百合(ユリ)の花言葉とは?カサブランカなど種類別・色別にご紹介!

百合(ユリ)の花言葉とは?カサブランカなど種類別・色別にご紹介!

百合(ユリ)は上品でいながら豪華な花を咲かせる、多くの人が知る植物です。ギフトシーンで活躍する代表格の花といえるでしょう。この記事ではユリの花言葉を紹介します。あわせて、ユリの種類別・色別の花言葉についても詳しく見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.ユリの概要
  2. 2.ユリの花言葉【全般】
  3. 3.ユリの花言葉【種類別】
  4. 4.ユリの花言葉【色別】
  5. 5.ギフトシーンでのユリの選び方
  6. 6.多彩なユリの花言葉を覚えてみよう!

ユリの花言葉【色別】

出典:写真AC

ユリには、種類別だけでなく色別でも花言葉がつけられています。ユリ全般の花言葉はポジティブなものが多いですが、色別の花言葉はややネガティブな意味のものが含まれています。

花言葉①白いユリ

Photo bySherlockescaperoom

白色のユリの花言葉

  • 純潔 / 無垢 / 威厳

透き通るような白さから穢れのない純粋さを連想させ、白いユリには『純潔』や『無垢』という言葉がふさわしいでしょう。一般的にユリというと白色のユリが連想されやすいことから、ユリ全般の花言葉とほほ同じ花言葉をもっています。

花言葉②赤いユリ

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赤色のユリの花言葉

  • 虚栄心

赤いユリが「見栄を張る」という意味の虚栄心の花言葉をもったのは、広く知られる白いユリよりも目立つ派手な色であることが由来とされています。また、キリストの磔刑が決まった際にほかの花が運命を悲観して首を垂れる中、ユリだけは自分の美しさが慰めになると誇らしげに顔を上げていました。そんなユリを見つめたキリストに自分の思い上がりだったのだと気づいたユリは、頬を赤く染めて首を垂れたという話が由来という説もあります。

花言葉③ピンクのユリ

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ピンクのユリの花言葉

  • 虚栄心 / 上品 / 思わせぶり

赤のユリに比べて柔らかい色のピンクのユリからは、品のよさや乙女のようなかわいらしさが漂うため、『上品』という花言葉もあわせもっているのかもしれません。また、薄いピンク色のユリからは上品さと奥ゆかしさを、濃いピンク色のユリからは思わせぶりでいたずらな印象を感じさせるなど、ピンクといっても色の濃さの違いで捉え方も変わるのでしょう。

花言葉④黄色のユリ

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黄色のユリの花言葉

  • 陽気 / 虚偽 / 偽り

明るく活発な色の黄色には『陽気』という花言葉はぴったりです。同時に「真実でなはいことを、真実かのように見せる」という意味の『虚偽』や、「うそ、虚言」という意味の『偽り』の花言葉を持つ黄色のユリは、ミステリアスな怖い印象を感じさせるかもしれません。

ボタニ子

ボタニ子

黄色の花を咲かせる品種は、アーリーイエローやコンカドールなどだよ。

ボタ爺

ボタ爺

ユリだけでなく、黄色い花にはネガティブな花言葉がつけられていることが多いんじゃ。

花言葉⑤オレンジ(橙色)のユリ

Photo byNowaja

オレンジ(橙色)のユリの花言葉

  • 愉快 / 華麗 / 軽率

オレンジ色のユリは、清らかな印象の白いユリやかわいらしい印象のピンクなどに比べて、華やかさで目立ちます。「華やかで美しい」という意味の『華麗』という花言葉がぴったりです。しかし、不用意に華やかに目立つと『軽率』に見えてしまうという警告のような花言葉もつけられています。

ボタニ子

ボタニ子

黄色のユリと同じく、少しミステリアスな印象を感じさせる花言葉ね。

花言葉⑥紫のユリ

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紫色のユリの花言葉

  • 高貴 / 神秘的

現代でも紫色は高貴な色というイメージがもたれています。古代、希少だった紫色は身分の高い人物が身に着ける色だったことが、紫色=高貴というイメージの由来でしょう。また、紫色は青色と赤色という反対のイメージを持つ2色が混じりあって作られた色です。そんな紫色ゆえに、神秘的な印象を感じさせるのかもしれません。

ボタニ子

ボタニ子

紫色といっても、鮮やかで濃い紫色と薄く柔らかい紫色の花では、受ける印象がガラリと変わるよね。

花言葉⑦黒いユリ

Photo by Kabacchi

黒色のユリの花言葉

  • 愛 /恋 / 呪い / 復讐

昔のアイヌで思いを寄せる人のそばに黒ユリをそっと置いておき、相手がそれを手に取ると恋愛が成就するという言い伝えが、『愛』と『恋』の由来です。また『呪い』と『復讐』は、織田信長の家来・佐々成政に殺された妾の小百合が最期に残した言葉が由来といわれます。「立山にクロユリが咲いたら佐々成政が失脚し、家が滅ぶ」という呪いに満ちた言葉でした。

ボタニ子

ボタニ子

純粋さを感じさせつつも、人間の恐ろしい部分を感じさせる怖い花言葉ね…。

ギフトシーンでのユリの選び方

出典:写真AC
 

花言葉の意味に注意して贈ろう!

ユリの花にはさまざまな花言葉があることから、贈り物として選ぶ際には迷ってしまうかもしれません。相手が花言葉に詳しそうならなおのことでしょう。例えば、ネガティブな花言葉をもつ黄色やオレンジ色のユリだけで花束を作るよりも、そこに白いユリを混ぜたり、メッセージカードによい意味の花言葉を書いたりして贈るのがおすすめです。

ボタニ子

ボタニ子

ユリの強い香りが苦手という人もいるから、品種も気をつけたほうがよさそうだね。

華やかな雰囲気の花束を贈る場合

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清らかな白いユリと、かわいらしい淡いピンクのユリを合わせた花束は、きつくない華やかさを感じさせます。白いユリにはカサブランカや鉄砲百合、オリエンタルリリーなどの品種が適しています。また、ピンクのユリには、豪華な印象のオリエンタルリリーがおすすめです。

清楚な印象の花束を贈る場合

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小ぶりな花がいくつも咲くアルストロメリアは、花束によく用いられる花です。一輪のインパクトは大輪のユリほどないものの、その分控えめな印象を与えられます。「ユリの豪華さが引っ掛かる」という方は、白やピンクのアルストロメリアを取り入れてみましょう。受け取る側も気後れせずにすむかもしれません。

白いユリだけを贈る場合の注意点

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白い花びらのユリだけでまとめた花束は、気品があり見ごたえがあります。しかし場合によっては弔事に用いられるケースがあり、受け取った側が必ずしも喜ぶとは限りません。白だけでまとめてほしいとリクエストされた場合は問題ありませんが、避けたほうが無難でしょう。贈るのであれば、よい意味の花言葉をそえたり、明るい色のラッピングでまとめたりするのも一案です。

多彩なユリの花言葉を覚えてみよう!

出典:写真AC

種類や色によって、ユリは優雅なものから怖いものまで多彩な花言葉をもっています。花言葉を知っていると贈り物として選ぶ際に楽しみが増すでしょう。また気に入った花言葉をもつユリを育ててみるのもおすすめです。多彩は花言葉を知って、ユリの花を自分なりに楽しんでみましょう。

きむら
ライター

きむら

ベランダで観葉植物や多肉植物、野菜をお世話する時間が至福です♩本と食べることも大好きです!

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