マンゴスチンってどんな果物?味や特徴・選び方を詳しくご紹介!

マンゴスチンってどんな果物?味や特徴・選び方を詳しくご紹介!

マンゴスチンは、透き通るような果肉が特徴で「果物の女王」とも呼ばれています。旬の時期は5月〜7月で、販売されているのは主に、原産地のタイから輸入されるマンゴスチンがほとんどです。そんなマンゴスチンの特徴や、おいしいマンゴスチンの選び方などを詳しく紹介します。

記事の目次

  1. 1.マンゴスチンとは
  2. 2.マンゴスチンの特徴
  3. 3.マンゴスチンの選び方
  4. 4.マンゴスチンの栄養素
  5. 5.マンゴスチンの購入方法
  6. 6.マンゴスチンを味わってみよう

マンゴスチンの栄養素

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マンゴスチンにはキサントンやリグニン、ビタミンやアントシアニンなどの栄養素が豊富に含まれています。ビタミンは加熱すると熱で溶け出してしまう恐れがあるため、生の状態で食べるのがおすすめです。マンゴスチンは「美容によいフルーツ」としても親しまれており、美肌効果や老化防止作用など、さまざまな効果が期待できます。

栄養素①キサントン

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キサントンは、マンゴスチンの皮の部分に多く含まれている栄養素です。マンゴスチンの皮を薄く切って乾燥させ、茶葉として利用するとキサントンが豊富に摂取できます。マンゴスチンには、約20種類以上のキサントンが含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用があるのが特徴です。

栄養素②リグニン

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リグニンは、食物繊維やポリフェノールと同じ働きをする栄養素で、便秘解消や生活習慣病の予防に効果的です。体内で増えた活性酸素を取り除く働きがあるとされ、老化防止やアンチエイジングの手助けをします。

栄養素③アントシアニン

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アントシアニンはポリフェノールの一種で、からだを若々しく保ったり、髪や肌を美しく導いたりするなど、「美容に効果的な栄養素」と呼ばれています。また、アントシアニンは目によいとされ、眼精疲労の回復や、視力を改善する手助けをする栄養素です。

栄養素④ビタミン

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マンゴスチンには、ビタミンCやビタミンB1が多く含まれています。ビタミンCは、肌荒れや吹き出物などの肌トラブルを解消する栄養素で、コラーゲンを保つのに必要不可欠な成分です。ビタミンB1は、糖質の分解する効果がありますが、熱に弱く加熱すると溶け出してしまうため注意しましょう。

マンゴスチンの購入方法

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マンゴスチンはほとんどが冷凍された状態で販売されており、生のマンゴスチンが出回るのは少ないといわれています。生のマンゴスチンが少ないのは、マンゴスチンが日本ではあまり栽培されていないのが理由です。限られた青果店や通販を利用したり、苗木から栽培したりすれば生のマンゴスチンが食べられますが、アレルギーには注意しましょう。

購入方法①青果店

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日本のスーパーで見かけるマンゴスチンは、ほとんどが冷凍状態で販売されています。マンゴスチンは熱帯植物のため、日本の環境では栽培できないのが原因です。また「植物防疫法」があり、タイやコロンビアから簡単に輸入できなかった背景もあります。しかし、2003年に植物防疫法が解禁になったため、現在では青果店でも稀に販売されるようになりました。

購入方法②通販

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マンゴスチンは、インターネットを利用して通販でも購入できる果物です。マンゴスチンは1個あたり250円〜450円ほどの値段で販売されています。通販の場合は、タイ産のマンゴスチンが多く販売されており、値段も安価で購入できるのが人気です。生のマンゴスチンは傷むのが早いため、購入したらすぐに食べきってください。

購入方法③苗木から栽培する

出典:写真AC

マンゴスチンの栽培は難しいとされていますが、マンゴスチンの苗木が販売されている場合があります。温室などの設備が整っている温暖な環境では栽培が可能です。しかし、マンゴスチンの苗木は、1株7,000円〜8,000円と相場が高く、あまり出回らないため、入手するのは困難とされています。

マンゴスチンを味わってみよう

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マンゴスチンは、キサントンやリグニンなどの栄養成分が豊富に含まれており、美容や健康にも効果的な果物です。日本では冷凍マンゴスチンが多く、フレッシュな状態で販売されることは少ないですが、稀に生のマンゴスチンが出回る場合もあります。「果物の女王」とも呼ばれるほど甘味でジューシーなマンゴスチンを、ぜひ味わってみてください。

Alisa.
ライター

Alisa.

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