スイバの仲間とよく似ている植物
スイバは赤くて小さな花をつけ、まっすぐ伸びるという性質がありますが、スイバには種類があったり、よく間違えられる植物があったりします。ほかの植物との違いや見分け方などをみていきましょう。
スイバの仲間①高嶺スイバ
高嶺スイバは、7月~8月にかけて花を開花させ、高さは約30㎝~約100㎝まで大きくなります。高嶺スイバの特徴は、日本の高山に自生していることです。
スイバの仲間②姫スイバ
姫スイバは、ユーラシア原産で全体的に小さく細いことが特徴です。こちらも日本の広い地域で見ることができて、道端によく咲いています。スイバより小さいことから「姫スイバ」と名前がつきました。
間違えられる植物①ギシギシ
ギシギシという名前は、茎同士をすり合わせると、ギシギシと音を鳴らすことに由来しています。ギシギシも食べることができて、薬用植物として知られています。スイバとギシギシの見分け方は、スイバは赤い花を咲かせて、葉は平行の線が入っています。ギシギシは緑色の花を咲かせて、葉には網のような線が入っています。
間違えられる植物②イタドリ
イタドリは、形状はスイバとあまり似ていないので、見分け方は簡単です。間違えられる理由は呼び方にあり、スイバは別名スカンポと呼ばれますが、イタドリも別名スカンポと呼ばれているためです。スイバと同じように、イタドリにも酸味があります。イタドリは生薬として使われ、「痛みをとる」ということが名前の由来とされています。
まとめ
スイバは日本のいたるところに咲いていて、強い酸味をもちますが、その酸味はすっきりとした爽やかさがあります。ぜひ一度、ためしてみてはいかがでしょうか。
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