【季節別】おすすめ園芸種20選!春夏秋冬それぞれ育てやすい花を紹介!

【季節別】おすすめ園芸種20選!春夏秋冬それぞれ育てやすい花を紹介!

庭やベランダに花壇を作るなら、季節ごとにきれいな花を咲かせてみませんか?春夏秋冬と季節に合わせて育てやすい花を選べば、初心者も通年ガーデニングを楽しめます。春夏秋冬と季節ごとに、鉢植えでも地植えでも楽しめる育てやすい花を紹介します。

記事の目次

  1. 1.季節ごとに育てやすい花と育て方のポイント
  2. 2.春の季節に育てやすい花5選
  3. 3.夏の季節に育てやすい花5選
  4. 4.秋の季節に育てやすい花5選
  5. 5.冬の季節に育てやすい花5選
  6. 6.まとめ

秋の季節に育てやすい花5選

Photo byLarisa-K

厳しい暑さの夏が過ぎて秋になると、日中のガーデニングを楽しめるようになります。秋は朝晩と日中の温度差が大きくなる時期なので、ちょっと油断すると花が枯れてしまうこともあります。秋のガーデニングには、寒さに強く長持ちする花を選ぶといいでしょう。

コスモス

学名 Cosmos bipinnatus
科名 キク科
属名 コスモス属

コスモスはかわいい印象ですが、とても丈夫で初心者にも育てやすい花です。定番のピンク以外にも、白や赤、オレンジに黄色なども揃っています。種まきは春頃にもできますが、秋に楽しみたいなら夏にまくといいでしょう。鉢植えなら表面が乾いてから水やりしますが、地植えの場合はよほど過酷な乾燥状態にならなければ雨水でOKです。

草丈が長い場合は支柱を立てますが、あえて倒してわき芽を作ることもできます。

ダリア

学名 Dahlia
科名 キク科
属名 テンジクボタン属(ダリア属)

ダリアは大輪の花を咲かせるイメージですが、実は種類が豊富で小さくかわいいサイズもあります。個性的な花を咲かせるのでむずかしいイメージを持たれがちですが、育てやすさでは初心者にもおすすめです。国内で流通しているダリアは、9月以降に開花するものが多いので秋のガーデニングにピッタリです。球根から育てるので、4月頃に植え付ければ、秋にはきれいな花を楽しめます。

ケイトウ

学名 Celosia argentea
科名 ヒユ科
属名 ケイトウ属

ケイトウは、漢字で「鶏頭」と書きます。鶏の鶏冠に似た姿から名付けられました。色は赤以外にもピンクや黄色、オレンジに淡緑などがあります。地植えの場合は、用土にもこだわらず育てられます。ただし肥よくな用土で育てると大きくなりすぎるので、見栄えを重視するなら用土選びが重要です。草丈を低くしたい場合は、種まきの時期を遅くして日に当たる時間を短くするといいでしょう。

シュウメイギク

学名 Anemone hupehensis var. japonica
科名 キンポウゲ科
属名 イチリンソウ属

シュウメイギクは漢字で「秋明菊」と書きます。秋らしさを感じさせてくれる花としても人気があります。1枝でも存在感があるので、生花にもよく使われる花です。暑さにも寒さにも耐えられますが、涼しい環境の方がよく育ちます。特に根は高温に弱いので、地植えは直射日光が当たらない場所がおすすめです。鉢植えは夏の間だけ、日陰で管理しましょう。

水はけが悪いと根腐れを起こすので注意してください。

ポットマム

学名 Dendranthema × grandiflorum
科名 キク科
属名 デンドランセマ属

ポットマムは、アメリカ生まれの菊で、地植えはせず鉢植えで育てます。植木鉢でこんもりとボリュームが出るように育てるのが一般的です。こまめに摘心や切り戻しを行い、草丈を高くしすぎないようにするのがポイントです。地植えもできますが、水はけのいい場所を選んでください。鉢植えは土の表面が乾いたら水やりをしますが、開花後は水を切らすと花が散るので注意しましょう。

冬の季節に育てやすい花5選

Photo byPublicDomainPictures

秋の紅葉が終わるといよいよ冬がやってきます。ガーデニングには不向きと思われがちですが、冬に咲くかわいい花もたくさんあるので殺風景になりがちな花壇には、寒さに強い花を選びましょう。小さい花も寄せ植えすると華やかな印象になります。冬に育てやすい花をみていきましょう。

クリスマスローズ

学名 Helleborus × hybridus
科名 キンポウゲ科
属名 クリスマスローズ属

クリスマスローズは初心者にも育てやすく、冬の花壇を美しく演出してくれます。品種によって花の形や色が違うのも特徴的です。同じクリスマスローズという種類でも、有茎種と無茎種によって印象が変わります。大きく育てたいなら無茎種を選ぶといいでしょう。寒さに強いので冬の花としてもおすすめです。

霜に当たると傷むので、鉢植えは室内に移動させ、地植えは霜よけを取り入れましょう。

パンジー・ビオラ

学名 Viola
科名 スミレ科
属名 スミレ属

パンジー・ビオラは小さくかわいい花が特徴的です。スミレ科の花ということもあり紫というイメージを持たれがちですが、黄色やピンク、白やオレンジなどもあります。黒や褐色など作りたい印象で色を選び分けてもいいでしょう。日当たりがよく風通しのいい場所なら、地植えでも育てられます。地植えする場合は、10月頃にポット苗を購入し植え付けします。

サルビア

学名 Salvia splendens
科名 シソ科
属名 アキギリ属

サルビアは、冬の花壇を色鮮やかにしてくれます。サルビアは種類が豊富で白やピンクなどもありますが、真っ赤なサルビアえ育てたいなら「スプレンデンス」がおすすめです。1つの花は小さいですが、いくつも群がるように咲くのでボリュームがあります。育てやすいので初心者も気軽に取り入れられます。ただし開花が始まったら水を切らさないようにしましょう。

ガーデンシクラメン

学名 Cyclamen
科名 サクラソウ科
属名 シクラメン属

ガーデンシクラメンは、シクラメンを改良して作られた冬の寒さに強い花です。地植えにも適しており、寄せ植えを楽しめるのもポイントです。初心者にも育てやすく、冬の花として人気があります。用土は赤玉土と腐葉土でOKです。地植えでしっかりと根づいたら、水やりはほとんど必要ありません。鉢植えは、土の表面が乾いたら水やりしましょう。

耐寒性に優れていますが、日当たりのいい場所で育ててください。

ポインセチア

学名 Euphorbia pulcherrima
科名 トウダイグサ科
属名 ユーフォルビア属

ポインセチアは、聖夜という花言葉を持っています。緑と赤がクリスマスカラーということもあり、冬のガーデニングに大人気です。暖かい地域では庭木としても育てられますが、寒さにはあまり強くないので鉢植えを室内で育てるのがおすすめです。ただしエアコンやファンヒーターなど、温風が当たる場所は避けます。

5℃以下になると枯れるので、あたたかい部屋で育ててください。

まとめ

Photo by_Alicja_

ガーデニングは季節にあわせた花を選べば、通年楽しめます。庭がなくても植木鉢やプランターで育てられるので、ライフスタイルによって使い分けできます。初心者にも育てやすい花はたくさんあるので、春夏秋冬をとおしてガーデニングを楽しんでください。

monarch
ライター

monarch

母の影響でガーデニングや家庭菜園にハマっています! 愛犬と一緒に収穫した野菜を食べるのが幸せです。

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