誕生花とは
誕生花とは生まれた日ごとに決められている花のことで、365日すべてに誕生花があてがわれています。花言葉もメッセージ性のあるものが多く、その時期に開花する花であることがほとんどのため、プレゼントとして贈る花を選ぶ際のヒントにもなりますよ。
3月の誕生花(1日~10日)
3月1日~10日の誕生花と花言葉です。菜の花やアネモネのようなメジャーな花から、ワックスフラワーといっためずらしい花まで多種多様です。
3月1日の誕生花:ボケ
3月1日の誕生花はボケ、花言葉は「知恵」です。中国を原産地とするバラ科の花で、盆栽や庭木として人気があります。紅白のかわいらしい花をつける、おめでたい雰囲気の花です。
3月2日の誕生花:アリッサム
3月2日は「仲直り」という花言葉を持つアリッサムが誕生花です。とても小さな花がポンポンのように集まって咲き、主役の花を引き立てる名脇役として春の花壇に大活躍しています。いくつもの花が寄り添って咲いている様子は「仲直り」という花言葉にもぴったりですね。
3月3日の誕生花:菜の花
明るい黄色で埋めつくされた菜の花畑は、春の田畑の風物詩ですね。3月3日の誕生花である菜の花には「予期せぬ出会い」という花言葉がつけられています。奇跡的な出会いに感謝したいとき、両手いっぱいの菜の花をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
3月4日の誕生花:ピンクのヒヤシンス
学校の授業でも育てることでおなじみのヒヤシンスは、地中海沿岸を原産とする多年草です。たくさんの花が集まって咲く様子はかわいらしさを感じさせるでしょう。ピンク色のヒヤシンスは控えめな雰囲気ですが、それに反して「勝負」という花言葉がつけられています。
3月5日の誕生花:オランダアヤメ
別名の「グラジオラス」の方がなじみがあるかもしれません。ヨーロッパでは紀元前15世紀ごろから栽培の記録がある、とても歴史の古い花です。「メッセージ」という花言葉がつけられています。
3月6日の誕生花:アネモネ
ギリシャ語で「風」を意味する言葉が語源のアネモネが、3月6日の誕生花です。花言葉の「はかない恋」は、風に揺れるアネモネの繊細な花姿から連想されたものでしょう。花嫁のブーケにもよく使われる、とても人気のあるかわいらしい花です。
3月7日の誕生花:アスター
3月7日はアスターが誕生花です。花占いにはマーガレットを使うのが定番ですが、古くはこのアスターの花を使っていたとされています。花言葉は「甘い夢」、こちらもロマンチックな雰囲気の漂う言葉ですね。
3月8日の誕生花:ワックスフラワー
まるでワックスをかけたように花びらがつやつやしているという特徴から、この名前がつけられました。3月8日の誕生花です。1種類だけで花束にしても十分なボリュームがあります。「思いのたけ」という花言葉は、愛の告白に使うのも素敵ですね。
3月9日の誕生花:アルメリア
かんざしのように見えることから、別名を「ハマカンザシ」といいます。ピンク色のポンポンのような花がかわいらしく、ガーデニングにおいてはグランドカバーとして活躍します。花言葉は「共感」です。
3月10日の誕生花:レンギョウ
「集中力」の花言葉を持つレンギョウの花が3月10日の誕生花です。「ゴールデンベルズ」の別名のとおり、金色の鈴がたくさんついているような花姿が特徴です。あざやかな黄色が楽しい気持ちにさせてくれるかもしれません。
3月の誕生花(11日~20日)
沈丁花や桃の花、美女撫子などが11日~20日の誕生花です。春らしい色合いや、ピンク色の花が多いと感じるかもしれません。
3月11日の誕生花:彼岸桜
ほかの桜に先駆けて、春のお彼岸のころに咲くことからこの名前がつけられました。沖縄や台湾などの暖かい地域に分布しています。花言葉の「すぐれた美人」は、肌寒いなかで花を開くたおやかな姿からイメージされたものです。
3月12日の誕生花:キャンディタフト
球状で、まるでキャンディのような形に見えることがキャンディタフト(砂糖菓子の房)という名前の由来です。パステルカラーの小さな花が集まって咲く様子は、とても愛らしく見えるでしょう。3月12日の誕生花で、花言葉は「復活」です。
3月13日の誕生花:ノースポール
3月13日の誕生花はノースポールです。寒さに強く花期が長いことが特徴で、冬場のガーデニングには欠かせない存在ともいわれています。花言葉の「誠実」は、真っ白で清楚な花にぴったりですね。
3月14日の誕生花:桃
女の子の名前や「桃色」という色名などにも広く使われている桃の花が、3月14日の誕生花です。可憐な色合いの花は、見ているだけで気持ちがなごやかになるでしょう。「あなたのとりこ」という花言葉にふさわしい、華やかで美しい花です。
3月15日の誕生花:ヤグルマソウ
3月15日の誕生花であるヤグルマソウは、ギリシャ神話の中でケンタウロスが傷の治療に使ったという伝説から、「セントウレア」という別名でも親しまれています。白や青、紫などの寒色系の花色が多く、細い花びらが繊細な印象を漂わせます。見た目のとおり、花言葉も「繊細」です。
3月16日の誕生花:美女撫子
「清らかな愛」という花言葉を持つのが、3月16日の誕生花の美女撫子(ビジョナデシコ)です。ほかのナデシコ類と比べても際立って美しいことから、美女という表現がされたのでしょう。ヨーロッパ各地に自生しています。
3月17日の誕生花:ブルーレースフラワー
名前のとおりレースのような繊細な花姿で人気のブルーレースフラワーは、3月17日の誕生花です。淡い色合いと控えめな小花で、アレンジメントやブーケの名脇役として活躍します。ブルーと名前についていますが、ピンク色や白色のものもあります。花言葉は「無言の愛」、片思いの相手に贈るブーケにこっそり忍ばせるのも素敵ですね。
3月18日の誕生花:沈丁花
3月18日の誕生花は沈丁花(ジンチョウゲ)です。道を歩いていてどこからか沈丁花の甘い香りが漂ってくると、「ああ春がきたな」と感じませんか。その香りはクチナシ・キンモクセイと並ぶ三大香木として、古くから日本人に愛されています。花言葉は「不老長寿」です。
3月19日の誕生花:レンゲソウ
小学校や中学校の帰り道、広い田んぼ一面に咲くレンゲソウの記憶がある方も多いのではないでしょうか。3月19日の誕生花であるレンゲソウは水田裏作の緑肥植物であるとともに、ピンク色の花で近くを通る人を楽しませてくれます。「実り多きしあわせ」という花言葉も、明るく元気なレンゲソウらしい花言葉ですよね。
3月20日の誕生花:アカシア
ミモザアカシアともいわれます。ポンポンのような小さな黄色い花を房状にたくさんつけるところが特徴です。花言葉は「秘めた愛」「友情」です。卒業シーズンとも重なるため、離ればなれになる大切な人に贈るのにもぴったりの花といえます。
出典:写真AC