7月6日の誕生花は?
7月6日の誕生花は「ハマユウ」
ヒガンバナ科の多年草、ハマユウが7月6日(7/6)の誕生花です。すらりと細長い葉と線状の真っ白い花びらが特徴で、海風に吹かれて揺れるようすは、どこか神聖な雰囲気を感じさせます。夕方~深夜にかけて開花する夜の花で、満開を迎えた深夜には、あたりにとてもいい香りをただよわせますよ。
名前 | ハマユウ(浜木綿) |
別名 | ハマオモト(浜万年青) |
科属名 | ヒガンバナ科ハマオモト属 |
原産地 | 日本、韓国 |
開花の時期 | 7月~9月 |
花の色 | 白 |
特徴 | 香りがある、深夜に開花する |
ハマユウの特徴
まずはハマユウについて、「名前の由来」や「花言葉」などの特徴を見ていきましょう。神事に使う布が語源であるハマユウは、花言葉も清らかで神秘的なものがつけられています。涼しげな花姿はさわやかでクリーンなイメージを与えるので、多くの市町村で市の花・町の花として親しまれていますよ。
特徴①名前の由来は「木綿(ゆう)」
木綿(ゆう)というのはもともと、神事で使われる楮(コウゾ)の木の皮を原料とした白い布のことをいいます。ハマユウの白い花がその木綿を垂らしたように見えることから、この名前がつけられました。また別名のハマオモトは、葉のようすがオモトという植物に似ていることにちなんでいます。学名のクリナム(Crinum)はギリシャ語でユリの花のことで、ハマオモト属の花姿がユリに似ていることが由来です。
特徴②市の花・町の花として人気
ハマユウはその美しさから、たくさんの市町村で市の花・町の花に指定されています。代表的なものは以下の市町村です。名前のとおり浜辺やその周辺に自生することが多い花なので、指定しているのも海沿いの町が多い印象ですね。
・神奈川県:横須賀市
・静岡県:沼津市
・和歌山県:新宮市
・山口県:下関市
・徳島県:牟岐町
・高知県:大月町
・大分県:蒲江町
・沖縄県:北大東村
特徴③清楚な雰囲気の花言葉
ハマユウの花言葉は、「どこか遠くへ」「汚れがない」のふたつです。「どこか遠くへ」の花言葉は、種が海流に乗って遠くへ運ばれ、分布が広がっていったことにちなんでいます。「汚れがない」の花言葉は、ハマユウの名前の元にもなっている、神事に用いられる木綿のおごそかな雰囲気をイメージしてのものでしょう。
ボタニ子
次ページからは「ハマユウ」の育て方を紹介します。