たくさんの花が咲きます。オールドローズ の管理のコツをご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.オールドローズとは
  2. 2.オールドローズの特徴
  3. 3.オールドローズの種類
  4. 4.オールドローズの管理
  5. 5.まとめ

オールドローズの管理

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①置き場

庭植えの場合は1日3時間くらい直射日光のあたる場所を選んでください。購入した苗が根まきの場合は根を切らないように広げ、ポット苗は土を崩さないように植え付けます。だいたい50cmくらいの穴を掘り、掘った土の半分に肥料を混ぜて穴に戻し、根に肥料が直接当たらないように土を被せた上に植え付けます。支柱を立て、十分に水を与えましょう。

②用土・肥料

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オールドローズを庭植えするときには植え付け時に元肥を与えます。植え付けたら花後と冬期12月~2月に与えましょう。花付きが悪い場合は液体肥料を1回くらい与えましょう。鉢植えの用土はバラ専用の用土を利用するか、赤玉土:腐葉土を6:4の割合で使用します。鉢植えの植え替えは年1回、12月~2月に行いましょう。肥料は固形肥料を花後と寒肥を与えます。

③病害虫対策

オールドローズには春や秋にうどんこ病が発生することがあります。風通しの悪さが原因なので剪定や置き場の工夫をしましょう。また薬の定期的な散布も有効です。うどん粉病が発生した部分は剪定しましょう。害虫はアブラムシやハダニなどが発生します。アブラムシにはあらかじめ根元にオルトランなどを撒いておくとよいでしょう。ハダニは風通しが悪いと発生します。うどん粉病と同様に対策をしてください。

④花を咲かせる剪定のコツ

Photo byjackmac34

オールドローズに限らず、樹木に花を咲かせるための育て方は花芽を剪定で落としてしまわないよう気を付けることです。オールドローズは種類によって花芽の付く時期や枝に違いがあるのでご説明します。オールドローズはさまざまな品種があるので、株を購入したときについているラベルは保存しておき、花芽の付く時期など確認することをおすすめします。

ブッシュローズ

ブッシュローズは樹形は低く、自立する株立ちです。その年に伸びた枝先に花をつけるので、花が終わったら、花がらはまめに切りとります。冬に行う剪定は古枝を付け根から切り、伸びた枝も新芽のある上で切ります。

シュラブローズ

シュラブローズは半つる性で樹木や支柱に寄りかかるように成長します。一季咲きのものが多く、前年に伸びた枝先に花をつけるので、冬に行う剪定で強く刈り込みすぎない注意が必要です。

クライミングローズ

クライミングローズはつる性で樹木やトレリスに絡みつくように伸び、フェンスや壁面に誘引する育て方ができます。一季節咲きのものが多く、前年に伸びた枝に花を付けます。冬に行う剪定で古い枝を切り、前年に伸びた枝を誘引しなおしておきましょう。花後には花がらを摘み、その後に伸びた枝を大切に管理します。

まとめ

フリー写真素材ぱくたそ

オールドローズは1867年より以前にヨーロッパで愛され育てられてきたバラのことです。多くは一季咲きで花弁が多く、すばらしい香りを持つバラです。育て方も簡単で日本の一般的な庭木として花を楽しむことができます。トレリスやフェンスに誘引して育ててみてください。

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ライター

green baggage

マンションのベランダでミニ盆栽を20数年育てています。日本の春夏秋冬のイメージが地球温暖化で変わってきていると実感しています。そんな状況を乗り越え一緒に年月を過ごしてきた盆栽たちは人生の伴走者と思えます!

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