【初心者向け】イングリッシュガーデンのつくり方!おすすめの花・雑貨も紹介!

【初心者向け】イングリッシュガーデンのつくり方!おすすめの花・雑貨も紹介!

憧れのイングリッシュガーデンをつくりたいけれど、初心者なのでつくり方や費用面が不安という方もいるかもしれません。実はイングリッシュガーテンはDIYで簡単につくることができます。イングリッシュガーデンのつくり方から、おすすめの花、雑貨までくわしくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.イングリッシュガーデンとは
  2. 2.イングリッシュガーデンのつくり方:エクステリア
  3. 3.イングリッシュガーデンのつくり方:常緑樹木
  4. 4.イングリッシュガーデンのつくり方:植物
  5. 5.イングリッシュガーデンのつくり方:雑貨を飾る
  6. 6.まとめ

イングリッシュガーデンのつくり方:植物

Photo by odysseygate

エクステリアの準備を終えて、次は好みの草花を植え付けます。イングリッシュガーデンでは、年間を通じて花を絶やさないように開花時期を考えましょう。また多年草、1年草、宿根草をそれぞれ植え付けると管理も楽になります。ハーブやグランドカバーも植えていきましょう。草丈や花色も考慮すると素敵に仕上がりますよ。

草花

①バラ

バラはイングリッシュガーデンでは代表的な植物です。壁面やパーゴラには「つるバラ」が簡単に早く成長するのでおすすめです。アンジェラ、ピエール・ドゥ・ロンサールなどは初心者にも扱いやすいです。イギリスでは赤いバラがポイントになっている庭もあります。

植え付け期間 9~6月
開花期間 5月中旬~11月
草丈・樹高 品種により違う
花色 白・赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫・茶・黒・緑・複色
耐寒性 強い~やや弱い(品種により違う)
耐暑性 強い~やや弱い(品種により違う)
栽培の難しさ ★★★☆☆

②クレマチス

クレマチスをバラや樹木と絡ませるとナチュラルに仕上がります。クレマチスは品種により開花期間が違い、年間をとおして開花するものもあります。

植え付け期間 12~2月下旬
開花期間 4月中旬~10月(品種により違う)
草丈・樹高 20~300cm(つるの長さ)
花色 白・赤・ピンク・黄色・青・茶・黒・複色
耐寒性 普通
耐暑性 普通
栽培の難しさ ★☆☆☆☆

③ジギタリス

ジギタリスはすらっとした優雅な姿で洋風ガーデンに人気があります。本来は宿根草ですが耐暑性が弱いので、半日陰でも夏に枯れてしまい多くは2年草として扱われています。草丈が高いので花壇など後方に植え付けます。ジギタリスは毒性があり、不整脈や頭痛などが中毒としてあるので取り扱いには注意が必要です。

植え付け期間 3~4月上旬・10月中旬~11月
開花期間 5~6月
草丈・樹高 30~180cm
花色 白・ピンク・オレンジ・黄色・紫・茶・複色
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
栽培の難しさ ★★★☆☆

④クリスマスローズ

クリスマスローズは人気の高い多年草で、多くは常緑です。品種改良が進み花色、花形のバリエーションが豊富です。

植え付け期間 10~3月
開花期間 1~3月
草丈・樹高 10~50cm
花色 白・ピンク・黄色・緑・紫・茶・黒・複色
耐寒性 強い
耐暑性 普通
栽培の難しさ ★★★☆☆

⑤パンジー・ビオラ

パンジー、ビオラは秋から春まで長く咲く品種が多く、冬の殺風景な庭になくてはならない存在です。

植え付け期間 10月中旬~12月下旬
開花期間 10月下旬~5月中旬
草丈・樹高 10~30cm
花色 白・赤・ピンク・オレンジ・黄色・青・紫・茶・黒・複色
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
栽培の難しさ ★☆☆☆☆

ハーブ

①ラベンダー

ラベンダーは鮮やかな紫色と心地よい香りが魅力のハーブです。多くの品種がありますが花の美しさと香りのよさでいえばイングリッシュラベンダーがおすすめです。ラベンダーはハーブの中で人気が高くイングリッシュガーデンに多く取り入れられています。

植え付け期間 3月下旬~4月上旬・10月初旬~中旬
開花期間 4~7月
草丈・樹高 20~130cm
花色 紫・白・ピンク
耐寒性 普通(品種により違う)
耐暑性 普通(品種により違う)
栽培の難しさ ★★★☆☆

②チェリーセージ

チェリーセージはサルビアの品種の1つですが、ハーブとして扱われる半常緑性の低木です。病害虫の発生もほとんどなく、栽培しやすいハーブです。ハーブは防虫効果もあり害虫に弱い植物のそばに植えるのがおすすめです。

植え付け期間 4~5月・9~10月
開花期間 5~11月
草丈・樹高 30~100cm
花色 赤・ピンク・オレンジ・白・複色
耐寒性 強い(寒冷地では冬期地上部は枯れる)
耐暑性 強い
栽培の難しさ ★☆☆☆☆

グランドカバー

①ブルンネラ

ブルンネラは忘れな草を大型にしたような草姿で、株を覆うように青い小花が群れて咲きます。多年草ですが冬は地上部分は枯れて休眠します。グランドカバーとして日陰で存在感を表す植物です。

植え付け期間 3~5月・9月下旬~11月
開花期間 4~5月
草丈・樹高 30~40cm
花色 青・白
耐寒性 強い
耐暑性 普通
栽培の難しさ ★★★☆☆

②エリゲロン

エリゲロンは、花径2cmくらいのキクのような小花が長期間咲き続け、栽培も簡単で初心者にもおすすめの花です。多年草と1年草の品種があり、さまざまな場所に咲かせてナチュラル感を演出できます。

植え付け期間 3~4月・9月下旬~11月上旬(品種により違う)
開花期間 主に初夏(品種により違う)
草丈・樹高 5~100cm
花色 白・ピンク・青・黄色・オレンジ・紫
耐寒性 強いものが多い
耐暑性 強いものが多い
栽培の難しさ ★★☆☆☆

③アイビー(ヘデラ)

アイビーの品種は多く葉色や葉形もさまざまです。つる性の植物で壁や樹木に張り付いて成長するのでフェンスなどに絡めても栽培できます。日陰でも育ち初心者にも扱いやすいアイビーは、常緑性なのでグランドカバーにもおすすめです。

植え付け期間 4~10月中旬
開花期間 なし
草丈・樹高 つるの長さは10m以上
花色 なし
耐寒性 普通~強い(品種により違う)
耐暑性 強い
栽培の難しさ ★☆☆☆☆

イングリッシュガーデンのつくり方:雑貨を飾る

Photo byJillWellington

樹木や草花の植え付けが終わったら、次はぜひ天然素材のテーブルやイスを置いてみましょう。日除けのパラソルを設置すると、イギリス風に庭でティータイムの時間を楽しめるかもしれません。またイギリス製の雑貨を飾ると、イングリッシュガーデンらしい演出ができますよ。

①ガーデンファニチャー

木製やアイアンなどのテーブルやイス、ベンチなどは植物と馴染み、ナチュラルな雰囲気をつくります。

②オブジェ

プランターやテラコッタの鉢置き、フェンスには壁掛け用のオブジェ、バードバスなどの雑貨をさりげなく飾りましょう。鳥かごの中に植物を入れて飾るのも素敵です。好みの小物たちを少しずつ増やすのも楽しみですね。

まとめ

Photo byartemtation

「イングリッシュガーデンをつくる」と意気込んでも、すぐにイメージどおりにはなりません。植えた植物たちは年々成長してしだいにイメージどおりの姿に変化していきます。焦らず、管理を楽しみながら気長に見守っていきましょう。雑貨を取り入れたイングリッシュガーデンは、おしゃれでとっておきの癒しの時間をつくってくれるかもしれません。

mayumi
ライター

mayumi

植物、動物が大好き!そして食に大変興味があります。 室内では観葉植物、猫の額のような庭には四季の花ばな。 これからも、いろいろ勉強させていただきます。

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