アジサイの種類図鑑(7選)色鮮やかな人気品種やおすすめの品種は?

アジサイの種類図鑑(7選)色鮮やかな人気品種やおすすめの品種は?

梅雨を象徴する花、アジサイ。日本が誇る美しい落葉低木です。種類も豊富で、切り花やドライフラワーにも人気があります。手入れなどの管理もしやすいため、初心者でも育てやすいでしょう。アジサイにはどのような種類があるのか、人気の品種とあわせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アジサイとは?
  2. 2.アジサイの特徴
  3. 3.アジサイの種類
  4. 4.アジサイのおすすめ品種7選
  5. 5.まとめ

アジサイのおすすめ品種7選

①ダンスパーティー(ガクアジサイ)

ダンスパーティーは、加茂花菖蒲園で作られたオリジナルの品種です。八重咲きの装飾花が、中央の花まわりを10~26輪ほどで縁取ります。ひらひらとした細長いガクが、ダンスパーティーで踊る女性のドレスに見えることが名前の由来です。とても華やかで美しく、性質もよいため手入れがしやすい品種です。ガクアジサイを代表する名品の1つでしょう。

②銀河(ガクアジサイ)

銀河は、島根県アジサイ研究会で2016年に作られたオリジナル品種です。白く縁取られた八重咲きの装飾花が、夜空に散りばめられた星に見えることから「銀河」と名付けられました。ボリューム感がありながらも、すっきりとした美しさが魅力です。花粉がでない品種で、室内でも汚れずに飾れるためプレゼントにも最適です。

③てまりてまり(西洋アジサイ)

てまりてまりは、加茂花菖蒲園で作られたオリジナルの品種です。丸みを帯びた八重咲きの小さな装飾花が、何重にも重なります。花房が手まりのように見えるのが特徴で、とてもかわいらしい印象を与えます。地植えにすれば大株になり、華やかで愛らしい庭を演出してくれるでしょう。

④シュガーホワイト(西洋アジサイ)

シュガーホワイトは、純白の花色が一際目を引く美しい品種です。オランダで作られた西洋アジサイで、ガクにフリンジのような切れ込みが入った一重咲きの装飾花を咲かせます。1つの花房が大きいため、とてもゴージャスな存在感があります。花束のような華やかさがあり、特別な思いを込めてプレゼントにしても素敵です。

⑤万華鏡(西洋アジサイ)

万華鏡は、島根県アジサイ研究会によって作られ、2012年から流通したまだ新しい品種です。淡いグラデーションカラーが柔らかく優しい印象で、八重咲きながら重たさを感じさせません。きらきらした美しい装飾花の花房が、まるで万華鏡の中を覗いているかのように見えることから名付けられました。母の日のプレゼントにも人気です。

⑥藍姫(ヤマアジサイ)

藍姫は、濃い青色の装飾花が涼しげな印象を与える品種です。小型ですが花付きがよく、寒さ暑さにも強いので育てやすいのが特徴です。盆栽仕立てにもおすすめで、ヤマアジサイの中でも特に人気があります。コンパクトなサイズなので、寄せ植えにしても素敵でしょう。ヤマアジサイの魅力でもある、凛とした美しさを感じさせてくれます。

⑦アナベル(北アメリカ原産種)

アナベルは、真っ白い装飾花をドーム状に咲かせる人気品種です。暑さ寒さに強く、手入れなどの管理がしやすいため初心者の人も育てやすいでしょう。地植えにすれば、毎年花芽が増えてボリューム感が増し、明るい庭になります。柔らかな美しさで、海外での人気も高く、イングリッシュガーデンには欠かせないアジサイです。ドライフラワーにもおすすめです。

まとめ

花色の変化も美しいアジサイは、梅雨時期には欠かせない素敵な花です。地植えや鉢植えだけでなく、寄せ植えやドライフラワーなどでも楽しんでみてください。日本が誇る美しい花の魅力に、すっかり魅了されてしまうかもしれません。

chacha
ライター

chacha

山野草から観葉植物、樹木など植物全般が好きです。 植物の魅力をたくさんの人に伝えるべく奮闘しています。

関連記事

Article Ranking