1月25日の誕生花は?
1月25日の誕生花は「キンポウゲ」
日本各地の高山に自生する多年草・キンポウゲが1月25日(1/25)の誕生花です。ゆるやかな斜面に大群落をつくることもあり、初夏を代表する高山植物のひとつとされています。雪解けとともに発芽をはじめ、夏に艶のある黄色い花を開花させます。花後にできる痩果(そうか)もこんぺいとうのような形をしていて、とてもかわいらしいですよ。
名前 | キンポウゲ(金鳳花) |
別名 | ウマノアシガタ(馬の足形) |
園芸分類・形態 | 山野草・多年草 |
原産地 | 日本 |
開花の時期 | 4月~7月 |
花の色 | 黄色 |
暑さ / 寒さ | やや弱い / 普通 |
特徴 | 落葉性、開花期が長い |
キンポウゲの特徴2選
特徴①花の姿にちなんだ名前
キンポウゲは、漢字で「金鳳花」と書きます。花の色が金色をしていて、中国神話に登場する伝説の鳥・ホウオウ(鳳凰)をイメージさせることから名付けられました。ゴージャスで凛とした雰囲気が、とても美しい花ですね。また、葉の形が馬の足に似ているという理由で「ウマノアシガタ(馬の足形)」という別名もあります。こちらはとてもユニークなネーミングですね。
特徴②ギフトにぴったりの花言葉
キンポウゲの花言葉は「栄誉」「栄光」「無邪気」です。華やかなイエローの花によく似合う、ギフトにぴったりの花言葉が並びました。恋人へのギフトにはもちろん、友人や同僚、先輩に贈る花としても人気の高い花ですよ。つやつやとした花びらが、上品な印象も与えます。鉢植えやブーケなどに仕立てれば、ナチュラルな雰囲気の贈りものにできますよ。
キンポウゲの育て方
キンポウゲは日の当たる高山に自生する植物です。水はけや日当たりを自生地の環境に近付けることを心がければ、美しい花を咲かせられますよ。また、キンポウゲはシンプルな一重咲きやゴージャスな八重咲きなど、バリエーションが豊富です。庭や家庭の雰囲気にあうものを選ぶ時間も楽しいでしょう。
育て方①栽培環境
キンポウゲは日当たりのよい草原に育ちます。家庭で育てる場合にも、一年を通して日光が当たる、風通しのよい棚上での栽培がおすすめです。ただし高温多湿にはやや弱いので、梅雨の時期は雨除けをすると安心ですよ。庭植えなら、ナチュラルなロックガーデンにも向いています。順調に育てば根茎で増えるため、ゆったりと余裕を持って植え付けましょう。
育て方②水やり・肥料
キンポウゲは1日に1回の水やりを行います。夏は夕方以降の涼しい時間帯に、それ以外は朝に与えるとよいでしょう。夏眠性で根の太い品種は、成長期にはたっぷりの水を必要とします。また、肥料を好む性質がありますが、施しすぎると姿が乱れるため注意が必要です。4月下旬~6月下旬と9月下旬~11月上旬に、液体肥料を施します。並行して、春と秋に1回ずつ置き肥をすると効果的ですよ。
育て方③植え付け・植え替え
キンポウゲは水はけ・水もちのよい土を好みます。鹿沼土や日光砂、軽石砂を配合するとよいでしょう。市販されている山野草用培養土を使うのも便利です。植え付けは、春と秋の彼岸前後が適しています。植え替えも時期は同様で、ペースは2年に1回が一般的です。ただし用土や株が傷んでいると感じたら、迅速に植え替えたほうが回復が早まりますよ。古い土は、その都度すべて落としましょう。
1月25日の誕生花(キンポウゲ以外)
1月25日の誕生花は、キンポウゲ以外にもいくつもあります。ここではその中から、初夏の香りを運ぶフルーツ「ビワ」と、ガーデニング初心者にも育てやすい可憐な小花「プリムラ」について、それぞれの特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらもやわらかな印象を与える、ギフトにぴったりの花言葉を持つ花ですよ。そのほか「ツバキ」や「ストック」なども、1月25日の誕生花です。
1月25日の誕生花①ビワ
ビワ(枇杷)は中国南西部を原産地とする果樹です。日本にも古代にはすでに持ち込まれていたとされ、初夏の味覚として現在も高い人気を誇っています。開花期は11月~12月で、白く小さな花を咲かせますよ。花言葉は「温和」「治癒」「あなたに打ち明ける」などのフレーズです。大きくなる植物なのでギフトにするのはやや難しいですが、ビワの実を使ったジャムやスイーツなどを一緒に食べるのもよいですね。
1月25日の誕生花②プリムラ
カラフルな花をまとまって咲かせるプリムラも、1月25日の誕生花のひとつです。セイヨウサクラソウ(西洋桜草)という名前でも知られています。花言葉は「可憐」「持続する愛情」「運命をひらく」などポジティブなものが多く、恋人はもちろん友人や同僚へのギフトにもぴったりですよ。耐寒性に優れ、ガーデニング初心者でも簡単に育てられます。
1月25日にゆかりのあるもの
最後は誕生石や記念日など、1月25日にゆかりのあるものを紹介しましょう。今日が誕生日の北原白秋(きたはら はくしゅう)は、熊本県出身の詩人・童謡作家です。「雨降り」「この道」「ペチカ」などの童謡は、現在もなお歌い継がれていますね。「赤とんぼ」「野薔薇」などで知られる三木露風(みき ろふう)と並ぶ、近代日本を代表する詩人です。活躍した時代は「白露時代」と呼ばれていますよ。
1月25日の誕生石
1月25日の誕生石は「サードオニキス」です。「サード」は赤、「オニキス」は爪を意味する言葉で、赤く爪のような形をしていることからこの名前がつけられました。透き通るような赤褐色が美しい宝石です。肌馴染みがよいので、アクセサリーにもよく加工されます。スタイリッシュな雰囲気は、女性はもちろん、男性へのギフトにもおすすめですよ。
1月25日生まれの有名人
1月25日生まれの有名人には、以下のような人々がいます。星座はみずがめ座です。非常にマイペースで、人の考えに流されない人が多いといわれています。一方で、他人の考えを尊重し、自分の意見を押しつけることも少ないタイプ。クールでさっぱりとした価値観の持ち主といえるでしょう。
- 北原白秋(詩人、歌人、童謡作家)
- 櫻井翔さん(タレント)
- 多部未華子さん(女優)
1月25日の出来事・記念日
日本最低気温の日
1月25日は「日本最低記録の日」です。1978年、北海道旭川市で日本における最低気温の公式記録・̠-41.0℃を記録したことにちなみます。あまりにも低い気温でイメージがしづらいでしょう。1978年にも北海道幌加内町(ほろかないちょう)で-41.2℃を記録しましたが、気象庁の公式記録の対象外であったため、公式記録としては旭川市のままとなっていますよ。
キンポウゲは春を彩る花
日本各地に自生するキンポウゲは、春を告げる可憐な山野草です。光を反射するデンプンを含むため、光沢のある花びらがきらきらと輝いて見えます。群生するようすは、とても見応えがありますよ。日本原産の植物で、日本の気温や湿度への適性が高いのも特徴です。正しい手入れを行えば、ガーデニング初心者でも簡単に花を咲かせられますよ。小さなラナンキュラスのようにも見える華やかな花姿は、花壇を明るく彩ります。
出典:写真AC