7月18日の誕生花は?
7月18日の誕生花は「ゲッカビジン」
熱帯雨林地帯を原産地とする多肉植物、ゲッカビジンが7月18日(7/18)の誕生花です。名前に「ゲッカ(月下)」とある通り、夜にしか咲かない不思議な特徴を持っています。たった一晩でしぼんでしまう「一日花」の性質も儚い印象に拍車をかけており、開花するのを心待ちにしている愛好家がたくさんいますよ。暗闇にぽつんと灯る明かりのような純白の花色と、甘く強い香りが神秘的な花です。
名前 | ゲッカビジン(月下美人) |
別名 | ゲツライコウ(月来香) |
園芸分類・形態 | 多肉植物・多年草 |
原産地 | メキシコ |
開花の時期 | 7月~11月 |
花の色 | 白 |
暑さ / 寒さ | 普通 / 弱い |
特徴 | 常緑性、香りがとても強い、開花時期が長い |
ゲッカビジンの特徴3選
まずはゲッカビジンの特徴について見ていきましょう。花姿にちなんだ名前は、とても優雅で趣のあるものですね。ミステリアスな花言葉も儚い咲きぶりにぴったりですが、種を残すために進化したゲッカビジンは、たくましさも兼ね備えていますよ。
特徴①ユニークな性質や香りにちなんだ名前
ゲッカビジンは漢字では「月下美人」と書きます。ゲッカビジンが夜、月明かりのもとで美しい花を開くことにちなんだ名前です。真夜中に咲き誇る花姿は、まさしく美人という表現がふさわしいですね。また、「ゲツライコウ(月来香)」という別名は、ゲッカビジンの持つ濃厚な香りが由来といわれています。ジャスミンに似た甘く上品な香りは、ヨーロッパでは香水の原料としても愛用されていますよ。
特徴②子孫を残すために進化したたくましい花
儚げな美しさを持つゲッカビジンですが、実は子孫を残すために進化を遂げています。まずゲッカビジンの魅力のひとつである甘く濃密な香りは、花粉を運ぶ役目を担っているコウモリに強くアピールすることが目的です。真夜中に開花するのも夜行性のコウモリに合わせたもので、純白の花色も暗闇でもくっきり目立つというメリットがあります。確実に子孫を残すために進化したゲッカビジンは、たくましく格好良いですね。
特徴③ミステリアスな印象の花言葉
ゲッカビジンの花言葉は「あでやかな美人」です。あでやかとは、艶っぽく華やかな女性を指します。真っ白な花びらを開いたゲッカビジンのゴージャスな花姿に、とてもよく似合う表現ですね。また、「儚い恋」「ただ一目会いたくて」といった花言葉は、ゲッカビジンが一晩で花を閉じてしまう一日花であることにちなんでいます。ミステリアスな魅力にあふれたゲッカビジンらしい花言葉です。