「この花は何?」撮影するだけで花・植物の名前がわかるアプリ7選!

「この花は何?」撮影するだけで花・植物の名前がわかるアプリ7選!

「この花は何という名前だろう?」と興味をそそられる植物に出会っても、名前がわからないと調べづらいものです。そんなときは写真で植物を判別できるアプリを使ってみましょう。撮影するだけで「この花は何だろう」と気になっていた植物を簡単に調べられるようになりますよ。

記事の目次

  1. 1.この花は何という名前?気になる草木に出会ったら
  2. 2.この花は何?画像から名前を検索できるアプリ7選
  3. 3.この花は何?画像以外から探せるアプリも
  4. 4.スマートフォンに植物図鑑を入れておこう

この花は何という名前?気になる草木に出会ったら

Photo byKIMDAEJEUNG

散策中に名前がわからない花や、珍しい植物に出会って興味をひかれることがありますね。その植物について知りたいと思っても、名前がわからないと調べることが困難です。スマートフォンの植物図鑑アプリを活用すれば、その植物の名前を知らなくてもさまざまな調べ方で知りたい情報を入手できます。

この花は何?画像から名前を検索できるアプリ7選

Photo by marumeganechan

植物の調べ方のなかでも手軽なのが、画像で検索する方法です。画像から名前を判別する植物図鑑アプリでは、写真を撮影するかカメラをかざすことでAIが植物を分析・判別します。得意な植物の分野や調べられる内容はアプリごとに違うため、自分の要望に近いアプリを選びましょう。画像で検索できるアプリそれぞれの特色を知って、アプリ選びの参考にしてください。

①GreenSnap

GreenSnapは植物好きの人向けのSNSアプリです。「教えて!カメラ」という機能を使用して写真を撮影することで、AIが植物を判別し名前を教えてくれます。また、AIで判別できなかったときは写真をアップしてアプリユーザーに尋ねる機能もあります。植物の判別以外にも植物図鑑やコラム、ユーザー同士のコミュニケーションなど機能が豊富で楽しみが多いアプリです。

GreenSnapの基本情報

対応OS iOS/Android
ダウンロード料金 無料(広告表示あり)

ボタニ子

ボタニ子

単純な植物図鑑ではなく園芸好きの人の交流がさかんなアプリです。

自分の育てた花を誰かに見てほしい人や、ほかのアプリユーザーの庭づくりを見て参考にしたい人にも向いていますよ!

②PictureThis

PictureThisは10,000種類を超える植物のデータベースから気になる草木の名前を判別してくれるアプリです。花だけではなく樹木にも対応しています。その精度は高く、運営会社の発表では98%の正答率です。名前と同時に別名や雑学も表示されるため、調べたい植物について詳しくなれます。ダウンロード無料で別途有料プランがありますが、植物の判定は無料のままでもできます。

PictureThisの基本情報

対応OS iOS/Android
ダウンロード料金 無料(アプリ内課金あり)

ボタニ子

ボタニ子

有料プランはOSの種類、グレードや期間で料金が分けられています。有料プランでは植物の病気の診断や、専門家への相談ができるようになりますよ。

③PlantSnap

PlantSnapでは、草木だけでなくキノコやサボテン、多肉植物も含め60万種を超える植物を認識可能です。自分以外のユーザーが植物を見つけた場所を地図に表記するため、目当ての植物をどこで見られるかを調べるのにも利用できます。しかし、検索結果が日本語に対応しておらず、学名のラテン語表記です。和名を知りたい場合は学名を別途で調べ直す必要があります。

PlantSnapの基本情報

対応OS iOS/Android
ダウンロード料金 無料(アプリ内課金あり)

ボタニ子

ボタニ子

無料プランでは植物の判別は1日10件まで、11件以上調べるには月額または年額制の有料プランの加入が必要です。

④FLOWERY

FLOWERYのカメラで名前を知りたい花を撮影するとAIが分析し、名前と花言葉が表示されます。AIが判別できなかった場合は、アプリユーザー同士での質問も可能です。花言葉が瞬時にわかることで、プレゼントの際の花選びに活躍するでしょう。無料でも使用できますが有料プランでは広告表示がなくなり、グレードごとにAIでの判定の精度がアップします。

FLOWERYの基本情報

対応OS iOS
ダウンロード料金 無料(広告表示・アプリ内課金あり)

ボタニ子

ボタニ子

お花に関するクイズゲームもあるので、子供や友達とも楽しめます!

⑤PlantNet

PlantNetは花だけでなく、草木やつる植物、シダ植物にも対応した植物図鑑アプリです。植物図鑑アプリにはSNS機能がついているものが多いですがPlantNetにはありません。コミュニケーションを必要とせず、単純に植物を調べたい方に向いているアプリです。植物の判定結果が学名表記のため、和名を知りたいときは検索し直す必要があります。

PlantNetの基本情報

対応OS iOS/Android
ダウンロード料金 無料

ボタニ子

ボタニ子

提供元のPlantNetは、フランスの研究機関が植物のデータ収集を目的としてリリースしているアプリなので、すべての機能が無償なんですよ!

⑥ハナノナApp

ハナノナは、千葉工業大学のステアラボ(人工知能・ソフトウェア技術研究センター)が開発したアプリです。植物判定のフィルター精度を自分で調整できるという特徴があります。精度とは、撮影した花の特徴がAIのデータとどの程度一致しているかをパーセンテージで表したものです。精度を高くすることでより特徴が似ている花を絞り込め、精度を低くすることでより広範囲から目的の花を探せます。

ハナノナAppの基本情報

対応OS iOS/Android(Androidはβ版)
ダウンロード料金 無料

ボタニ子

ボタニ子

ハナノナはAIの開発研究の目的で作られたアプリのため、無償で使用できます。判別できる花の種類の追加や新しい機能の開発も進められていますよ!

⑦Biome

Biome(バイオーム)は植物のみならず生物全般を判別できるアプリです。本来は植物図鑑ではなく、「いきもの」のコレクションがおもな目的です。植物専門ではありませんが日本の生物に特化しており、京都大学のデータベースなどをもとに6万種の動植物を判別できます。見つけた生物の写真を撮って登録するとポイントがたまるゲームのようなシステムです。珍しい動物や植物はポイントが高くなります。

Biomeの基本情報

対応OS iOS/Android
ダウンロード料金 無料

ボタニ子

ボタニ子

ゲーム感覚でわからない動物やお花を調べられるので、自由研究や知育にもぴったりです。子どもから大人まで幅広い人が楽しめます。

この花は何?画像以外から探せるアプリも

Photo by Dick Thomas Johnson

画像で検索する以外の方法で名前がわからない花を調べるアプリもあります。アプリによって検索方法は異なりますが花の色や花弁の数、生息地や開花時期などの条件から判別します。カメラの性能や撮影環境に判別の精度が左右されないため、補助的に使用するのもおすすめです。同条件でも全く違う植物も存在するため、新しい出会いにつながる可能性もあります。

この花は何ですか?

この花は何ですか?は花の色、生息地、花弁の数から花を検索できるアプリです。条件にあう植物の写真一覧が表示されるため、目的の植物を選んで名前やそのほかの情報を調べましょう。有料プランへの加入で写真での判別、検索フィルタの調整、オフラインでの使用などが可能になります。

対応OS iOS(iPadのみ)/Android
ダウンロード料金 無料(広告表示・アプリ内購入あり)

花しらべ

花しらべは検索手段が豊富で、条件・索引(頭文字)・名前・キーワード・科名属名の5種類の手段から検索できます。条件には花や葉の色形、一年草・多年草などの生育タイプ、自生種か園芸品種かなど多くの項目があります。また名前検索は部分一致でも探せるため、名前がうろ覚えでも検索が可能です。

対応OS iOS
ダウンロード料金 860円

スマートフォンに植物図鑑を入れておこう

フリー写真素材ぱくたそ

植物図鑑アプリを上手に使えば、日々の散策がより充実した時間になります。春夏秋冬、四季の花の写真を仲間にシェアしたり子どもとコレクションをしたりして、自分なりの楽しみを見つけてみてください。

gotsumi
ライター

gotsumi

山生まれの山育ち、植物大好きの主婦です。故郷よりちょっと都会に嫁ぎ、プランター菜園に奮闘中。

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