8月4日の誕生花は?特徴・育て方やゆかりの有名人に記念日もご紹介!

8月4日の誕生花は?特徴・育て方やゆかりの有名人に記念日もご紹介!

8月4日の誕生花は、日本固有のユリ「カノコユリ」です。シカのような模様を花びらに持つことが特徴の、上品で美しい花ですよ。特徴や育て方について、くわしく見ていきましょう。そのほかの誕生花や誕生石など、8月4日にゆかりのあるものも一緒に紹介します。

記事の目次

  1. 1.8月4日の誕生花は?
  2. 2.カノコユリの特徴3選
  3. 3.カノコユリの育て方
  4. 4.8月4日の誕生花(カノコユリ以外)
  5. 5.8月4日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

8月4日の誕生花は?

8月4日の誕生花は「カノコユリ」

日本や中国、台湾などのアジアに自生する野生のユリ、カノコユリが8月4日(8/4)の誕生花です。ドヨウユリ(土用百合)やタナバタユリ(七夕百合)といった別名でも知られています。野生種でありながら比較的育てやすい品種で、ウイルス性の病気にも強いという特徴があります。古くより観賞用として愛されてきた、野趣と可憐さを併せ持つ魅力的なユリですよ。

名前 カノコユリ(鹿の子百合)
別名 ドヨウユリ(土用百合)、タナバタユリ(七夕百合)
園芸分類・形態 球根植物・多年草
原産地 日本(九州、四国)、台湾、中国
開花の時期 7月中旬~8月中旬
花の色 ピンク、白
暑さ / 寒さ 普通 / 強い
特徴 ほかのユリよりも開花期が遅い、まだら模様

カノコユリの特徴3選

出典:写真AC

まずはカノコユリの特徴のうち、「名前の由来」や「ギフト向けの花言葉」について見ていきましょう。ユリといえばゴージャスな白ユリのカサブランカのイメージが強いですが、実はそのカサブランカとも、カノコユリは深い関係性を持っていますよ。

特徴①模様にちなんだ名前

カノコユリは、漢字表記では「鹿の子百合」と書きます。鹿の子(かのこ)とは本来シカの背中にあるまだら模様のことで、花びらにある模様がよく似ていることから、カノコユリという名前がつけられました。ドヨウユリ、タナバタユリといった別名は、開花の時期が土用や七夕の時期と重なっていることにちなんだ命名ですよ。

特徴②女性へのギフトにぴったりの花言葉

カノコユリの花言葉は「上品」「荘厳」「慈悲深い」です。斑点のついた華やかな花びらが上品さや荘厳さをイメージさせ、このような花言葉がつきました。大ぶりながら優雅でやわらかな花姿は、心優しい女性のような印象を与えますね。ギフトシーンでも、特に女性への贈りものとして喜ばれるでしょう。

特徴③ヨーロッパで最初に知られたユリ

カノコユリは、日本固有種のユリのなかで初めてヨーロッパに入ったユリです。ドイツの医師・博物学者として有名なシーボルトが、アジサイやフジなどと一緒に持ち帰りました。そりかえった花びらやゴージャスな咲きぶりで、ヨーロッパの人々にたいへん愛されたといいます。「ユリの女王」カサブランカも、カノコユリやヤマユリから品種改良された園芸種ですよ。

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カノコユリの育て方

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