サフランの効能とは?高級とされるスパイスの上手な使い方もご紹介!

サフランの効能とは?高級とされるスパイスの上手な使い方もご紹介!

サフランは世界一高価なスパイスの王様です。その効能はすばらしく、古くから漢方や料理、染料などに使われてきました。きれいな黄色、独特の香りと風味にはなんともいえないものがあります。サフランにどのような効能があるか、使い方、注意する点などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.サフランとは?
  2. 2.世界一高価なスパイスとは?
  3. 3.サフランの栄養と薬効について
  4. 4.サフランの使い方について
  5. 5.まとめ

サフランとは?

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アヤメ科の多年草。春に花が咲くクロッカスと同じ仲間ですが、開花期は秋です。古くから香水としても使用されたエキゾチックな良い香りのある花です。花には3本に分裂した1本のめしべ(花柱)があり、このめしべがスパイスや生薬になります。 サフランはたくさんの花から少量しか製造できません(5gのスパイスとしてのサフランを得るには750本以上の花が必要)。また手作業でしか製造できないため高価なスパイスとなっています。

世界一高価なスパイスとは?

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サフランは世界一高価なスパイスです。スパイスの王様といわれるのは高価だからだけでなく、古くからその栄養、薬効、効能を認められているからです。独特の風味と水に溶かすときれいな黄色になる成分をもつことから、料理に風味づけに使われます。 サフランの語源は黄色を意味するアラビア語「ザフラーン」からきているといわれています。

サフランの栄養と薬効について

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サフランの栄養成分はビタミン、ミネラルを豊富に含んでいます。特にサフランの色素成分、香り成分などにはさまざまな薬効があります。黄色の色素成分「クロシン(クロセチン)」、エキゾチックな良い香りの主成分「サフラナール」、苦味成分「ピクロクロシン」などです。

①婦人病の改善に効能

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サフランは婦人病の改善に効能があります。番紅花(ばんこうか)とも呼ばれ、婦人病の生薬として利用されています。薬効成分が子宮に作用するとされ、月経トラブル、更年期障害などに効用があります。血行を促進し、からだをあたためる効果もあり、婦人病の改善にはたらきます。 日本には江戸時代末期に渡来し、血の道と言われる婦人病に用いられてきました。

②気分の落ち込みの緩和に効能

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サフランのきれいな黄色と独特の良い香りは、人の気持ちを引き立て、明るくすると言われ、漢方では鎮静作用の薬効を目的に使われます。 気分がすぐれなかったり、イライラしたり、寝つきの悪いときに使うと気持ちの高ぶりをしずめる効果があります。

③睡眠の質の改善に効能

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サフランには睡眠の質の改善作用があるとされています。サフランの成分「クロシン(クロセチン)」を摂取すると、睡眠障害の人の眠りが深くなり、目覚めの爽快感が向上するという研究結果がでています。鎮静作用もあることから中枢神経系へ作用する薬効があると強く示唆されています。

④美肌に効能

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サフランは美しい肌を保つ効果があります。肌荒れの改善、長期間の摂取ではシミ・くすみの改善が認められたという検証結果も報告されています。クロシン(クロセチン)に紫外線による肌炎症を抑えるはたらき、メラニンの生成を抑えるはたらきがあることによります。また不十分な睡眠によるホルモンバランスの崩れがメタボリックシンドロームや肌荒れの一因になるので、睡眠の質を向上させるサフランは美肌に効果があるといえます。

⑤痛みの緩和に効能

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鎮静作用と同様にサフランの香りとよい色に鎮痛作用があります。 風邪気味のとき、頭痛を感じるときに症状を和らげることができます。またパウダー状のサフランを炎症などを起こした歯茎に塗ると炎症をおさえる薬効があるといわれています。

⑥体を温める効能

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サフランの芳香成分サフラナールには、体をあたため発汗を促す効能があり、冷え性の改善が期待できます。体をあたためる働きがあるので、風邪の初期症状にも効果があります。体をあたためると免疫力が活性化するので、風邪の予防効果もあります。

⑦記憶機能、学習能力の改善に効能

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サフランは認知症や物忘れなどの漢方治療にも使用されています。サフランで記憶障害が改善されるということがマウスを使っての研究結果が出ています。サフランの色素成分「クロシン(クロセチン)」は神経伝達物質の伝達効率を高める効果があり、記憶力の減退を改善する身体の内からの改善が期待できるということです。

⑧サフランの副作用

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臨床試験では深刻な副作用は報告されていませんが、サフランには子宮収縮作用があるので、妊婦、授乳中の人は摂取しないほうがよいでしょう。また、多量(一度に5g以上)に摂取すると嘔吐、めまい、血尿、腎臓障害などを起こす可能性があります。お茶、色づけや香りづけとして料理などに使うくらいの量であれば問題ありません。

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