ラ・フランスってどんなバラ?品種としての特徴や育て方・管理のコツは?

ラ・フランスってどんなバラ?品種としての特徴や育て方・管理のコツは?

バラの歴史に名を残す名花は数多くありますが、ラ・フランスはその中の代表的な品種です。そんなラ・フランスを育ててみませんか?ラ・フランスは大輪にして芳醇な香りを楽しめる優雅なバラです。庭のシンボルツリーとしてもおすすめですよ。

記事の目次

  1. 1.ラ・フランスとはどんなバラ?
  2. 2.ラ・フランスの特徴
  3. 3.ラ・フランスの育て方
  4. 4.ラ・フランスの管理の仕方
  5. 5.まとめ

ラ・フランスの管理の仕方

ラ・フランスは、ただ好き勝手に伸ばしていては花付きが悪くなったり、病害虫が発生しやすくなったりしてしまいます。樹形はどのように整えるとよいのか、ラ・フランスの管理のコツをご紹介しましょう。

ラ・フランスはブッシュ仕立てに向くバラ

ラ・フランスは木立性のバラのため、樹形もブッシュ仕立てにします。枝が硬くて丈夫なため、つるバラのようにアーチ仕立てにするのには向いていません。仕立て方の基本は地植えも鉢植えも一緒です。

ラ・フランスの剪定方法

ラ・フランスは年に2回、剪定をします。8月下旬~9月上旬におこなう夏剪定と、冬の休眠期におこなう冬剪定です。夏剪定は木に芽を出すための力を蓄えさせ、耐寒性を高めるためにおこないます。冬剪定は余分な枝を取り除き、株全体の樹形を整えるとともに、翌年の花付きをよくするために必要な剪定です。

夏剪定

花が終わった後には、花がら摘みとして咲いた花の下にある葉の中でも1番大きい5枚葉の上で切り取ります。そのほかにも8月下旬~9月上旬ごろに、夏剪定をおこないましょう。上に出ている枝先を2/3程度になるように切り詰めてください。夏剪定は深切りしすぎないようにするのがコツです。剪定後は木の根元が乾かないようにこまめに水やりをします。

冬剪定

冬剪定の適期はバラの休眠期に当たる1~2月です。バラの葉が落ちないようならば、剪定の1~2週間前に葉をすべて落として完全に休眠させておきます。冬の剪定は株を1/2~1/3ほど残し、あとはすべて切り落としてください。ほかにも枯れ枝をはじめ、鉛筆よりも細い枝はすべて付け根から切り落とします。このとき樹形を整えながら切るようにしましょう。

株の状態にあわせた剪定

病害虫で傷んでしまった株は、剪定で根を刺激して回復を促しましょう。病気の枝を取り除くことで日当たりや風通しもよくなります。また、春になってでてきた新芽で伸びの悪い芽は病気になりやすいため、勢いのある新芽の上で切り戻してください。まったく芽吹かない枝は花を付けないので、これも付け根から切り落とします。芽が出始めたらチェックを忘れないようにしましょう。

まとめ

出典:写真AC

ラ・フランスはバラの歴史にその名を残す、偉大なバラの1つです。そんなラ・フランスは、庭のシンボルツリーとしてもぴったりのバラといえるでしょう。ラ・フランスの大輪の花と芳醇な香りに包まれて、優雅なひとときを楽しんでみませんか?きっとバラの素晴らしさを再認識できることでしょう!

koroton
ライター

koroton

満開の花畑でコロコロしたいです。

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