トリアシショウマとは?名前の由来や見分け方をご紹介!山菜としての味・食べ方は?

トリアシショウマとは?名前の由来や見分け方をご紹介!山菜としての味・食べ方は?

多年草の植物「トリアシショウマ」を知っていますか?白い可憐な花を咲かせるトリアシショウマは、春に芽吹く若芽が食べられることでも知られている山菜です。ここではトリアシショウマの特徴や名前の由来、見分け方や山菜としての食べ方をまとめています。

記事の目次

  1. 1.トリアシショウマとは?
  2. 2.トリアシショウマの特徴1:茎と根茎
  3. 3.トリアシショウマの特徴2:葉
  4. 4.トリアシショウマの特徴3:花
  5. 5.トリアシショウマの特徴4:実
  6. 6.トリアシショウマの名前の由来
  7. 7.トリアシショウマの若芽は春の山菜
  8. 8.トリアシショウマの若芽の食べ方:お浸し
  9. 9.トリアシショウマに似ている植物
  10. 10.まとめ

トリアシショウマとは?

【基本情報】
名前 トリアシショウマ(鳥足升麻)
学名 Astilbe odontophylla
分類 ユキノシタ科/チダケサシ属
多年草
原産地 日本
草丈 40cm~1m
開花時期 7月~8月

トリアシショウマの生息地

トリアシショウマ(和名:鳥足升麻)は日本の固有植物で、北海道から中部地方(おもに日本海側)に生息し、草原や温帯林、亜高山帯などで育ちます。トリアシショウマが生息する熱帯と寒帯の中間の温帯林には、
ほかにブナやナラ、カエデなどがの樹木も生息し、低山と高山の中間に位置する亜高山帯にはトウヒやシラビソなどの樹木を見ることができます。

トリアシショウマは日本三霊山の「白山」にも生息

日本三霊山のひとつ「白山」は、石川県と岐阜県にまたがる山で、標高は2,702m。花の山とも言われる白山では数々の植物が自生し、トリアシショウマもその中のひとつとして観察されています。白山は大勢の登山客が訪れる山としても有名で、トリアシショウマやほかの高山植物が、訪れた登山客の目を楽しませています。

学名と分類

トリアシショウマの学名は「Astilbe odontophylla」で、分類はユキノシタ科チダケサシ属。学名の「Astilbe(アスチルベ)」はギリシャ語で「a=無し」、「stilbe=光沢」という意味を持ち、トリアシショウマの属名「チダケサシ属(Astilbe)」でもあります。トリアシショウマ以外のユキノシタ科の植物には、多年草のクモマグサやネコノメソウ、ヒマラヤユキノシタなどがあります。

トリアシショウマの特徴1:茎と根茎

茎と根茎の色や形

40cm~1mほどの高さに成長するトリアシショウマの茎は緑色で、節や葉柄の根元に短毛があり、根茎は細くまっすぐ伸びる茎とは違い太い塊状で色は濃い褐色です。

トリアシショウマの特徴2:葉

葉の形態や形

トリアシショウマの葉は根から直接でているように見える「根生葉(コンセイヨウ)」と呼ばれる形態で、ひとつの茎に対し複数の葉柄が三回三出複葉に生じます。葉の大きさは5cm~12cmで、形は長めの卵形や卵状の披針形をしており、葉の縁に鋭いギザギザがあります。

トリアシショウマの特徴3:花

花の配列と花弁の形や大きさ

開花時期は7月~8月。トリアシショウマは葉をつける茎とは別に花茎を生じ、花茎はあまり枝分かれせず数本の茎をつけ、花茎の先端から下へ円錐状に花が配列します。花茎の長さは10cm~30cmで白い花を鈴なりにつき、小さな花の花弁はさじ形で長さが4mm~6mm、5枚の花弁の中央には雌しべと花糸の長さ2.5mm~3mmの雄しべがあります。

トリアシショウマの特徴4:実

花後にできる実

多年草のトリアシショウマは、花が終わると小さな茶褐色の実ができます。早いところでは8月の終わりころから実ができる地域もあり、完熟後に種がこぼれ落ちて翌年の新芽につながります。

つぎのページでは、トリアシショウマの名前の由来を紹介していきます

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