「徒長」とは?概要や原因をご紹介!対処法・治し方を併せて解説!

「徒長」とは?概要や原因をご紹介!対処法・治し方を併せて解説!

観葉植物を育てていたら、茎が伸びて徒長してしまったありませんか?お店で気に入って購入したのに形が変わってしまうとショックですよね。これから観葉植物を育ててみようと考えている方や徒長の経験がある方が知っておくといい対処方や徒長苗になる理由などをご説明します。

記事の目次

  1. 1.徒長とは?
  2. 2.徒長の原因
  3. 3.植物の水やり
  4. 4.肥料の適切な与え方
  5. 5.徒長の治し方
  6. 6.観葉植物を楽しむために
  7. 7.まとめ

徒長とは?

徒長(とちょう)とは、観葉植物などが茎や葉が伸びて本来の形から変形してしまった状態のことを指します。例えば、観葉植物を日陰で風通しの悪いところに数日間置くと、葉が密集して生えていた状態から、葉の密度が広がり、ヒョロヒョロと弱って見える状態に変形してしまうのです。徒長苗になる理由と原因を知り、正しく対処して徒長を防止しましょう。

徒長の原因

徒長の原因は、観葉植物が日光不足や高温多湿、風通しの悪さや肥料を与え過ぎ、過度の水やりが挙げられます。徒長を防止するためには、日当たりのいいベランダの窓際や花壇、そして風通しがいい場所に植物を置くなどの対処をします。植物によっては葉緑素が少なく淡い色をしていてるものなどは、直射日光が苦手なものもあるので、育てる植物により個別で日当たりの調整が必要です。

徒長の原因

  • 日光不足
  • 過度の水やり
  • 肥料のあげ過ぎ
  • 風通しの悪さ

徒長防止に必要な日光量

Photo byFree-Photos

室内で観葉植物を育てるときは、徒長苗を防止するためにも最低どの程度日光に当てたらいいのか考えますよね。植物によって必要な日光量は違いますが、日光があまり必要ないと言われている観葉植物でも、週に3〜4日程度は日当たりのいい場所に5時間以上は置いておかないと、徒長したり弱った植物になったりします。日当たりのいい場所と言っても夏場の直射日光は葉焼けを起こす可能性がありますので厳禁です。

観葉植物の風通しと徒長の関係性

観葉植物は風通しも重要です。理由はじめじめした環境はカビなどが発生する原因にもなり、風通しが悪いと成長ホルモンが分泌されて徒長しやすくなるからです。もし室内に植物を置く場合はあまり隣接して置かず、窓を開けて風通しをよくするか、サーキュレーターなどで風を送るなどで対処するとよいでしょう。

Photo by cinz

「風通しがよいと植物にはいい」といいますが、エアコンの風などは勢いが強過ぎたり、温風、冷風と一気に温度が変わったりするので植物にはよくありません。直接には風が当たらないようにしましょう。また、外に置く場合でもあまりに風が強いと葉が取れたり乾燥のし過ぎで枯れたりしてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

徒長防止のポイント

  • 週に3〜4日最低5時間日光に当てる
  • 風通しのいい場所に置く

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植物の水やり

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