ウコンの育て方・栽培方法!収穫時期の見分け方など管理のコツをご紹介!

ウコンの育て方・栽培方法!収穫時期の見分け方など管理のコツをご紹介!

カレーや沢庵の着色に使われるウコンはターメリックとも呼ばれます。そんなウコンの栽培に必要な土作りから苗の植え付け、収穫時期のなど、育て方から他の種類との見分け方まで詳しく解説します。鉢植えでも簡単に栽培でき、美しい花も楽しめる植物です。

記事の目次

  1. 1.ウコンとは
  2. 2.ウコンの栽培のための基本情報
  3. 3.ウコンの栽培方法①植え付け
  4. 4.ウコンの栽培方法②収穫
  5. 5.ウコンの栽培方法③増やし方
  6. 6.ウコンの保存方法
  7. 7.ウコンの利用方法
  8. 8.まとめ

ウコンの栽培のための基本情報

育て方のポイント

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植え方 鉢植え、プランター、地植え
形態 球根
日なた 日当たり
乾燥 好まない
耐寒性 なし
耐暑性 あり

栽培に必要な環境

温度と日当たり

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ウコンは日当たり、風通しのよい場所を好みます。根が張るので地植えが向いていますが、鉢植えでも育てることができます。熱帯の植物ですから高温を好み、夏に盛んに生育しますが、寒さには弱く、越冬対策が必要です。

土作り

水はけがよく保水性もよい土作りができれば市販の培養土で十分です。植え付け前に腐葉土などを混ぜ込みふかふかの状態の土作りを心掛けると、収穫の時期に差がでますよ。

水やり

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ウコンは乾燥を嫌います。特に夏の生育期には水を切らさないよう注意してください。土の状態をみながら、乾燥が続くなど、必要な場合には朝夕2回の水やりを行いましょう。

栽培カレンダー

フリー写真素材ぱくたそ

植付期 4~6月
開花期 7~9月
収穫期 11月
施肥 5月と9月

ウコンの栽培方法①植え付け

地植えの場合

フリー写真素材ぱくたそ

4月ごろ、充分に暖かくなったと感じられたらウコンの植え付けの適期です。日当たりのよい場所を選び肥沃な土作りをします。深さ5~10cm、植え付け間隔30cm程度をとって球根を横に伏せた状態で芽の部分を上に向けて植え付けていきます。その後水をたっぷり与えます。

鉢植えの場合

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根茎が深く伸びるので、鉢植えの場合には、8~9号ほどの大きさの深い鉢に用土を入れ、約5cmの穴をほって1~2個の球根を置き、上から土でおおったら、水やりをしっかりしておきましょう。苗の場合はしっかり根元から葉が育っているものを選びましょう。

管理方法

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地植えなら敷きワラや腐葉土などで苗木をマルチングすると乾燥を防ぐことができます。生育に合わせて5月と9月ごろに固形油粕や骨粉などの有機肥料を株元に与えましょう。根茎が地上に露出すると乾燥してしまうので、地上に出てこないようしっかり土寄せすることが重要です。土がカラカラに乾いたらたっぷり水やりをします。

ウコンの栽培方法②収穫

収穫の適期

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葉が黄色く色づいた後、地上部が枯れると収穫の適期です。葉が枯れるという収穫のサインがでたら、土ごと球根を掘り上げて水洗いします。暖かい地域では地中深くに埋めて越冬させることもできますが、この場合は水洗いする必要はありません。

ウコンの栽培方法③増やし方

種イモの保存方法

収穫したウコンは翌年の種イモとして保存することができますが、寒さには弱く枯れることもあるので適切な温度調整が求められます。翌春まで10℃以下にならないよう、おがくずを詰めた段ボール箱などに入れて保存するのがポイントです。

次のページでは、ウコンの保存方法や利用方法を紹介していきます。

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ウコンの保存方法

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