松ぼっくりのDIY④リース
松ぼっくりのリースの作り方はさまざまですが、今回は松ぼっくりが少なくてもできる作り方を紹介します。まず松ぼっくりを、作りたいリースの大きさの円に並べてみてください。色調をそろえ、左右対称になるようにすると美しく見えます。松ぼっくりの大きさがそろっていないときは、下を大きく、上のほうがだんだん小さくなるように並べるとバランスがとれます。
ワイヤーを2つ折りにするか2本用意し、真上にくる部分から作り始めます。ワイヤーを1~2回ねじって、松ぼっくりを1つ入れることを繰り返します。間があかないように詰めながらつなげてください。
松ぼっくりが1列につながったら、左右の端をねじり合わせて輪にします。余ったワイヤーを吊り下げ用に使っても結構ですし、紐やリボンで吊り下げても結構です。お好みで飾りをつけてもよいでしょう。
松ぼっくりを輪にするほど数がないときは、リース台に飾ってみましょう。リースの土台は100均でも入手できます。作り方は簡単で、ほかの木の実や造花、リボンなどと一緒にグルーガンやワイヤーで固定するだけです。
ボタ爺
松ぼっくりのDIY⑤オーナメント
松ぼっくりのオーナメントもおしゃれで素敵です。まず、松ぼっくりに吊るし紐をつけます。麻紐やリボンなどを、松ぼっくりの根元部分に半周かけ(画像左上、右上)、中心でこま結びをしてください(画像左下)。紐の両端を結んで吊るし紐にします(画像右下)。ヒートンをねじ込んで吊るしても問題ありません。
リボン、フェイクグリーンの葉、ビーズ、木の実などを自由に飾ります。飾りをつけるときは、松ぼっくりにかけた吊るし紐を隠すようにし、リボンや葉など下に入るパーツからつけるのがポイントです。次にメインになる大きめの飾りをつけ、さびしいところを小さなパーツで補います。
ボタニ子
オーナメントをたくさん作って飾ると素敵ね。松ぼっくりでクリスマスツリーも作ってみたいわ。
松ぼっくりのDIY⑥ミニクリスマスツリー
松ぼっくり1個をツリーに見立てたミニクリスマスツリーも人気のDIYです。ツリーにする松ぼっくりと、大きさの見合う土台を用意します。グルーガンなどでしっかり固定しましょう。グルーが温かいうちは傾いてくるので、冷えてまっすぐに固定できるまで支えていてください。
鱗片の上にピンセットなどで、バランスよくビーズや木の実を飾ります。左のクリスマスツリーは、軽く金で着色した松ぼっくりに白いパールビーズを主体にして飾りました。クリスマスケーキの飾りをあしらっています。中央はリボンとムクロジの実とビーズで飾ったものです。右はナンキンハゼの実で飾り、どんぐりのサンタをあしらいました。
ボタニ子
材料や工夫次第で表情が全然ちがってくるわね。クリスマスツリータワーを作るのは難しいの?
松ぼっくりのDIY⑦クリスマスツリータワー
次は、松ぼっくりを積み上げて作るクリスマスツリータワーを紹介します。作り方で重要なのは、円錐形のしっかりした土台を用意することです。厚紙やワイヤーで作る方もいますが、手軽に利用できるのは100均のおもちゃの三角コーンかもしれません。松ぼっくりの間から明るい色が見えるのを避けたい場合は、着色して使います。
まず土台の周りに松ぼっくりを並べてみて、円周に隙間ができない組み合わせを探します。下から順に、間があかないように松ぼっくりを接着していきましょう。土台に接着するだけでなく、隣り合った松ぼっくり同士も接着しながら進めると、丈夫に仕上がります。
松ぼっくりを円錐形に積み上げたら、きれいに見える面を正面に決めます。お好みでてっぺんに飾りをつけましょう。今回は100均のデコレーションパーツをつけましたが、フウの実もよく使われます。
お好みで飾り付けをします。画像では、ジュズダマの実をつなげたものをガーランドのように巻き付け、白で着色した木の実をところどころに飾りました。
ボタニ子
落ち着いた大人の雰囲気がおしゃれだわ!
松ぼっくりでDIYを楽しもう
種類も大きさも豊富に取り揃えられる松ぼっくりは、さまざまな使い道があります。野山や公園で拾ってくれば、安価に入手できるのも利点です。子どもと一緒に集めてDIYすれば、楽しく素敵な思い出の品になるかもしれません。ぜひ、松ぼっくりで手作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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松ぼっくりのリースは秋冬のイメージじゃが、合わせるアイテムや色で、春夏用に仕立てられるじゃろう。次はオーナメントの作り方じゃ。