ヒマラヤユキノシタとは
春の訪れとともに、ピンク色や白色の小さな花を次々と開花させる魅力的なヒマラヤユキノシタ。3月〜4月に開花するため「春を知らせる植物」としても親しまれています。茎が横に広がり、葉は地面を這うように成長するため、グランドカバーとしてもおすすめです。そんなヒマラヤユキノシタの小さなピンク色の花の特徴や、管理のコツなどを紹介します。
ヒマラヤユキノシタの基本情報
科名 | ユキノシタ科 |
属名 | ユキノシタ属、ヒマラヤユキノシタ属 |
形態 | 多年草 |
開花時期 | 3月〜4月 |
耐暑性 | 普通 |
耐寒性 | 強い |
ヒマラヤユキノシタの名前の由来
ヒマラヤユキノシタは「ヒマラヤ」地方が原産の「ユキノシタ」科に分類される植物です。名前のとおり、雪解けの季節になると「雪の下」から新芽をのぞかせるのが特徴で、その性質がそのまま「ユキノシタ」という名前の由来になっています。
ヒマラヤユキノシタの花言葉
ヒマラヤユキノシタには「深い愛情」「順応する」「情愛」「秘めた感情」「忍耐」という花言葉がついています。ヒマラヤユキノシタは、グランドカバーとして利用される場合が多いですが、踏みつけられても枯れない丈夫な植物です。そんな特徴から「忍耐」という花言葉がついたといわれています。
ヒマラヤユキノシタの特徴
ヒマヤラユキノシタは雪が溶けて春が訪れる季節になると、小さなピンク色のかわいらしい花を咲かせるのが特徴です。花壇に寄せ植えにすると一斉に花が開花し、春の訪れを知らせてくれます。草丈は20cm〜40cmほどまで成長し、多年草のため毎年開花を楽しめるのが魅力です。そんなヒマラヤユキノシタの花や葉の特徴を紹介します。
花の特徴
開花時期の3月〜4月にかけて、ピンク色や白色の小さな花を咲かせます。花のサイズは1cmほどで、小花がいくつも集まったような咲き姿が特徴です。花が少ない季節に、花壇に彩りを添えてくれる植物としても親しまれています。花付きがよく、花を次々の咲かせてくれるのも魅力です。
葉の特徴
楕円形の葉は、花に比べて大きめで肉厚なため存在感があります。色は濃いグリーンで、地面に張り付くように成長するのが特徴です。横に広がる性質を利用して、花壇の寄せ植えだけでなくグランドカバーにも利用されています。常緑性のため、いつでも美しい葉を楽しめる植物です。
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