ハロウィンのかぼちゃを長持ちさせるには
せっかく自作したジャック・オ・ランタンですから、少しでも長持ちさせたいですよね。どのような点に気をつければよいのか、ここでは3つのポイントを紹介します。
かぼちゃの選び方に気をつける
かぼちゃを選ぶとき、まずはかぼちゃに触れてみてください。柔らかくなっている場合は、その箇所から腐り始めている可能性があるため、避けたほうがよいです。 また凹凸が平均より多いかぼちゃも腐りやすい傾向があります。できるだけ凹凸の少ないものを選びましょう。
置き場所に気をつける
自作したハロウィンかぼちゃは、なるべく風通しがよく、10℃~15℃の涼しい場所に置いてください。直射日光も避けましょう。家の中なら廊下や玄関は温度が安定しやすいです。水分がつくと腐るため、水回りに置くのは危険です。また、かぼちゃを新聞紙で包むことで保存期間を延ばせます。最長1~2カ月ほどが目安です。9月に購入して、10月にくりぬき作業をしても大丈夫です。
ハロウィン直前に加工する
くりぬき加工して2~3日ほどすると、かぼちゃの水分が蒸発して表面にしわが寄ることがあります。小さいサイズのかぼちゃがより小さくなってしまうと、貧弱に見えてしまうかもしれません。ハロウィンを目前に加工するのがおすすめです。ハロウィンの前日にくりぬきすれば、ハロウィン当日の10月31日も美しいジャック・オ・ランタンのまま、お披露目できるでしょう。
ハロウィンかぼちゃのトラブル対策
種まで丁寧にくりぬきしたのに、かぼちゃが腐ってしまうこともあります。また、しわがよって、貧弱なランプにみえることもあるでしょう。そのようなトラブルを防ぐ方法を紹介します。
細菌による腐敗を防ぐ
ジャック・オ・ランタン専用の防腐剤は、国内ではなかなか入手できません。しかし、漂白剤を防腐剤として使用すると、腐敗の原因である微生物(カビ、真菌、細菌など)の繁殖を最小限に抑えられます。水と漂白剤をスプーン1杯を、かぼちゃが全部つかるサイズのバケツに半日ほど入れて浸しましょう。漂白剤は強い薬剤のため、キッチンペーパーで拭き取る際、肌の弱い人はゴム手袋などを手首まで着用することをおすすめします。
必要なものリスト
- 漂白剤(衣料用でOK)
- バケツ
- スプーン
- キッチンペーパー
- ゴム手袋
表面の皺を防ぐ
油やワセリンで密封して、湿気を閉じこめ保湿するのに成功すれば、かぼちゃの表面にできたしわを最小限に抑えられます。その前に、必ず防腐剤で細菌繁殖を防ぐ工程が終わらせましょう。半日は乾かしてから保湿してください。