レンガの積み方講座!花壇を作る際のレンガの選び方と自作方法をご紹介

レンガの積み方講座!花壇を作る際のレンガの選び方と自作方法をご紹介

レンガを使った花壇の作り方をご紹介します。レンガは風合いも美しく耐久性も十分。花壇作りに人気の素材です。この記事ではそんなレンガの積み方を基礎からしっかり解説します。成功させるための積み方の秘訣もしっかりご紹介。ぜひご覧ください。

記事の目次

  1. 1.レンガとは
  2. 2.レンガの選び方
  3. 3.レンガの積み方
  4. 4.まとめ

レンガとは

Photo by june29

レンガはガーデニングDIYや花壇の定番素材です。レンガは漢字では「煉瓦」と書きます。粘土や泥を型に入れて押し固めて成形します。レンガが建築資材として日本で生産されるようになったのは1855年といわれています。レンガについての基礎知識や花壇の作り方をご紹介します。

そうえいば、レンガと同じような長方形の形をしてDIYによく用いられるものとしてブロックがあるね。

そうね。ブロックとレンガとはどういう違いがあるのかしら?

ブロックとの違い

ブロックは正式にはコンクリートブロックと呼ばれます。その名の通り、セメント、砂、砂利、水を混ぜ合わせてコンクリートを凝固させたものです。最近はレンガ風に加工したブロックなども販売されています。多くの商品が販売されていますが大きさ、耐久性や耐水性などに違いがあります。目的にあったものを選びましょう。

レンガは大きく2種類

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先述したように、レンガは泥や粘土を型に入れ、成形したものです。その成形の方法は「焼成」と「日干し(乾燥)」の2種類があります。焼成されたレンガはその名の通り「焼成レンガ」と呼ばます。また、圧縮して乾燥させたものは「日干しレンガ」となります。焼成レンガの方が水に強く、衝撃にも強くなっています。

焼成レンガにはさらに種類が

「焼成レンガ」と「日干しレンガ」にわけられるレンガですが、このうち「焼成レンガ」はさらに2種類にわけられます。私たちがレンガと聞いてすぐにイメージするタイプの「赤レンガ(普通レンガ)」と赤レンガよりもさらに耐熱性を持つ「耐火レンガ」です。「赤レンガ」と「耐火レンガ」の違いは下のチェックポイントを確認してくださいね。

「赤レンガ」と「耐火レンガ」の違い

  • 高温に弱いが水に強いのは「赤レンガ」=ガーデニング向き
  • 水に弱いが熱に強いのは「耐火レンガ」=暖炉、かまど向き

レンガのメリット・デメリット

レンガはガーデニングや花壇に使用する場合は赤レンガ(普通レンガ)でよいことがわかりました。続いてはレンガのメリット・デメリットについても確認しておきましょう。

レンガのメリット

1つ目はレンガは安価でホームセンターなどでも手に入りやすいという手軽さです。2つ目は色や風合い、質感によって選べるレンガの種類が多く、理想とする庭のイメージに近づけやすいということ。3つ目はきちんと積んで作り上げればかなりの耐久性が期待できるということでしょう。

レンガのデメリット

レンガのデメリットは、重く大きな花壇を作る際は搬入に力がいるということ、作り上げていくのには手間と時間がどうしてもかかるということ、1度作ったものを別の形に作り直すのは手がかかるということなどがあげられます。

レンガの選び方

焼成レンガの種類は「赤レンガ(普通レンガ)」と「耐火レンガ」があり、花壇をつくるといったガーデニングには「赤レンガ」が向いていることをご説明しました。さらに、その赤レンガにもいくつかの種類があります。ここからはレンガの選び方についてみていきましょう。

レンガの選び方①見た目・質感

近年のDIYブームを受け、ガーデニング向けのレンガの種類は増えてきています。花壇の仕上がりをイメージし、見た目や質感で選びましょう。使い古した風合いを出したアンティークレンガや、日本のレンガよりも一回り大きいオーストラリアレンガ、新素材を圧縮して作られた環境にやさしいエコレンガなどがありますよ。

レンガの選び方②サイズ

花壇に使用するレンガは見た目や質感だけではなく、サイズも考えて選びましょう。日本のレンガには日本工業規格(JIS)に従った大きさがあります。普通レンガの大きさは長さ:幅:高さ=210:100:60(mm)です。このサイズを基準としてその1/2、1/4などの大きさのレンガも販売されています。花壇の寸法を考える際はこの規格を頭に入れておきましょう。

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レンガの積み方

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