10月13日の誕生花は?花言葉や育て方・誕生石にゆかりの有名人も!

10月13日の誕生花は?花言葉や育て方・誕生石にゆかりの有名人も!

10月13日の誕生花は「バンダ」です。東南アジア原産で花色が豊富です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について解説します。バンダ以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、10月13日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.10月13日の誕生花は?
  2. 2.バンダの特徴2選
  3. 3.バンダの育て方
  4. 4.10月13日の誕生花(バンダ以外)
  5. 5.10月13日にゆかりのあるもの
  6. 6.まとめ

10月13日の誕生花は?

10月13日の誕生花は「バンダ」

出典:写真AC

タイやフィリピンなどを原産地とするラン、バンダが10月13日(10/13)の誕生花です。紫色のものがポピュラーですが、ほかにもピンク色や黄色など、バリエーションは豊富にあります。開花期が不定期であることも特徴のひとつで、優美な花姿は年間を通して楽しむことが可能ですよ。太く白い根も見応え抜群で、この根のエネルギッシュなようすを観察できるよう、バスケット植えでの販売もされています。

名前 バンダ
別名 ヒスイラン(翡翠蘭)
園芸分類・形態 ラン・多年草
原産地 タイ、フィリピンなど東南アジア
開花の時期 不定期咲き
花の色 紫、ピンク、白、黄色
暑さ / 寒さ 強い / 弱い
特徴 開花期が不定期

バンダの特徴2選

出典:写真AC

まずは花名の由来や花言葉を通して、バンダという花について学んでいきましょう。サンスクリット語を語源とする学名は、バンダのたくましい性質にちなんだものです。一方で和名は、花色にちなんだロマンチックなネーミングですよ。花言葉もその美しさを由来とした、エレガントなフレーズが並びました。

特徴①花の性質にちなんだ名前

出典:写真AC

「バンダ(Vanda)」の語源はサンスクリット語です。「まとわりつく」という意味で、これはバンダが原産地の東南アジアで樹木や岩上に着生することにちなんでいます。和名で「ヒスイラン(翡翠蘭)」と呼ばれているのは、宝石のヒスイのように美しい花が咲くランであることが理由でしょう。

特徴②エレガントな雰囲気の花言葉

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バンダの花言葉は「上品な美しさ」「華やかな恋」です。バンダの花姿にぴったりの、エレガントで素敵な花言葉ですね。また、ほかのランには見られないような花色を多く持つことから、「個性的」という花言葉もあります。こちらも美しい女性に贈りたくなる、ギフト向きのフレーズですね。

バンダの育て方

出典:写真AC

バンダの気根(きこん)は常に空気と触れながら生きるため、温かく、湿度の高い状態を好みます。そのため家庭で栽培するときも、根をむき出しにするユニークな栽培方法が楽しめますよ。根が傷んだり葉が枯れたりしないよう、水切れには十分に注意してくださいね。

育て方①栽培環境

出典:写真AC

バンダは日当たりと風通しのいい場所を好みます。さらに湿度も高い場所が好きなので、真夏を除いた年間を通して頻繁に霧吹きをして湿度を保ちましょう。一方で真夏の直射日光は、30%程度遮光すると安心です。バスケット植えの場合は、物干しざおを利用して吊り下げて栽培するといいですよ。

育て方②水やり・肥料

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バスケット植えのバンダは、季節を問わず毎日水やりをしましょう。特に夏場は1日2回水を与えると安心です。鉢植えの場合は、夏は1日1回、冬は3日に1回程度の頻度で水を与えます。肥料は開花が徐々に増えてくる初夏~秋に施します。バスケット植えは週に1回、伸びた根に液体肥料をかけましょう。鉢植えの場合はそれに加えて初夏に1回、固形肥料を置き肥するといいですよ。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

バスケット植えの場合は、用土は必要ありません。株を直接バスケットに入れ、吊り下げて管理しましょう。鉢植えの場合は水ゴケを使い、素焼き鉢に植え付けます。株が大きくなってきたら、ひと回り大きなバスケットや鉢に植え替えましょう。バスケット植えは時期を選ばず、年間を通していつでも実施が可能です。鉢植えは5月末くらいまでに行うといいですよ。

10月13日の誕生花(バンダ以外)

Photo by ai3310X

バンダ以外にも、10月13日の誕生花は複数あります。ここではその中から、日本原産の素朴な花「シモツケソウ」と、サプリメントや紅茶にも利用される「エキナセア」のふたつを見ていきましょう。どちらもやわらかな印象の花言葉を持つ、ギフトにぴったりのかわいらしい花ですよ。

10月13日の誕生花①シモツケソウ

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シモツケソウは日本原産の野草です。ギザギザした葉が特徴で、ピンクや白の可憐な小花を咲かせます。現在の栃木県である下野国(しもつけのくに)に多く自生していたことから、「シモツケソウ(下野草)」の名前がつけられました。日本原産の花なので、栽培が容易なのも人気の理由です。「純情」「穏やか」といった花言葉は、ギフトにもぴったりの優しいフレーズですね。

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やさしい雰囲気の山野草、シモツケソウは栃木県(下野の国)にたくさん自生したことが名前の由来です。育て方も簡単で、鉢植えで管理できる初心者向けの山野草です。華やかなピンク色や白色の花は和風だけではなく洋風の庭にも合います。シモツケソウの育て方のコツを紹介します。

10月13日の誕生花②エキナセア

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エキナセアは、北アメリカを原産とするキク科の多年草です。和名では「ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)」と呼ばれます。ギリシャ語の「echinos:ハリネズミ」を名前の語源に持つとおり、花の中央がトゲトゲしていることが特徴ですよ。花言葉は「あなたの痛みを癒します」「優しさ」そして「深い愛」。思いやりにあふれた花言葉は、恋人はもちろん、友人や先輩へのギフトにもおすすめです。

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10月13日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後に誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、10月13日にゆかりのあるものをご紹介します。今日が誕生日の立原えりかさんは、東京都出身の童話作家です。「人魚のくつ」「少年は行ってしまった」「花くいライオン」などの著作のほか、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲の作詞を担当したことでも知られています。

10月13日の誕生石

出典:写真AC

10月13日の誕生石は「ヘマタイト」です。日本では「赤鉄鉱」という名前でも呼ばれます。原石は黒っぽい色をしており、研磨されたものが流通します。まるで鏡のように輝く銀色のボディはスタイリッシュで、女性はもちろん男性へのギフトにも人気がありますよ。その美しさから戦前の日本では、「黒ダイヤ」と呼ばれていたそうです。

10月13日生まれの有名人

Photo byz0man

10月13日生まれ(星座はてんびん座)には、以下のような人々がいます。競泳選手のイアン・ソープさんは、オーストラリア人選手の中でも非常に多くのメダルを獲得している人物です。196cmの長身を生かした泳ぎはダイナミックで、「魚雷」の意味を持つ愛称でも親しまれていますよ。

  • 立原えりかさん(童話作家)
  • 生瀬勝久さん(俳優、演出家)
  • 松嶋菜々子さん(女優)
  • イアン・ソープさん(オーストラリアの競泳選手)

10月13日の出来事・記念日

Photo byCommsEditors101

世界初の麻酔外科手術成功

1804年10月13日は、世界で初めて全身麻酔を使用した外科手術が成功した日です。場所は江戸時代の日本で、外科医・華岡青洲(はなおか せいしゅう)によるものでした。乳がんの除去を目的に行われたこの手術では、青洲みずからが考案した内服の全身麻酔剤が使用されたそうですよ。

引越しの日

10月13日は「引越しの日」です。1868年のこの日、明治天皇が京都御所から江戸城に入城したことにちなみ、引越専門協同組合連合会関東ブロック会が制定しました。これは江戸が「東京」に改称されてから、約2ヶ月後のことであったとされていますよ。

まとめ

出典:写真AC

10月13日の誕生花バンダは、あざやかな花びらに網目模様が優雅な印象の花です。放っておくと2m近くまで成長するほどたくましく、初心者ガーデナーでも簡単に育てられますよ。青や紫、ピンクなど、カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいですね。開花が不定期で予測ができないところも、ミステリアスで魅力的です。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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