カメムシの臭いを消す方法5選！手や服の洗い方のコツやおすすめグッズは？

カメムシが分泌した臭いを放つ油性の液体部分に、ドライヤーの温風をあてて乾かしましょう。ドライヤーの熱で成分が蒸発し、消臭できます。この方法は、カメムシの臭い成分のトランス2ヘキサノールの揮発性を利用したものです。温度が高いほうが揮発性も高くなるため、服などの衣類に使うなら高温が期待できるスチームアイロンを利用するのもおすすめです。

天日干しでの臭いの消し方は、日差しが強めでもドライヤーのように温度が高くないため速効性は期待できません。しかし、布団のような大きなものは臭いの発生源を発見するのが難しいです。天日干しで均一に日光をあてれば、全体を消臭できます。

身近な食品も、カメムシの臭い消しに活用できます。食品を使う方法は少し手間や時間がかかったりしますが、熱による火傷や洗剤によるかぶれもなく、安全に臭いを消せます。

酒と片栗粉を使う消し方は、エビなどの臭みをとるときにも使われます。衣類についたカメムシの臭いとりに使いましょう。臭いがついた部分に酒（日本酒）をふりかけ、片栗粉でパックします。しばらく馴染ませたら、お湯で洗い流しましょう。片栗粉と酒のどちらかを切らしていても、片栗粉は小麦粉、酒は牛乳で代用できますよ。

緑茶の葉でも、カメムシの臭いを消せます。フライパンで緑茶の葉を煎り、出てきた煙でカメムシの臭いが付いた部分を燻しましょう。時間はかかりますが、臭いは消えます。

カメムシのいやな臭いをすぐに消してくれたり、カメムシが臭いを出す前に駆除できたりする便利でグッズも販売されています。カメムシは年中いて住居に侵入する確率も高いため、カメムシに対処できるグッズは、家に1つあると安心です。紹介した臭いを消す方法とあわせて活用しましょう。

カメムシはほぼ1年中いるため、いつ臭い被害にあってもおかしくありません。しかし、万が一臭いが付着しても、消臭方法がわかっていれば焦らずに対処できますね。カメムシは人に付くというよりは、住居に侵入したり洗濯物についたりすることが多いです。特に大量発生する時期は、侵入できないようにスプレーで予防しておくことも大切です。人気グッズを活用しながら、カメムシに対処していきましょう。