1月21日の誕生花は?
1月21日の誕生花は「赤いガーベラ」
南アフリカを原産とする多年草、ガーベラ(赤色)が1月21日(1/21)の誕生花です。一般受けする見た目とカラーバリエーションの豊富さから、フラワーギフトやウェディングに人気があります。品種改良もとても盛んで、毎年のように新種が誕生していますよ。名前はこの花を発見したドイツの植物学者、トラゴット・ゲルバー(Traugott Gerber)にちなんだものです。
名前 | ガーベラ |
別名 | オオセンボンヤリ |
園芸分類・形態 | 草花・多年草 |
原産地 | 南アフリカ |
開花の時期 | 四季咲き性 |
花の色 | 赤、ピンク、白、オレンジ、黄色 |
暑さ / 寒さ | 強い / 強い |
特徴 | 開花期が長い |
ガーベラの花言葉3選
豊富なカラーバリエーションを持つガーベラは、花色ごとに花言葉がつけられています。いずれもポジティブなメッセージばかりで、ギフトにもぴったりですよ。相手の雰囲気や好きな色合いはもちろん、伝えたいメッセージにあわせて選べるのもガーベラの強みといえるでしょう。
花言葉①「燃える神秘の愛」「限りなき挑戦」
今日の誕生花である赤いガーベラの花言葉は「燃える神秘の愛」「限りなき挑戦」です。情熱的な花色にぴったりの、とても素敵なフレーズですね。恋人へのギフトにはもちろん、何かに挑戦しようとしている友人や同僚への応援にも活躍します。ほかの花色に比べても、真っ赤なガーベラの存在感は抜群です。一輪挿しに無造作に飾るだけでも絵になりますね。
花言葉②「感謝」「希望」
やわらかな雰囲気の漂うピンクのガーベラの花言葉は、「感謝」「崇高な美」です。家族や先輩、上司などへのギフトにぴったりのフレーズですね。同じピンク色でも濃淡によって印象を変化させられるので、相手のイメージにあわせてギフトを仕立てられますよ。また、純白のガーベラの花言葉は「希望」です。イノセントなホワイトは、ウェディングシーンでもよく使われていますよ。
花言葉③「究極の愛」「冒険心」
ビタミンカラーのガーベラには、ポジティブで華やかな花言葉がつけられています。黄色のガーベラは「究極の愛」、オレンジのガーベラは「冒険心」です。見ているだけでも元気が出そうな明るいカラーは、グリーンの葉とのコントラストも素敵ですね。こちらも恋人だけでなく、友人や家族へのギフトにも人気があります。
ガーベラの育て方
育て方①栽培環境
ガーベラは日光を好むという特徴があります。年間を通してしっかりと日に当たる、風通しがよくて暖かい場所で栽培しましょう。鉢植えの場合も、少なくとも半日は日光が当たる場所での栽培が適切です。土は水はけがよく、有機質で肥よくな土壌が適しています。生育が活発になる温度帯は、10℃~20℃です。
育て方②水やり・肥料
ガーベラの生育や開花には、たっぷりの水を必要とします。鉢植えで育てる場合は水切れに注意して、表土が乾いたら水を与えてください。庭植えの場合は、基本的に水やりは不要です。自然に降る雨に任せ、極端に乾燥したときだけ水やりをすれば十分でしょう。肥料も庭植えであれば必要ありません。鉢植えは月1回のペースで緩効性化成肥料を置き肥するか、月3回の液体肥料が適しています。
育て方③植え付け・植え替え
ガーベラの栽培には水はけのよい土が適しています。赤玉土と腐葉土、堆肥を配合したものか、市販されている草花用培養土を使うのが便利でしょう。鉢植えは根詰まりを起こしやすいので、1年に1回植え替えます。暑さや寒さが落ち着いている、春と秋が適期です。株分けをするのであれば、植え替えと同じタイミングで行うのが効率的ですよ。大株に育てたい場合は、株分けせずにひと回り大きな鉢に植え替えても構いません。
1月21日の誕生花(ガーベラ以外)
1月21日の誕生花は、ガーベラ以外にも複数あります。ここではその中から、観葉植物として知名度の高い「アイビー」と、ひっそりと春を告げる姿がいじらしい「クロッカス」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。それぞれの性質にちなんだ、印象的な花言葉がつけられていますよ。
1月21日の誕生花①アイビー
アイビーは初心者におすすめの観葉植物です。日本では「セイヨウキヅタ(西洋木蔦)」という名前でも知られます。星のような形の葉が特徴的で、部屋に飾るインテリアグリーンとしてはもちろん、ガーデニングでも人気がありますよ。開花する品種は限られていて、花よりも葉を楽しむ植物です。花言葉は「永遠の愛」「破綻のない結婚」「不滅」「死んでも離れない」など、情熱的なフレーズが並びました。
1月21日の誕生花②クロッカス
クロッカスは早春に花を咲かせる球根植物です。名前の語源はギリシャ語の「croke:糸」で、めしべが糸状に長く伸びていることに由来します。花言葉は色ごとに異なり、一般的に見られる紫色の花言葉は「愛の後悔」という少しさみしい印象のものです。そのほかにも「愛しすぎる心配(赤)」「あなたを待っています(白)」「青春の喜び(黄色)」「心配だけれど信じる(青)」などがあります。
1月21日にゆかりのあるもの
最後は誕生石や記念日など、1月21日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日の上杉謙信は、戦国時代の武将です。倹約家で義理人情に厚い人物であったとされ、ライバルの武田信玄が塩不足で困っていたときには、自国で採れた塩を送ったともいわれています。これが現在も慣用句として使われる「敵に塩を送る」の語源となった故事ですよ。
1月21日の誕生石
1月21日の誕生石は「ピーコック・カラー・オパール」です。ピーコックとはクジャクのことで、まるでクジャクのように複数の色彩を持つオパールであることからこの名前がつけられました。主にオーストラリアやメキシコで産出され、ピアスやネックレスなどに加工されます。見る角度によってさまざまな色合いの輝きが見えるところが神秘的で、非常に人気の高い宝石ですよ。
1月21日生まれの有名人
1月21日生まれ(星座はみずがめ座)の有名人は、以下のような人々です。映画監督の宮崎吾朗さんは、スタジオジブリ取締役の宮崎駿さんの息子としても知られていますね。スタジオジブリ作品のうち、「ゲド戦記」や「コクリコ坂から」の監督を務めました。
- 上杉謙信(戦国時代の武将)
- クリスチャン・ディオール(フランスのファッションデザイナー)
- 宮崎吾朗さん(映画監督)
1月21日の出来事・記念日
ライバルが手を結ぶ日
1月21日は「ライバルが手を結ぶ日」です。1866年のこの日、薩長同盟が結ばれたことにちなみます。薩長同盟は土佐の坂本龍馬の仲介により、「倒幕」という目的のため薩摩の西郷隆盛と長州の木戸孝允が結んだものです。これが250年以上続いた江戸幕府の終わりにつながる、大きなターニングポイントとなりました。
ガーベラのギフトで真心を伝えよう
ガーベラはかわいらしい花姿とカラーバリエーションの豊富さが魅力の花です。ギフトや装花として幅広く使われているため、生花店では開花期を問わず一年中取り扱いがあります。贈りたいときにいつでも入手できるのも、ガーベラの魅力のひとつですね。花言葉を添えてプレゼントすれば、きっと真心の伝わるギフトになりますよ。
出典:写真AC