コリアンダー(パクチー)の育て方!上手な種まきの仕方!管理のコツ!

コリアンダー(パクチー)の育て方!上手な種まきの仕方!管理のコツ!

独特な風味に魅せられ、病みつきになる人も続出しているコリアンダー(パクチー)。今や料理にかかせないハーブです。人気の品種コリアンダー(パクチー)をうまく育てるコツとは種まきに秘訣がありました。育て方や上手な種まきの仕方などをわかりやすく解説します。

記事の目次

  1. 1.コリアンダー(パクチー)とは
  2. 2.コリアンダー(パクチー)の種まきの仕方
  3. 3.コリアンダー(パクチー)の上手な育て方
  4. 4.コリアンダー(パクチー)を管理するコツ
  5. 5.まとめ

コリアンダー(パクチー)とは

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学名 コエンドロ(Coriandrum sativum L.)
科名 セリ科(Apiaceae
属名 コエンドロ属(Coriandrum)
原産地 地中海沿岸
高さ 25cm~50cm
花色

コリアンダー(パクチー)とはセリ科の一年草で、初心者にも栽培しやすい植物です。旬の季節は、春は3月~5月、秋冬は9月~11月です。地中海原産で各地にて食用や香辛料、医療、ハーブとして使われてきました。その歴史は古く紀元前までさかのぼりエジプト、ギリシャ、ローマで食用や薬草としての用途の記述書が残されているほどです。

 

コリアンダーとパクチーの違い

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「コリアンダー」と「パクチー」は、実際には同じ植物です。現在、日本では一般的に乾燥した種子を粉末にした香辛料を「コリアンダー」、サラダに使う生の葉や、タイ・ベトナム料理の食材として使うときには「パクチー」と呼ばれることが多いです。

なぜ同じ植物を違う名前で呼ぶのか?

違う名前で呼ぶわけは、外国から料理の食材として日本に入ってきた際の経路にあります。エスニック料理ブーム到来時にタイやベトナムから入って来た際には「パクチー」というタイ語名称で呼ばれました。また別経路の地中海、欧米料理として持ち込まれた際は「コリアンダー」と英語名称で呼ばれていたのです。中国料理で有名な香菜(シャンツァイ)は中国名称で、同じ植物であっても名称だけが違うのです。

  • コリアンダー:英語名
  • パクチー:タイ語名
  • 香菜(シャンツァイ):中国語名
  • コエンドロ:日本語名

コリアンダー(パクチー)の種まきの仕方

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日本で種をまく季節は、一般的に春です。夏栽培では気温が暖かくなってからの4~5月、秋・冬栽培では9~10月頃が適しています。購入した種が入っていた袋を確認して、記載されている適切な開始時期の情報なども参考にしてください。種をまく前には、先に土に水を与え適度に湿らせておきましょう。土にまいた種は2週間ほど経つと発芽します。

種まきの仕方①用土

コリアンダー(パクチー)が良好に育つとされる土の酸度を表すpHは、弱酸性土壌pH5.5~中性土壌のpH7.0が好適です。水はけのよい土を好みます。自分でブレンドして土を作りあげたい場合は、赤玉土:5、腐葉土:3、堆肥:1、バーミキュライト:1の割合でよく混ぜましょう。

プランターで育てる場合

ハーブや野菜用の市販の培養土を購入し、そのまま使うことも可能です。なるべく袋に記載されている原料やpH、水はけ力などを参考にしてより良質な土を選びます。コリアンダー(パクチー)をある程度旺盛に収穫したい場合は、中型サイズ以上のプランターと土を用意しましょう。

畑や露地菜園の場合

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畑や露地では、種まきの2週間前までに土に苦土石灰をまいて、pH5.5~7.0になるように土の酸度を調整します(通常100g/平方メートル程度散布)。さらに1週間前までに腐葉土や堆肥を2~3kg/平方メートル、化成肥料を100g/平方メートルをまき土をよく耕しておきます。苦土石灰を堆肥などと同時期にまくと、種まきまでに酸度を矯正する時間が足りなくなる場合があるので注意しましょう。

種まきの仕方②種まきのコツ

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コリアンダー(パクチー)の発芽率は約60%以上と、一般的な植物に比べ発芽率が低い傾向があります。その理由は、コリアンダー(パクチー)の種が硬い殻に覆われていることにあります。実際、硬い殻を割ると半球状の種が2つ入っています。

コリアンダー(パクチー)の発芽率を高める方法

種を硬い殻のまま土にまいた場合、殻が芽の発育を抑制し発芽率を低下させます。また、殻の中には2つの種が一緒に入っているため、1カ所に2つの芽が同時に出ることにもなります。芽が込み合い発育にもよくないため、殻を指や板などを使い軽く潰して種だけを先に取り出してからまきしょう。取り出した種を数時間から一晩かけ水につけてからまくと、さらに発芽率が上がります。

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コリアンダー(パクチー)の上手な育て方

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