12月の種まきのコツとは?冬の種まきにおすすめのグッズも紹介!

12月の種まきのコツとは?冬の種まきにおすすめのグッズも紹介!

12月は気温が低く花の栽培には難しい季節ですが、冬の寒さにも強い花のなかには12月でも種まきができる種類もあります。ただし12月の種まきお成功させるにはコツが必要です。そこで初心者でも失敗しない12月の種まきのコツを、おすすめグッズと一緒に紹介します。

記事の目次

  1. 1.12月でも種まきはできる?
  2. 2.11月・1月向きの花を12月に種まきする方法
  3. 3.12月に花の種まきをするデメリット
  4. 4.12月の種まきにおすすめのアイテム
  5. 5.12月に種まきできるおすすめ品種
  6. 6.まとめ

12月でも種まきはできる?

フリー写真素材ぱくたそ

気温が下がる冬は、庭に植えた花の多くが枯れてしまうため「冬=土づくりの時期」が庭づくりの基本です。ところがガーデニングで人気が高い花のなかには、耐寒性が強く冬の寒さにも負けずに発芽・生育する花もあります。このように耐寒性の強い花の場合は、12月でも種まきができます。

11月・1月向きの花を12月に種まきする方法

Photo by uka0310

12月に種まきができる花の種類は少ないのですが、12月の前後1カ月にあたる11月と1月にも種まきができる花はあります。種まきの適期は発芽に適した温度をもとに計算されていますが、発芽に必要な温度で栽培すれば、11月や1月が適期とされる花でも12月の種まきが可能です。

11月が種まきの花の場合

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11月に種まきする花は、発芽適温が15℃前後としている花もあります。暖地・温暖地のなかには冬の季節でも気温が15℃以上の地域もあるため、花の種類によっては12月に種まきができます。ただし失敗せずに発芽させるには、鉢植えにして温度管理がしやすいように工夫するのがポイントです。

12月中の1日の気温をチェックする

フリー写真素材ぱくたそ

11月を種まきの適期としている花を1カ月遅れで種まきする場合、季節の平均気温をチェックするのではなく、12月の早朝・日中・夜間の気温をチェックしてください。特に冬の季節のなかでも12月は夜間~早朝に温度が下がりやすいため、状況によっては夜間~早朝の寒さ対策が必要になります。

段ボールを使う寒さ対策

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保温性のある段ボールは、簡単にできる寒さ対策としておすすめ!

12月の温度管理にはエアコンを使うのがおすすめですが、エアコンが設置されている部屋に土を持ち込みたくない場合もあります。このような場合は、育苗ポットまたは鉢植えに段ボールをかぶせるだけでも寒さ対策になります。ただし1日中かぶせていると日照不足になるため、夜間~早朝の寒さ対策として使用してください。

1月が種まきの花の場合

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1月が種まきの花は寒さに強い品種が多いのですが、12月に種まきができる花より1月種まきの花のほうが種類は少ないため、栽培できる花を見つけるのが大変です。また1月に種まきする花は発芽するまでの期間が長い花が多いため、庭に直まきするより鉢植えのほうが、管理はしやすくなります。

気候によっては1月向けも12月種まきが可能

フリー写真素材ぱくたそ

花の種のパッケージには、種まきに適した時期の目安が書かれています。表示を見てみると「暖地の種まき時期」「温暖地の種まき時期」「寒冷地の種まき時期」にわかれており、区分によって種まきの時期の目安に1カ月前後のズレがあります。そのため1月が目安の花も、区分によっては「12月でもOK」とされるのです。

暖地なら2月向けでも12月OKの場合も

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冬でも温かい暖地と寒さが厳しい寒冷地では、冬の寒さのピークに最大1カ月のずれがあります。全国的には2月下旬~3月下旬(寒冷地は除く)に気温が上がり始めますが、暖地では1月上旬~2月上旬には温度が高くなってきます。そのため一般的に2月が種まきの花も、暖地なら工夫次第で12月の種まきもOKです。

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12月に花の種まきをするデメリット

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