胡蝶の舞ってどんな多肉植物?その特徴や増やし方などの育て方を紹介!

胡蝶の舞ってどんな多肉植物?その特徴や増やし方などの育て方を紹介!

胡蝶の舞は、カランコエという多肉植物の一種です。カランコエの中でも葉っぱの色どりも楽しめるという観葉植物としての魅力があります。そんな胡蝶の舞の葉っぱと花の特徴やどんどん増える葉挿しによる増やし方を含めた胡蝶の舞の育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.胡蝶の舞とは
  2. 2.胡蝶の舞の特徴
  3. 3.胡蝶の舞の育て方
  4. 4.まとめ

胡蝶の舞とは

胡蝶の舞は、カランコエという多肉植物の一種です。冬になると葉っぱの色づきや、長く伸ばした茎からぶら下がるように咲かせる花がかわいらしい印象をあたえてくれます。またカランコエの中でも葉が色づく様子を観葉植物としても楽しむことができます。初心者でも比較的育てやすく、増やしやすいという特徴があります。

胡蝶の舞の基本情報

胡蝶の舞はカランコエと同様に常緑多年草の植物です。アフリカなどの温かい熱帯地域が原産地なので乾燥に強い夏型の植物です。短日性の植物のため日が短くなる冬に開花します。胡蝶の舞という呼び方の他にも「胡蝶の舞錦」とも呼ばれます。

学名 Kalanchoe 英名 Kalanchoe
園芸名 胡蝶の舞、胡蝶の舞錦 和名 ベニベンケイ
科名 ベンケイソウ科 属名 カランコエ属
原産地 マダガスカル、アフリカ 別名 ラクシフロラ

胡蝶の舞の特徴

葉っぱの色づきや育てやすさなど、胡蝶の舞にはどのような魅力や特徴があるかをご紹介します。

特徴①葉っぱの色と増え方

胡蝶の舞は葉っぱに少し厚みがあり、縁にがくぼみがあります。そしてこのくぼみがピンク色から紫色に色づいていることが特徴的です。秋ごろからは葉っぱ全体に色づきが見られます。また胡蝶の舞は1枚の葉っぱから新芽が増える姿がかわいらしく、葉挿しで増やせるという特徴があります。

葉挿しにより増えやすい

胡蝶の舞は挿し芽で増やすこともできますが、親株の折れた葉っぱから自然と増えることもあります。胡蝶の舞は葉っぱのギザギザのくぼみ部分から新芽がたくさん出てくることで増えます。胡蝶の舞の葉挿しは成功しやすいので、葉挿しにより胡蝶の舞がたくさん増えたらプレゼントとしても喜ばれるでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

1枚の葉っぱから新芽が2つもでてきてますね!すごい!

ボタ爺

ボタ爺

多肉植物は葉に養分を含んでいるのでこのような増やし方ができるんですよ。

特徴②花の形状

色づく葉っぱとともに、胡蝶の舞は冬に向けて花を咲かせようとします。咲く花は茎を伸ばした先からいくつかの花がぶら下がる形状で、色は赤色からピンク色でかわいらしい印象です。9月頃からは少し日に当たる時間を減らすことで開花しやすくなります。花言葉は、「あなたを守る」「おおらかな心」「幸福を告げる」です。

ボタ爺

ボタ爺

冬の室内で、夜でも明るい環境になってしまうと花が咲かなくなってしまうことがあります。夜は暗くなるようにできるといいですね。

特徴③上へと成長する

冬の時期、胡蝶の舞は茎を伸ばしてかわいらしい花を咲かせます。日光を好むので、日当たりがよくない場所や風通しの悪い場所などで育つと日光を求めてどんどん上へと伸びていきます。葉っぱと葉っぱの間隔が気になる方は、冬以外は日光にあたる時間を長くすることで、葉っぱの間が目立たないような胡蝶の舞へ育てることができます。

ボタ爺

ボタ爺

葉っぱと葉っぱの間隔が空いているような状態を、徒長(とちょう)といいます。

特徴④寒さに弱い

温かい地域で育っていた胡蝶の舞は暑さには強いのですが、寒さに弱い植物です。冬の時期に気温の低い環境で育てると葉っぱの色が悪くなってしまいます。霜が下りるような寒い時期は胡蝶の舞が弱ってしまわないように、室内に移動させるようにしましょう。胡蝶の舞は葉挿しや植え替えが適しているのは春か秋です。暑さには強く直射日光にもですが、葉焼けには注意しましょう。
 

ボタ爺

ボタ爺

次は、胡蝶の舞の育て方について見ていきましょう。

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胡蝶の舞の育て方

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