ブルーベリーの剪定に挑戦してみよう
それでは、ブルーベリーの剪定を図解で見てみましょう。ブルーベリーの苗木は1~2年生のものは青々としていますが、経年とともに木化していきます。ブルーベリーの木の状態や品種が違っていても、剪定の方法は同じです。ぜひ、参考にしてみてください。
このブルーベリーを剪定します!
紹介するブルーベリーは、5月下旬に剪定を行いました。冬剪定も切る方法は同じなので、参考にしてみてください。
シュートの切り方
根元をはさみでカット
摘心のやり方
先端から1/3を目安にカット
主軸も摘心が必要
間引きのやり方
剪定完了
どの枝を切ったらいいのかわからなくて、迷ってしまったわ。
ボタ爺
迷ったときは、夏剪定はやめて冬剪定のみ行うのもいいよ。冬は枝の形が見えるから、不要な部分が見つけやすいんだよ。
剪定した枝の利用方法
剪定で切り取った枝は、挿し木できます。剪定した枝の中から元気なものを選び、ブルーベリーの培養土か挿し木用の土にさして管理してください。ブルーベリーの挿し木に失敗しないためにも、挿し木の方法と注意点をおさえておきましょう。
挿し木の方法
用意するもの
- 植木鉢
- 剪定はさみ
- 鉢底石
- 培養土
- ピートモス
- バケツ(なくても可)
バケツは切った枝や、ピートモスをつけておくのに使います。栓をしたシンクや適当な容器があれば、バケツを用意する必要はありません。
手順
- 枝の長さが10cm程度になるように切り、さらに切り口は斜めに切ります。
- 花芽も切ります。
- 切り口を水につけておきます。
- ピートモスを水につけておきます。
- 植木鉢に鉢底石を敷き、ピートモスと培養土を5:5入れます。
- 葉芽が2つ隠れるくらいの深さに挿し木をします。
管理のポイント
夏に挿し木に挑戦する場合は、高温多湿にならないように気をつけてください。根が張るまで室内で管理するのもおすすめです。初心者には手入れの手間が少ない冬の挿し木がよいですよ。
まとめ
今回はブルーベリーの剪定方法を図解で紹介しました。ブルーベリーは、草丈が低く鉢植え栽培も可能なので、狭い場所で果樹を楽しみたい人にもおすすめの植物です。季節にあった剪定をして、おいしい果実の収穫を楽しみましょう。
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このブルーベリーは、鉢植えをはじめたばかりの2年生の苗木です。今回は、このブルーベリーを実際に剪定していきます。
出展:筆者作成