山菜ウドの見分け方
それでは、山菜ウドを見分ける方法を見てみましょう。山の植物は形が似ているものが多く、山菜採りに慣れている人でも見間違えることがあるのではないでしょうか。間違えて採取したものを口にしてしまったら、命の危険にもつながります。正しいものを採取して、おいしく食べましょう。
見分け方①におい
山菜ウドは、生えている場所に近づくと特徴でもある独特なにおいがします。においがわからない場合は、少しだけ折り取ってチェックする方法もおすすめです。
見分け方②産毛
山菜ウドは、全体的に産毛が生えています。ややチクチクしていて、手触りもあまりよくありません。山菜ウドかどうか判断に迷ったら、産毛が生えているかを確認するのもよいですね。間違いやすいシシウドにも産毛が生えていることがありますが、毛の色が違います。よく観察してみましょう。
ボタニ子
え、シシウドって毛が生えていないんじゃないの?!
ボタ爺
シシウドの新芽には、毛が生えていることがあるんだよ。ウドは薄い緑色、シシウドは赤みがかった色をしているよ。よーく、観察してみてね。
見分け方③枝の分かれ方
山菜ウドは、交互に枝分かれしているのに対して、シシウドはみつまた状に分かれています。また、枝のつけ根部分が赤みがかっているのも特徴的です。間違ったものを持ち帰らないためにも、姿や形をよく観察してみましょう。
ボタ爺
シシウドは、節がたくさん分かれる特徴があるよ。似ているといわれるけど、山菜ウドとの違いが結構あるね。
続いて、山菜ウドの採り方を紹介します。
出展:写真AC