ゴールデンベリーの効能とは?
ボタニ子
スーパーフードと呼ばれているけど、ゴールデンベリーを食べると体にはどんな効果があるの?
血液がサラサラに
ゴールデンベリーに含まれているビタミンAやビタミンEには抗酸化作用があり、血液の老化を防ぐ効果があると言われています。またビタミンEには毛細血管を広げる効果もあるので、血液の流れを良くします。同様に、含まれる「イノシトール」も水溶性のビタミン様物質で、動脈硬化を予防すると言われています。イノシトールは代謝を上げる効果もあり、代謝が上がると体温も上がり、血液の流れがスムーズになることで体にとってよい循環が生まれます。
コレステロール値が低下する
イノシトールは、コレステロールを低下させる効果もあります。コレステロールは、血管にたまることで血管の壁が厚くなり、動脈硬化をひきおこす原因に。動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳卒中になることもあります。コレステロール値が気になる人は、レパートリー豊富な食べ方ができるゴールデンベリーを毎日のおやつや食事にとりいれてみてはいかがでしょうか。
女性に嬉しい美容効果
美しい肌や髪、健康的な体作りに良いビタミン類がたくさん詰まったゴールデンベリーは、女性に嬉しいアンチエイジング効果もあります。ビタミン類はシミや肌の老化予防に良いとされ、イノシトールには保湿成分もあります。健康的な肌や髪の毛には、たっぷりの栄養と適度な保湿が必要。ゴールデンベリーを食べることで体の環境が整い、良い肌、良い髪へ導きます。
ゴールデンベリーの副作用
ゴールデンベリーにはビタミンEがたくさん含まれています。食べ過ぎによる副作用として、骨粗しょう症になるリスクがあります。ビタミンEの摂取量が多いと骨を壊す細胞が増え、骨がもろくなる原因に…。ビタミンEは抗酸化作用があり体に良い効果をもたらす反面、食べ過ぎによる健康被害もあるので、なるべく一日の摂取量を守りましょう。
妊娠中に食べても大丈夫?
もう一つの副作用として、ゴールデンベリーには少量ですが「アルカロイド」という成分が含まれています。アルカロイドは流産の原因になることもあり、妊娠中はゴールデンベリーを食べないほうがよいといえます。どうしても食べたいときは、主治医に相談してからにしましょう。
まとめ
ゴールデンベリー 250g ドライフルーツ インカベリー
参考価格: 1,300円
まだまだ日本では観賞用のほおずきが主流ですが、確実に食用ほおずきの生産は増えています。魅力的な栄養成分の多さ、料理を引き立てる見栄えのよさなど、「食べたい!」「作りたい!」気持ちを刺激するフルーツです。食べ過ぎには注意して、恋人たちを夢中にさせる味をぜひ一度楽しんでみてはいかがでしょうか。
出典:写真AC