はじめに
レンガは、ガーデニングに使われるイメージは少ないかもしれませんが、実は庭の飾りやガーデニング用品などにも使える便利なものです。さまざまな使い方のあるレンガについて、まずはガーデニングとDIYに向いたレンガの種類をご紹介します。
レンガの種類
レンガにはいくつも種類があるので、ガーデニングとDIYそれぞれに向いたレンガが存在します。ここでは4つの代表的なレンガをご紹介します。
赤レンガ
最も基本的なレンガが赤レンガです。赤レンガは他の3つよりも安価で、ホームセンターなどでも多く見られます。火には弱いですが水にはとても強く、1番ガーデニングと園芸に向いているレンガといっても過言ではありません。比較的に軽くサイズも選べるので、室内装飾にもぴったりです。
焼き過ぎレンガ
焼き過ぎレンガは文字通り、赤レンガよりも長く焼いたレンガです。そのため火には強いですが、吸水率が低いためガーデニングには向いていません。アンティークなどの飾りや、窯などによく使われます。一般的なレンガの20倍ほど火に強いので、長時間使われるピザ窯がおすすめです。
オーストラリアレンガ
オーストラリアレンガは、外国レンガのなかで最も多く輸入されているレンガです。火には少し弱いですが品質が安定しており、ホームセンターなどでも比較的安く購入できます。サイズは大きめなので床のタイルなどに向いており、ガーデニングにはあまり向いていません。
アンティークレンガ
アンティークレンガはその名の通り、古く見えるような加工をしたレンガです。その性質上ガーデニングにとても向いており、植木鉢やライトの飾りなどに使えます。その一方で強度は弱く、乱暴に使われるDIYや長時間使う道具などには向いていません。
ガーデニングでのレンガ活用術
ご紹介したように、レンガにはいろいろな種類があります。園芸に使われるものからDIYの素材に向いたものまでたくさんのレンガがあるので、ここではそれぞれに向いた活用術をご紹介します。
花壇
レンガの有名な活用術が、花壇です。薄いレンガで下地を作り、その上に順番にレンガを置くだけです。敷き方も簡単で、同じサイズのレンガをお好みの長さで並べるときれいにできあがります。下地には「はんぺん」と呼ばれるタイプのレンガを購入して使うと、強度も安心して使用できます。
レンガを縦向きに置く方法も
横向きに並べる方法が一般的なレンガの花壇ですが、縦向きにレンガを置くという方法もあります。もし土台が土ならそのまま縦に置けます。そうすると下地に使うレンガを節約でき、材料代の節約が可能です。また、縦からの圧力にも強くなるので、花壇も簡単には崩れません。