ドラゴンフルーツには多くの品種が存在するのですが、日本では大まかな分類しかしていないために、正確な品種名が不明であることもよくあります。また品種改良も盛んで新しい品種も生まれている状況です。
ホワイト
白肉種とも呼ばれる果肉が白い品種です。栽培が簡単で収穫量も多いので、日本ではもっとも流通量の多い品種です。商品名「ホワイトドラゴン」「ホワイトピタヤ」などとして販売されています。あっさりした甘みで酸味は感じられません。平均的な重量は200~1000g程度で、国内産のものが出まわるのは6~11月ごろです。
レッド
赤い外皮に果肉が赤紫色なのが赤肉種です。「レッドドラゴン」「レッドピタヤ」などという名前で販売されています。出まわる時期や食感は白肉種とほぼ同じですが、甘みは赤肉種が若干強いといわれます。サイズも白肉種より少し小さめです。衣服などに果汁がつくと色が落ちないのでご注意ください。
ゴールド
ニュージーランド産の「ゴールデンドラゴン」は、黄色い外皮をもちます。他のドラゴンフルーツと同様うろこ状で、味は白肉種、赤肉種と同じく甘さは控えめです。
イエロー
「イエローピタヤ」「ゴールデンピタヤ」「イエロードラゴン」などという名前で販売される、黄色い皮に白い果肉を持つ品種です。ゴツゴツした形状の果皮にトゲがあることが特徴で、甘みは他の品種に比べると強めです。国内産が出まわる時期は6~10月ごろです。
ピンク
日本で白肉種と赤肉種の交配した種もあり、「ピンクドラゴン」という名前で販売されています。果肉がうすいピンク色で、白肉種や赤肉種とよく似た味や食感をもち、甘さは控えめです。まだ流通量が少ないため、生産者から直接、通信販売などで購入するのみとなっています。
まとめ
ドラゴンフルーツの特徴、切り方や剥き方、おいしい料理法、効能などを解説しました。おいしいドラゴンフルーツをえらんでダイエットにも役立ててくださいね。
出典:写真AC