おすすめの台湾フルーツ⑤釈迦頭(シャカトウ)
見た目がお釈迦さまの頭のようなことから「釈迦頭」と呼ばれるフルーツで、正式名称をバンレイシといいます。ごつごつとした姿ですが、皮は柔らかく、手で簡単にむくことができます。果肉は白く、ミルキーな甘さが特徴です。
旬の季節・産地
釈迦頭の旬の季節は7~1月です。ちょうどマンゴーやライチと入れ替わるようにして市場に出回ります。主な産地は台東です。
おすすめの食べ方
釈迦頭は生食がおすすめです。果実の中央部分に芯があり、黒い大きな種があるので、スイカのように種を出しながら食べるか、カットして食べるといいでしょう。生のフルーツなのに、おどろくほど濃厚な甘さを楽しむことができますよ。
おすすめの台湾フルーツ⑥アセロラ
日本ではジュースなどでおなじみのアセロラですが、生食での販売はほとんど行われていません。アセロラの実は傷みやすいため、産地以外では生食が難しく、加工して販売されていることがほとんどです。もし台湾で生のアセロラを見つけたらぜひ食べてみてください。甘酸っぱくみずみずしい味わいが楽しめますよ。
旬の季節・産地
アセロラは4~11月と、半年ほど旬が続きます。主な産地は台湾の中南部です。
おすすめの食べ方
台湾でも、日本と同じようにジュースやジャムなどに加工したものが食べられます。もし生のアセロラがあれば、生食にもチャレンジしてみてください。
おすすめの台湾フルーツ⑦ドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツという名前は、紫色のごつごつとした見た目が、まるでドラゴンのうろこのようなことから名づけられました。果実には赤紫のタイプと白いタイプがあります。見た目のインパクトに反して果実は柔らかく、あっさりとしたさわやかな甘さを楽しむことができます。
旬の季節・産地
ドラゴンフルーツは6~11月が旬です。主な産地は台南ですが、台湾全土で生産されているため手に入りやすいフルーツです。
おすすめの食べ方
ドラゴンフルーツの柔らかな果肉は、生食はもちろんのこと、デザートに加工しても美味しく食べることができます。いろいろなフルーツとあわせてミックスジュースにしたり、ケーキやタルトの具にしたりなど、楽しみ方もさまざまです。
おすすめの台湾フルーツ⑧バナナ
昔の日本のスーパーでは台湾バナナが主流でしたが、現在はフィリピン産のバナナが市場の93%を占めており、台湾バナナはわずか1%しか輸入されていません。台湾のバナナは味が濃く、甘さが強いことが特徴です。また、台湾バナナの種類はとても多く、17種類以上あるといわれています。
旬の季節・産地
台湾バナナはほとんど1年中が旬の時期なので、いつでも食べられます。台湾全土で作られているので、とても手に入りやすいフルーツですよ。フィリピン産のバナナの味と比べてみるのもいいかもしれませんね。
おすすめの食べ方
台湾のバナナは生食はもちろんのこと、デザートに加工したり、フレッシュジュースにしたりなど、さまざまな楽しみ方ができます。台湾名物のかき氷の具としても使われていることもあります。
まとめ
台湾では1年中時期を問わず、みずみずしいフルーツを楽しむことができます。日本ではなかなか食べられないような珍しい果物もあるので、旅行に行った際はぜひ味わってみてくださいね。
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出典:写真AC