かっこいい花言葉20選！強く・美しい言葉を花とセットで紹介！

ブルーベリーはツツジ科スノキ属の落葉低木で、世界には200～300もの品種があるといわれています。美しい紫色の果実をつけることで有名ですが、4月頃に咲かせるスズランに似た白い花も可憐でとても愛らしいです。低木で育てやすいことから鉢植えにしてベランダなど限られた範囲でも育てられます。

ブルーベリーの花言葉には「実りある人生」「有意義な人生」というものがあり、たくさんの実をつける様子に由来があります。ほかにも「親切」「思いやり」「信頼」「好意」などたくさんの前向きな意味を込められた花言葉があり、きれいな花を咲かせるだけでなく愛らしく食べやすい実をつけて人を喜ばせることに由来します。

アイビーはウコギ科キヅタ属のつる性植物です。品種にもよりますが葉色は明るいグリーンで班入りタイプもあり、赤ちゃんが元気よく手を広げているようなかわいらしい形が印象的です。生命力が強く寒くても問題なく越冬できることもあり、室内だけでなく屋外にもよく植えられています。つるをよく伸ばすことからフェンスや壁に這わせておしゃれに仕立てるのもおすすめです。

アイビーの花言葉には「友情」「結婚」「永遠の愛」「誠実」などがあり、つるをのばして成長する様子から人との絆が切れることなく続いていくという意味が込められいます。永遠の愛の「永遠」は、常緑で年中緑色を保つ様子に由来があります。また生命力の強さから「不滅」という力強い花言葉も持っており、元気がないときや前向きになりたいときにぴったりです。

ムスカリはキジカクシ科ムスカリ属の多年性球根植物で、3月～5月にかけて青紫色の小さな壺の形をした花を房状に咲かせるのが特徴です。花姿がぶどうのように見えることから、英語ではグレープヒヤシンスと呼ばれています。とても丈夫で強い植物で毎年繰り返して花を咲かせることから、花壇の縁取りやグランドカバーとしても重宝します。

ムスカリの花言葉には「明るい未来」「通じ合う心」「失望」「失意」などがあります。ヨーロッパでは青い花は悲しみの象徴とされることから失望や失意など悲しい花言葉がありますが、失望や失意を乗り越えた先には明るい未来が待っているという意味を込めて前向きな花言葉がつけられました。「通じ合う心」という花言葉は、どんな花とも相性がよいことに由来があります。

月下美人はサボテン科クジャクサボテン属の多肉植物で、6月～11月に白く美しい大ぶりの花を咲かせます。花は夕方から咲き始め夜に満開を迎え朝にはしぼんでしまう1日花で、開花の様子はとても神秘的で優雅です。花はジャスミンに似たよい芳香を持ち、香りが比較的強めなこともあり開花すると辺り一面を優しい香りで包んでくれます。

月下美人の花言葉には「はかない美」「はかない恋」「ただ一度会いたくて」「繊細」
「優しい感情を呼び起こす」などがあり、開花しても1日でしぼんでしまうことに由来があります。また1日限りとはいえ存在感のある花を力強く咲かせることから「強い意志」「秘めた情熱」「真実のとき」など前向きで美しい意味合いを持つ花言葉も付けられました。

トルコキキョウはリンドウ科トルコキキョウ属の一年草で、3月～6月頃に紫色の花を咲かせます。美しい花姿が印象的なことから人気が高く品種改良が繰り返され、今では花色はピンク、複色、クリーム色、緑などがあり、咲き方も八重咲き、大輪、小輪タイプなどバリエーションが豊富です。鉢植えで育てるのはもちろん、切り花としても人気が高く花束にも好んでよく使われます。

トルコキキョウの花言葉は「希望」「優美」「すがすがしい美しさ」「感謝」などで、いずれも花が咲く様子や可憐で美しい花姿に由来があります。また学名のEustomaはギリシャ語で「よい口」という意味で、「よい語らい」という花言葉も付けられています。トルコキキョウは花色によって花言葉や意味が異なるため、贈りたい相手にあわせて選ぶのも楽しくておすすめです。

カキツバタはアヤメ科アヤメ属の水生植物で、古くから日本の水辺を彩る花として親しまれています。花色は紫や青、白、複色などがあり、鳥が羽ばたくような特徴的な花の形は神秘的です。すっとまっすぐに伸びる茎の先に大ぶりの花がつく様子は凛として和の雰囲気を醸し出し、生け花の素材としても好まれています。

カキツバタは漢字で燕子花と書かれるように幸運を運んでくれるツバメに花姿が似ていることから「幸せはかならずくる」という前向きな花言葉がつけられています。カキツバタの艶やかな紫色は日本で昔から高貴な色と大切にされていることから「高貴」、花が咲いている様子が思い人を待つ美しい女性に見えることから「思慕」という花言葉も持っています。

アジュガはシソ科キランソウ属の常緑性宿根草です。日本ではキランソウやジュウニヒトエなど10種類ほどが自生していますが、一般的に普及しているのは海外のセイヨウキランソウから作られた園芸品種が多いです。開花時期の4月～6月にはラベンダーに似た紫やピンク色の花が無数に立ち上がり、草丈も低いことからグランドカバーとしても人気があります。

アジュガの花姿は人が両手を広げて手を取り合っていいるように見えることから「強い友情」という花言葉がつけられました。また、ランナーの先に子株をつけてたくさんのはなを一斉に咲かせる姿に家族の姿が重なることから「心休まる家庭」という花言葉も持っています。

エンゼルランプはベンケイソウ科カランコエ属の植物で、11月～2月の寒い時期に開花します。花はランプのような形をしており、花色はオレンジやピンク、赤など明るい色が多いことから「天使が持つランプのようだ」といわれエンゼルランプという名前がつけられました。エンゼルランプは短日植物であり、日照時間が短くなると開花するという面白い特徴を持っています。

エンゼルランプの花言葉は「幸福を告げる」「あなたを守りたい」で、花の名前でもあるエンゼル（天使）が人々を守る存在であること、幸せを運んできてくれることに由来があります。また小さな明るい色の花をたくさん咲かせ、その一つひとつに人の楽しい思い出が込められているランプのように見えることから「小さな思い出」という意味の花言葉もつけられました。

カモミールはキク科シカギクのハーブで、ジャーマンカモミールなどの一年草とローマンカモミールなどの多年草があります。3月～6月頃に白い小ぶりな花を咲かせ、中心部の黄色とのコントラストが元気で前向きな印象を与えてくれます。青リンゴのような爽やかな香りを持ちその香りにはリラックス効果が期待できることから、世界各地でハーブティーやアロマテラピーなどに人気です。

カモミールは愛らしい印象とは異なり「逆境に耐える」「苦難の中の力」など強いイメージの花言葉を持っています。どんな環境でもよく育つ生命力の強いハーブであることに由来があり、可憐な花姿とあわせると強い女性のイメージにピッタリです。また神にささげられるハーブという意味を込めて「清楚」、リラックス効果のある香りを放つことから「あなたを癒す」という花言葉もつけられました。

ストックはアブラナ科アラセイトウ属の多年草ですが、日本の暑い夏は苦手なことから日本では一年草として扱われることが多いです。茎は太くしっかりとしており、ひとつの茎に並ぶようにしてたくさんの蕾を付けます。花は下から順番に咲きあ上のが特徴で、開花時期は11月～5月と長く楽しめるのも魅力です。甘い芳香を持ち、花壇や庭に植え込むとよい香りに包まれます。

ストックの花言葉は「愛情の絆」「豊かな愛」「永遠の美」「求愛」などで、いずれも花姿の美しさに由来があります。永遠や絆という言葉が使われているのは、ストックの花の香りのよさと花持ちのよさからきています。愛の言葉が多く使われているのは海外でプロポーズの定番の花としても親しまれていることに由来があり、そこから「見つめる未来」という花言葉もつけられました。