ルビーネックレスとはどんな多肉植物?
ルビーネックレスは長細い紫の色の葉が特徴で、寄せ植えにしてもかわいいと人気です。しかし育て方が難しく、水をあげすぎると葉の部分がぶよぶよになってしまうこともあります。葉の色が緑から紫に変わったりうまく育てることができれば花が咲くので、観賞用としても楽しめますよ。その特徴や育て方・増やし方をご紹介します。
ルビーネックレスの基本情報
分類 | 多肉植物 |
科名 | キク科 |
属名 | オトンナ属 |
学名 | Othonna capensis |
原産地 | 南アフリカ |
花言葉 | 豊富、健やかな成長、青春の思い出 |
特徴
細い茎に三日月形の葉が連なっている
ネックレス状に育つ種類で、三日月の形をした葉が特徴です。細い茎は紫色で、寒くなると葉が緑から紫色に変化します。ぷくぷくとした葉が鉢からこぼれる姿がかわいいと人気があります。その鮮やかな色から寄せ植えに使うとアクセントになりワンランク上の寄せ植えが作れますよ。
9~12月に花が咲く種類の多肉植物
気温が下がり始める秋から冬の時期には、キクのような黄色い花が咲きます。ちょうど葉の色が緑から紫に変わり始めるころに花が咲くので、葉と花のコントラストを楽しむことができるのが魅力です。
ルビーネックレスの育て方
①管理場所
暖かい時期は室外で育てる
一年中室内で育てることもできますが、風通しがよく日当たりのよい場所を好むので春~秋のあいだは室外に置いておくのがよいでしょう。ただし、葉焼けの可能性もあるので真夏の直射日光はできるだけ避け、春と秋は日光が良く当たる場所で育てるのがよいです。
冬は室内で育てる
寒さに弱いというわけではないのですが、冬の間は室内で育てることをおすすめします。葉が緑から紫に変わる時期になったら室内に移動させてください。寒い場所に置いておくと霜焼けを起こしてしまうことがあるので、冬は室内の日当たりのよい場所に置いて育てましょう。
②用土
水はけのよい多肉植物用の土を使う
乾燥した地域が原産であるため、過湿状態が続くと根腐れしてしまいます。根腐れを防ぐために水はけのよい用土で育てましょう。専用の土があればそれを使用して、さらに水はけよくするためにウッドチップなどの資材を用土に混ぜるのもおすすめです。
出典:写真AC