インテリアに人気の観葉植物【3位.ガジュマル】
基本情報
・原産地「沖縄・東南アジア」
・日当たり「良い」
・耐寒温度「5℃以上」
・水やり「土の表面が乾いたら」
ガジュマルの特徴
世界にひとつだけの気根(根)の姿がおもしろいガジュマル
ガジュマルの大きな特徴と言えば、地表で育つ気根(根)の形にあります。どれひとつとして同じ形にはならない気根は互いに絡まりながら成長し、部屋のインテリアとして存在感を発揮してくれます。色鮮やかな緑色の楕円の葉と、世界にひとつだけの不思議な形の気根は見ていて飽きることがありません。
火の精霊「キジムナー」が宿ると言われている
沖縄の人たちにとってガジュマルは、火の精霊「キジムナー」が宿る神聖な木として大切にされています。ガジュマルを大切に育てるとキジムナーが幸せを運び、反対にぞんざいな扱いをすれば不幸を呼ぶと言われているので、ラッキーアイテムとなってくれるよう大切に育てましょうね。
おしゃれなインドアコーディネート例
①ぽつんと置きでも存在感を発揮するガジュマル
気根の姿が特徴的でインパクト大のガジュマルは、家族が集まるリビングの棚や子供部屋の机の上にぽつんと置いてもじゅうぶんに存在感を発揮してくれます。小物や雑貨との相性もよいのでいっしょに並べて飾るのもおすすめです。
②お気に入りの器に植えてオリジナル感をだす
ガジュマルは底に穴が開いていない器や食器にハイドロカルチャーを入れて植え付けすることができます。土を使わないので室内でも衛生的に管理することができ、お気に入りの器を使ってオリジナル感がだせます。
インテリアに人気の観葉植物【2位.オリヅルラン】
基本情報
・原産地「南アフリカ」
・日当たり「良い~半日陰」※直射日光に注意
・耐寒温度「10℃」
・水やり「土の表面が乾いたら」
オリヅルランの特徴
筋入りの葉と自由奔放に伸びる細長い茎が特徴
ふんわりとしだれる筋入りの葉と、葉の間から自由奔放に伸びる細長い茎が特徴的なオリヅルランは日陰でも丈夫に育つ観葉植物です。しだれる葉を生かした吊鉢での楽しみ方や、子株を鉢に植えてミニ観葉植物として飾ることができます。
名前の由来は子株の形が「折鶴」のようだから
オリヅルランの名前の由来は長く伸びた茎の途中や先端につく子株の形が、まるで「折鶴」のようであることからつけられました。冬以外であればいつでも茎は伸びていき、多くて10個ほどの子株がつくようすは今にも飛び立とうとする小さな鶴たちのようでとても優雅です。
おしゃれなインドアコーディネート例
①ミニ鉢に寄せ植えして飾る
オリヅルランは寄せ植えができる観葉植物で、多肉植物と相性がばっちり。オリヅルランに幼株がついたら、多肉植物のわき芽や小さな株と合わせて植えるとキュートな寄せ植えができます。ちょこんとリビングやキッチンのテーブルに置くだけでユーモアいっぱいの空間になりおしゃべりにも花が咲くことまちがいなしです!
②苔玉に植えて粋に飾る
オリヅルランはケト土と赤玉土を混ぜて丸めた土に苔を貼って作る苔玉に植えることができます。南アフリカ原産のオリヅルランが一気に粋な和風テイストになり、和室や床の間のインテリア用品として活躍してくれます。
インテリアに人気の観葉植物【1位.ポトス】
基本情報
・原産地「東南アジア熱帯雨林地帯など」
・日当たり「良い~日陰」
・耐寒温度「10℃以上」
・水やり「土の表面が乾いてきたら」
ポトスの特徴
育てやすく簡単に増やせるのが人気の秘密
ハート型の葉がチャームポイントのポトスは丈夫で幼株からでも比較的育てやすく、日当たりの悪い玄関や日の差込みが弱いリビングなどでも育ちます。よく伸びたつるに根が出てきたら根を残してをカットし、挿し木や水耕栽培で簡単に増やすことができるのも人気の理由です。
ライム色、斑入りなど種類が豊富
ポトスには10種類以上の品種があり、なかでも人気の品種を挙げると、
・ゴールデンポトス…一般的なポトスで緑色の葉に黄色の斑が入っている。
・ライムポトス…茎や葉の色鮮やかなライム色が特徴的。
・ポトス・エンジョイ…緑の葉にくっきりとした白い斑が入っている。
色や斑入りなど種類が豊富なポトスは、お部屋のレイアウトに合わせて選ぶことができます。
おしゃれなインドアコーディネート例
①よく伸びるつるを生かし高い場所に飾る
ポトスはサトイモ科の植物で、すくすくとつるを伸ばし大きくなるため、部屋の中では高い場所に置いてつる伸ばしていく飾り方がおすすめです。ハンキング鉢を利用してリビングや階段の窓辺に吊るし、伸びてゆくつるや葉の動きを楽しむことができますよ。
②お気に入りの花瓶や可愛いビンを利用して飾る
伸びたつるをカットして手軽に水耕栽培できるポトスは、お気に入りの花瓶や可愛いジャムのビンなどを利用して部屋の好きな場所に飾ることができます。持ち運びが植木鉢よりらくになるのでその日の気分によってキッチンやリビングなど飾る場所を変え、部屋のプチ模様替えをしてみましょう。
まとめ
動物のペットと同じように観葉植物も家族の一員として大切に育てている人が多くなってきました。植物たちはそれにしっかりと応え、心の癒しや豊かさ幸運まで人に与えてくれるよきパートナーになってくれます。紹介したコーディネート例を参考にして、観葉植物との共同生活をもっともっと楽しんでくださいね。
まるで両腕を開いた人のよう!